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SEO対策 2024/06/20

オーガニック検索(自然検索)とは?流入を増やす方法とメリットを解説

オーガニック検索とは?基本を詳しく解説のサムネイル画像です

「オーガニック検索とはどんな意味なのか」「リスティング広告で表示されるページと何が違うのか」「オーガニック検索で集客を狙うとどんなメリットがあるのか」など気になっている方も多いのではないでしょうか?本記事では、オーガニック検索について初心者にも分かりやすく解説します。

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オーガニック検索(自然検索)とは?

オーガニック検索とは、GoogleやYahoo!の検索結果ページに表示される検索連動型広告などの有料広告枠を除いた検索結果部分の事です。「オーガニックサーチ」や「自然検索」「ナチュラル検索」とも呼ばれます。

オーガニック検索


上記検索結果画面(SERPS)の画像内で、上部に「広告マーク」がついている部分がリスティング広告枠となり、その下に表示されている部分がオーガニック検索です。

1-1

オーガニック検索とリスティング広告の違い

オーガニック検索とリスティング広告の違いは、費用を払って検索結果に表示させているかどうかです。

リスティング広告は、検索画面に表示された広告がクリックされた時に費用が発生するクリック課金制になり、設定したクリック単価とページの品質(品質スコア)によって表示順位が決定され検索結果画面に表示されます。

一方、オーガニック検索はGoogleのアルゴリズムによって評価したぺージが検索結果画面に表示されます。

▼ 具体的なオーガニック検索枠と、リスティング広告枠の違いは以下になります。

オーガニック広告リスティング広告
特徴アルゴリズムによって順位が決定品質スコアとクリック単価によって順位が決定
コスト無料クリックごとに費用発生
時間検索画面に表示されるまでに時間がかかる設定をおこなえばすぐに検索画面に表示される
メリットブランディング効果がある・CTRが高い費用を払えば必ず検索結果に表示される
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オーガニック検索とSERPsとの違い

オーガニック検索と近い意味の用語に、「SERPs(サープス)」があります。オーガニック検索は、検索エンジンが提供する、広告などの支払いを伴わない検索結果の一部を指します。

一方、SERPsはユーザーが特定の検索クエリを入力したときに検索エンジンによって表示される検索結果ページ全体を指します。

SERPsにはオーガニック検索結果だけでなく、ユーザーの検索クエリに対して最も関連性が高いと検索エンジンが判断した全ての情報(有料の広告、ローカルパック、ナレッジパネル、強調スニペット)など、様々な種類の情報が含まれます。

SERPs


SERPsに表示される情報については、別のページで詳しく解説しています。

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オーガニック検索に表示される項目

オーガニック検索にはユーザーが表示されたURLの内容を理解できるように、サイト内で設定してあるデータやテキスト情報を元に様々な情報が表示されます。

オーガニック検索に表示される項目


サイト内で設定したデータを元に表示される項目は、「ファビコン」「サイト名」「ドメイン」「パンくずリスト」です。

サイト内で設定したデータを元に表示される項目
【画像引用元】アトリビューション -  Google 検索の視覚要素ギャラリー


サイト内のテキスト情報を元に表示される項目は、「タイトル」「説明文」「更新日もしくは投稿日」などになります。

サイト内のテキスト情報を元に表示される項目
【画像引用元】テキスト検索結果 -  Google 検索の視覚要素ギャラリー


この中でも、タイトルや説明文(スニペット)はユーザーがURLをクリックするかどうか判断する上で大きな判断材料になるため、オーガニック検索のCTR(クリック率)に影響します。

また、上記で紹介した項目が必ずオーガニック検索で表示される訳ではありません。項目によっては、サイト内のHTMLタグや構造化データで設定する必要があります。

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オーガニック検索に表示される仕組み

オーガニック検索に表示される仕組みには、検索エンジンのアルゴリズムが大きく関わっています。オーガニック検索結果は、ユーザーが検索エンジンに入力したクエリ(検索キーワード)に最も関連性の高いWEBページを自動的にランク付けして表示します。

Googleなどのロボット検索エンジンは、クローラー(スパイダー)と呼ばれるロボットを使用してインターネット上のページを定期的に「クローリング」します。

クローラーはリンクをたどり、見つけたページのコンテンツを読み取り、検索エンジンのデータベースに格納(インデックスに追加)します。

インデックス作成されたページは、ユーザーによって検索が行われた際に、キーワードとの関連性や品質、位置情報、検索履歴、ページエクスペリエンスなど200以上のランキングシグナルに基づいてランキングされます。

尚、アルゴリズムは検索エンジンによって異なるため、検索エンジンごとにオーガニック検索に表示されるURLが異なります。

日本で利用されることが多いYahoo!は、現在Googleの検索エンジンを利用しているためGoogleとYahoo!のオーガニック検索結果は殆ど同じですが、Microsoftが提供しているBingのオーガニック検索結果を見るとGoogleとは異なるURLが表示されています。

