ブログのアクセス数を増やす方法11選!【初心者向けに解説】
ホームページ・ブログのアクセス数が増えないのはなぜか、どうやって増やせばよいのかとお悩みではないでしょうか?この記事では、ホームページ・ブログのアクセス数が増えない原因と増やす方法、アクセス数の目安について解説します。
ブログのアクセス数を増やす方法
本記事で紹介する方法をおこなうことでブログのアクセスを増やすことができます。
アクセス数を増やすための取り組みの多くが、ユーザーが読みやすく、わかりやすい記事を作ることです。ユーザーにとって価値のあるページはGoogleからも評価されるためSEO効果もあります。
実際に本サイト(SEM Plus)でも実践している方法も含まれているため、是非取り組んでみてください。
【ブログのアクセス数を増やす方法⑪選】
- 検索意図を満たした記事を書く
- 定期的にリライトをする
- 関連記事への内部リンクを貼る
- E-E-A-Tを高める工夫をする
- 被リンク・サイテーションを獲得する
- ターゲットを意識したキーワード選定
- 特定のジャンル・テーマで絞って記事を作る
- 読者の関心を引くタイトルにする
- 内容が伝わるディスクリプションを設定する
- 構造化データを使用してリッチスニペットを表示させる
- SNSで記事をシェアする
それぞれ解説します。
検索意図を満たした記事を書く
アクセス数を増やすには、より多くの検索意図を満たした記事を書くことが重要です。
検索意図とは、検索ユーザーがGoogleやYahoo!で検索するときの、知りたい情報や解決したい問題を指します。
検索ユーザーの悩みや問題を解決できる記事を書くことで、検索上位表示されやすくなり、結果としてアクセス数が増加します。
また、他のサイトと比べて「より多くの検索意図を満たす」記事を書くことも効果的です。
記事に対するGoogleの評価は絶対評価ではなく相対評価なので、より価値のある記事が検索上位に表示されます。
つまり、アクセス数を増やすためには、検索意図をただ満たすだけでなく、より多くの検索ユーザーを満足させられる記事を作成する必要があるということです。
定期的にリライトをする
定期的に記事をリライトをすることで、アクセス数が増加します。
リライトとは、自社ホームページ・ブログの文章を書き変える作業です。検索順位やコンバージョンの向上を目的として行われます。ここで言うリライトは、他サイトの文章を書き変えて新規記事を作成する行為ではありません。
記事のリライトで行う主な作業は以下の通りです。
・不足している検索意図を追加する
・オリジナルコンテンツを追加する
・ディスクリプションを設定する
・文章を読みやすくする
・タイトル、見出しを修正する
・画像・動画を設置する
アクセス数を増やすためには、記事の順位に応じて適切なリライト方法を選択する必要があります。
関連記事への内部リンクを貼る
関連記事のリンクを貼ることで、検索順位・回遊性が向上しアクセス数が増加します。
内部リンクとは、自サイト内の記事を対象に貼られたリンクです。検索ランキングを決める重要な指標の一つであり、内部リンクを最適化することでクローラーの巡回を促し、記事がインデックスされやすくなります。
アクセス数が増える内部リンクの貼り方は以下の通りです。
・アンカーテキストを最適化する
・重要なページに内部リンクを集中させる
・パンくずリストを設定する
・関連性の高いコンテンツを充足して良質な内部リンクを増やす
また、内部リンクには回遊性を高める効果もあります。
記事に書かれた内容を補足する記事や関連する記事に内部リンクを貼ることで、記事を読んだ読者を別の記事へ誘導し、アクセス数が増加します。コンバージョンにつながりにくい記事であっても、内部リンクで別の記事へ誘導すればコンバージョンが獲得できるかもしれません。
E-E-A-Tを高める工夫をする
EATを高めることで、Googleからの評価が向上しアクセス数が増加します。
EATとは、Googleガイドラインにおけるページ品質評価の最重要項目です。
Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取って、EATと呼ばれています。特に、お金や健康に関わるYMYLジャンルでアクセス数を増やす場合に効果的な方法と言えるでしょう。
以下の点を意識することでEATを高めることができます。
・特定のテーマやジャンルを扱う
・専門性の高い情報を盛り込む
・一次情報を盛り込む
・運営者情報を明示する
・被リンク、サイテーションを獲得する
・専門家が記事の監修をする
・公的機関のサイトから引用、参照する
被リンク・サイテーションを獲得する
被リンク・サイテーションを獲得することでアクセス数が増加します。
被リンクとは、外部サイトから自社サイトに貼られているリンクのことです。サイテーションとは、他のサイトでサイトが引用・言及されることを指します。
前述したように、EATを高める効果が期待でき、検索順位向上によるアクセス増加が期待できます。また、他サイトに自社サイトのURLが貼られることで、他サイトからの流入も増加します。
被リンク・サイテーションを獲得する方法は以下の通りです。
・コンテンツによる自然なリンクの獲得
・主体的にリンクを獲得する
・言及されやすい名称にする
・構造化マークアップを行う
・SNSを運用する
ターゲットを意識したキーワード選定
適切にキーワードを選定することで、アクセス数が増加します。
自サイトのターゲットが検索しそうなキーワードを選定すれば、検索キーワードからユーザーの検索意図やニーズを把握でき、意欲の高いユーザーの集客が可能です。
適切なキーワード選定を実施することで以下のような効果も期待できます。
・ユーザーニーズを深く理解できる
・有益な情報を提供するコンテンツを作れる
・ユーザーからも検索エンジンからも評価されやすいWEBサイトを構築できる
・ユーザーニーズと対策キーワードのミスマッチを防げる
・複合キーワードを見つけやすい
特定のジャンル・テーマで絞って記事を作る
記事の数を増やすことで、アクセス数が増加します。
特定のジャンルの記事を増やすことでサイトの専門性が高くなり、記事の順位が上がりやすくなるからです。また、検索画面に表示される記事が増えることでアクセス数が増加する側面もあります。
ただし、ただ記事数を増やせばよいわけではありません。競合サイトよりも特定のジャンル・テーマで記事をたくさん書く必要があります。
あるテーマについて競合サイトが30記事書いているなら、そのテーマについて50記事・100記事と記事数を増やすことで、競合サイトより専門的なサイトと認識され、検索順位があがりやすくなります。読者としても、情報量が多いサイトの方がより参考になると考えるでしょう。
読者の関心を引くタイトルにする
読者の関心を引くタイトルにすることでクリック率が高くなり、アクセス数が増加します。
記事のタイトルは、読者が検索画面に並ぶ記事からどの記事をクリックするかを判断する材料です。読者にとって他の記事より魅力的だと思わせるタイトルにする必要があります。
クリック率が高くなるタイトルの付け方は以下の通りです。
・キーワードは前半部分にいれる
・32文字以内にする
・具体的な数字を入れる
内容が伝わるディスクリプションを設定する
タイトルと同様に、ディスクリプションもクリック率に影響を与える要素です。
ディスクリプションには、だれが見ても読みやすくわかりやすいテキストを書くようにしましょう。文字数が多すぎないように気をつけることも重要です。ディスクリプションに表示される文字数は80文字前後なので、長すぎると後半部分が省略されます。
ディスクリプションは、書いた内容がそのまま表示されるとは限りません。クリック率を無理に高めようとして記事の内容とは関係ない文章をディスクリプションに書いてしまうと、Googleが記事に一部を切り取ってディスクリプションに表示します。
アクセス数を増やすには、読者目線でディスクリプションを書くことが重要です。
構造化データを使用してリッチスニペットを表示させる
構造化データを使用してリッチスニペットを表示させると、アクセス数が増加します。
リッチスニペットとは、検索結果のタイトルやURLの下に表示されるWEBサイトの説明文です。画像や評価、レビューなどの情報を読者に提供できるためクリック率の向上が期待でき、アクセス数増加につながります。