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オーガニック検索に表示されるURLは変化する

オーガニック検索に表示されるURLは定期的に変化しています。そのため「朝1位だったURLが夕方には3位」「昨日10位だったURLが今日は1位」という感じで見るタイミングによってランキングが変動しています。

理由は大きく2つあり、一つ目は検索エンジンが定期的にアルゴリズムを更新しているためです。また、Googleはコアアルゴリズムアップデートやヘルプコンテンツアップデートなど、大規模なアルゴリズムアップを年に数回行っています。

これにより、オーガニック検索に表示されているWEBサイトのランキングが変動します。

2つ目はWEBサイトの内容が更新、新しいページの追加、既存のコンテンツの削除があった場合、ページの評価が変わるためオーガニック検索におけるURLの表示が変わることがあります。

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オーガニック検索に表示させるメリット

オーガニック検索に、自社のWEBページを表示させるメリットは以下の3点です。

  1. リスティング広告よりもアクセスが増加する
  2. 無料でアクセスを集められる
  3. ブランディング効果がある
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リスティング広告よりもアクセスが増加する

オーガニック検索に表示させる1つ目のメリットは、リスティング広告よりもアクセス数が増加することです。

理由は、リスティング広告とオーガニック検索のクリック率の違いにあります。

リスティング広告オーガニック検索
掲載順位クリック率(CTR)検索順位クリック率(CTR)
1位2.10%1位39.80%
2位1.40%2位18.70%
3位1.30%3位10.20%
4位1.20%4位7.40%

【参考資料】:Google CTR in 2018: Paid, Organic, & No-Click Searches


広告は、お金をかければキーワード検索をしたユーザーが求めている情報かどうかに関わらず表示されますが、オーガニック検索は、ユーザーが求めている情報でなければ表示されません。

ユーザーも検索エンジンが関連があるページを自然にランキングしていることを理解しているため、広告よりもオーガニック検索結果をクリックすることを好むユーザーが多いのです。

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無料でアクセスを集められる

オーガニック検索に表示させる2つ目のメリットは、無料でアクセスを集められることです。

前述したように、有料の広告枠とは異なりユーザーがオーガニック検索枠に表示されたページを何回クリックしても、費用が発生することはありません。

そのため、Googleからユーザーにとって有益なWEBサイトであると判断されるページを作成しオーガニック検索の上位に表示されれば、無料でアクセスを集め続けることができます。

またSEO対策を継続的に行い、ページの更新やサイト全体の品質向上に取り組めば上位に表示され続けるため、長期的に無料でアクセスを集めることができます。

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ブランディング効果がある

オーガニック検索に表示される3つ目のメリットは、知名度が高まりブランディング効果が見込めることです。

費用をかけて掲載する広告に比べ、オーガニック検索枠はGoogleに評価されたことで掲載されるため、ユーザーが見た際に信頼性の高いサイトだと認識します。そのため、企業にとってのブランディング効果があります。

また、タイトルタグやディスクリプションタグに企業名やサービス名を入れている場合は、検索結果に表示されるため、特定のジャンルで多くのキーワードが上位表示された場合に、企業・サービスの認知度向上に繋がります。

知名度やブランド力が向上しているかどうかは、「指名検索」の数を確認することで効果を実感することができます。

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オーガニック検索の流入を増やす方法

オーガニック検索の流入数を増やすには、以下3つの方法をおこないます。

  1. 検索順位を上げて表示回数を増やす
  2. クリック率を高める
  3. 指名検索を増やす

オーガニック検索からの流入数を増やすためには、まずは自社のWEBサイトの検索順位を高めて表示回数を増やす必要があります。表示回数が増えたらユーザーのクリック率を高めます。

このサイクルができたら、より多くのキーワードで露出するためにコンテンツの数(ページの数)を増やしていきます。

最後にブランディングをおこない、会社名やサービス名で検索する指名検索を増やします。オーガニック検索の流入数を増やすには、どれか1つを強化すれば良いわけではなくバランスよく全ておこなう必要があります。

それぞれの具体的なやり方を次の項目で解説します。

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流入を増やす方法① 検索順位を上げて表示回数を増やす

オーガニック検索の流入を増やすための1つ目の方法は、WEBサイトの検索順位を上げて表示回数を増やすことです。

WEBサイトの検索順位を上げるためには、以下の取り組みが必要になります。

  • Googleから評価されるコンテンツを作成する
  • 内部対策をおこなう
  • 外部対策をおこなう

Googleから評価されるコンテンツを作成する

Googleは、検索ユーザーが入力した検索キーワードと、関連性が高くユーザーにとって役に立つページを検索結果画面に表示します。

そのため、最初にユーザーの検索意図が何かを考慮して回答となるコンテンツを作成します。ポイントはインターネット上にある情報をまとめたページを作るのではなく、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼)を意識して、実際の経験談や専門家としてのノウハウを元にした独自性や専門性の高いページを作成することです。