【リッチスニペットの種類】
・写真、画像、動画
・評価、レビュー、価格
・イベント情報
・会社概要
構造化データで正しくマークアップすることで、検索結果にリッチスニペットを表示させることができます。
SNSで記事をシェアする
FacebookやTwitter、InstagramといったSNSで記事をシェアすることで、外部からのアクセス数を増やすことができます。
SNSを経由してアクセス数を増やす方法は以下の通りです。
・定期的に記事を紹介する
・記事の拡散を狙う
・インフルエンサーからいいね、リツイートしてもらう
・プロフィールにサイトURLを添付する
・テーマに興味を持つフォロワーを集める
・フォロワーとコミュニケーションする
ただし、以下のような点を意識してSNSを運用する必要があります。
・炎上による企業のマイナスイメージ
・長期的な運用が必要
ブログのアクセス数が増えない原因
ホームページ・ブログのアクセス数を増やすためには、先にアクセス数が増えない原因を把握することが重要です。問題を解消せずにあれこれ挑戦しても、十分な効果は期待できません。
ホームページ・ブログのアクセス数が増えない原因として、以下のような点が想定されます。
・運用歴が短い
・テーマが定まっていない
・SEOのペナルティ
・被リンクが少ない、もしくは全くない
・日記のような記事を書いている
・記事数が少ない
・SNSに頼っている
・記事を書いてから3ヶ月経っていない
上記に該当する場合には、先に問題点を解決することをおすすめします。
新規ドメインで記事を書いている
立ち上げたばかりのホームページ・ブログは、期待するほどアクセス数が増えない場合がほとんどです。
記事数が少なく内部リンクも十分に設置されていない新規ドメインは、クローラーから記事を見つけてもらうまでに時間がかかります。
また、エイジングフィルターが影響している可能性もあります。エイジングフィルターとは、新規ドメインが一定期間検索アルゴリズムからの評価が低くなる現象です。Googleは公式に認めていませんが、実務レベルでは存在すると考えられています。
上記の問題は、中古ドメインを利用することで解決できます。中古ドメインとは、過去に利用されたことがあるドメインや期限が切れて所有者がいないドメインです。
ドメインの運用年数や獲得した被リンクを引き継ぐため、新規ドメインよりも早くアクセス数を増やすことができます。ただし、低評価もそのまま受け継いでしまうデメリットがあるため、運用には注意が必要です。
複数のテーマで記事を書いている
ホームページ・ブログのテーマが定まっていないと、アクセス数が思うように伸びないことがあります。
Googleはホームページ・ブログに掲載されている記事の内容からテーマを把握するため、複数のテーマで記事を書いていると記事の評価が遅くなるからです。
3つのテーマで10記事ずつ書いている場合より1つのテーマで30記事書いている方が、記事の評価が早くなり、検索順位も上がりやすくなります。
また、検索需要が少ないテーマのサイトは、アクセス数も少ないです。たとえば、カバディ(鬼ごっことドッジボールを融合したようなスポーツ)について解説したブログより、サッカーについて解説したブログの方が興味を持つ人が多いため、アクセス数は多くなります。
「カバディ」:検索ボリューム 49,500
「サッカー」:検索ボリューム 550,000
ただし、需要の多いテーマの記事は競合も多くなり、検索順位が上がりづらくなるため、逆にアクセス数が増えなくなることもあります。
Googleからペナルティを受けている
Googleからペナルティを受けていると検索順位が大幅に下がったり、検索画面に記事が表示されなくなったりするため、アクセス数は増えません。
Googleペナルティとは、Googleのウェブマスターガイドラインにおける品質に関するガイドラインに背き、不正や違反をしているWebサイトに対してGoogle側が実施する処置のことです。
Googleのアルゴリズムによって不正や違反が自動で判断されて罰を受ける「自動ペナルティ」と、Googleの監視スタッフが各サイトをチェックして評価をする「手動ペナルティ」の2種類があります。
Googleからペナルティを受ける原因としては以下のようなものがあります。
・過剰なSEO対策によるキーワードの羅列や重複
・隠しテキスト、隠しリンク
・不正な誘導
・外部リンクの購入
・コピーコンテンツ
・低品質なコンテンツ
・重複コンテンツ
Googleからペナルティを受けているかどうかはGoogleサーチコンソールで確認でき、自分で解除することもできます。
検索需要のない記事ばかりを書いている
日記のような検索需要のない記事ばかりを書いていると、アクセス数は増加しません。記事が検索画面に表示されるためには、検索需要のある内容が書かれている必要があるからです。
たとえば、「今日の朝食のメニュー」や「最近驚いたこと」といった他人が興味を持たない記事は、検索して記事を探そうとする人は誰もいません。記事が検索されないということは、記事が検索画面に表示されない、つまりアクセス数は増えないということです。
アクセス数を増やすには、検索需要がある内容の記事を書く必要があります。
クローラーに認識されていない
クローラーに認識されていなければインデックス化されないため、アクセス数を増やすのは難しいです。
記事数が少なく内部リンクも貼られていないと、記事がクローラーに発見されるまでに時間がかかります。クローラーとは、GoogleがWeb上の情報を周期的に集め、自動的にデータベース化するプログラムです。
クローラーはリンクをたどってWeb上を巡回しているため、記事数が少ないとなかなか発見してもらえません。
また、記事数が少ないと検索画面に表示される機会も少ないため、アクセス数は増えにくい傾向にあります。記事数の増加に比例して、アクセス数も増加します。ただし、検索上位表示できない記事ばかりを増やしても、アクセス数は増加しません。
アクセス数の確認方法
自サイトのアクセス数は、Googleアナリティクスから確認できます。
Googleアナリティクスとは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。Webサイトへの流入経路や各ページの閲覧回数など様々なデータを確認できます。
Googleアナリティクスで確認できるアクセス数は以下の通りです。
・期間別のアクセス数
・流入チャネル別のアクセス数
・ページ別のアクセス数
・キーワード別のアクセス数
・過去の期間と比較したアクセス数
他サイトのアクセス数を確認する場合は、AhrefsやUbersuggestといったSEOツールを使用します。
まとめ
ホームページ・ブログのアクセス数を増やすには、原因となっている問題を解決し、効果的な方法で対策する必要があります。効率良くアクセス数を増やすには、コンテンツSEOに取り組むのが効率的です。
弊社のコンテンツSEOサービス「プラスワード」なら、SEO戦略に基づいた分析・企画とE-A-Tを考慮した記事作成により、社内に担当者がいなくても短期間で成果を出せます。
ご興味がありましたら、お問合せいただければ幸いです。詳細をヒアリングの上、記事作成経験豊富な弊社スタッフが、御社に合ったご提案を致します。
ぜひ、読んで欲しい記事
- コンテンツSEO記事作成代行会社おすすめ10選│格安で記事制作を依頼できる外注先も紹介2024/11/13
2024/11/13
- コンテンツSEOキーワードカニバリゼーション対策|SEOに悪影響なカニバリの改善方法2024/10/30
2024/10/30
- コンテンツSEOトピッククラスターとは?作り方とSEOに効果的な理由【管理シート付き】2024/10/16
2024/10/16
- コンテンツSEOコンテンツSEOとは?成功事例をもとにメリットや進め方を解説2024/08/23
2024/08/23
- コンテンツSEOSEOと文字数の関係とは?文字数について覚えておくべき6つのポイント2024/09/04
2024/09/04
- コンテンツSEOYMYLとは?対象ジャンルとテーマ例・SEO対策のポイントを解説2024/04/03
2024/04/03