高品質なページが増えていけば、様々なキーワードで露出が高まり結果表示される回数が増えていくため、新しいコンテンツを増やしていくことも大切です。

内部対策をおこなう

検索順位を上げるためには内部対策も大切です。内部対策とはページのテーマやコンテンツの内容を検索エンジンに正しく伝えたり、ページのユーザビリティを改善し、検索エンジンからの評価を高める施策のことです。

高品質なコンテンツを作っても、それがGoogleに伝わっていなかったり、ページの利便性が悪ければ検索エンジンからもユーザーからも評価されません。

そこで以下のような施策をおこないます。

  • titleタグ、見出しタグの最適化
  • 関連するページへ内部リンクの設置
  • 重複したページの削除、正規化
  • モバイルフレンドリーなページの作成
  • CWVの改善(ページの表示速度など)
  • シンプルなサイト構造への変更
  • パンくずリストの設置
  • altタグの設定

など

外部対策をおこなう

コンテンツの作成と内部対策をおこなったら、外部対策にもチャレンジしてみましょう。外部対策とは、自サイトに向けられたリンクを増やしてサイト全体の評価を高める施策です。

Googleは、被リンクの数や質によってWEBサイトの信頼性を評価する「Page Rankアルゴリズム」を導入しているため、関連性や権威性の高い被リンクを獲得することで検索順位が高くなります。

ただし、お金を払って被リンクを購入したり低品質なリンクに登録してもSEO効果はありません。自然に獲得したリンク、通称「ナチュラルリンク」を増やしましょう。

被リンクの獲得方法については、別の記事で詳しく解説しています。

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流入を増やす方法② クリック率を高める

SEO対策によって表示回数が増加したら、次はクリック率を高めてオーガニック検索からの流入を増やしましょう。

具体的な手法は以下3点です。

  1. 魅力的なタイトル・説明文に変更する
  2. 構造化データマークアップをおこなう
  3. 強調スニペットを表示させる

魅力的なタイトル・説明文に変更する

クリック率を高めるためには、検索結果画面に表示されるタイトルと説明文を最適化します。タイトルや説明文は検索結果ページに表示されるため、ユーザーがクリックを決定する際の重要な判断材料となります。

タイトル・説明文の最適化


タイトルに関しては、検索キーワードを含めることが基本です。しかし、単にキーワードを羅列するのではなく、ユーザーが検索結果を見たときに、そのページが何を提供しているのか、どのような価値があるのかを瞬時に理解できるような表現を心がけます。尚、文字数は30文字前後にまとめます。

説明文も、キーワードを自然に織り交ぜつつ、そのページが解決できる問題や提供できる情報、ユーザーにとってのメリットを具体的な数字や結果を含めて約100文字前後で作成します。

構造化データマークアップをおこなう

構造化データとは、WEBページのコンテンツを検索エンジンが理解しやすい形式でマークアップするためのコードであり、実装するとGoogleの検索結果にリッチリザルトが表示されやすくなります。

リッチリザルトの表示


リッチリザルトには、評価の星、製品の価格、在庫状況、レシピの調理時間など、通常の検索結果よりも多くの情報が含まれるため、ユーザーの注意を引き、クリック率を向上させる要因になります。

構造化データの実装には、schema.orgが提供する多様なマークアップタイプを利用します。例えば、記事、イベント、商品、レシピなど、特定のコンテンツタイプに合わせたマークアップを選択し、そのページのHTMLに追加します。

Googleの検索結果に表示されるリッチリザルトの種類に関しては、別の記事で詳しく解説しています。

強調スニペットを表示させる

強調スニペットは、検索結果ページの1位のサイトの上部に表示される特別なフォーマットで、1位のサイト内から抜粋されたテキストが検索結果画面に表示されます。

強調スニペットの表示


強調スニペットはオーガニック検索の2位以下のページと比較して検索結果上で目立つため、クリック率の向上が期待できます。

検索エンジンは、ユーザーの質問に最も適切に答えるコンテンツを強調スニペットとして選択しようとします。そのため、ユーザーの質問に関連する見出しを作成し、その見出し直下のテキストに配置することが表示されやすくなります。

ただし、強調スニペットが常に保証されるわけではなく、検索エンジンのアルゴリズムの変更により表示が変わることもあります。

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流入を増やす方法③ ブランディングを強化して指名検索を増やす

自社のブランディングを強化して指名検索を増加させることも、オーガニック検索での流入を増やす方法として有効です。指名検索とは、ユーザーが特定の社名・サービス名・ブランド名・メディア名・WEBサイト名などを直接検索エンジンに入力することによっておこなわれる検索のことを指します。

指名検索を増やすためには、まずブランドの認知度を高める必要があります。SNSやYouTubeの活用、他社メディアへの寄稿、プレスリリースなどが効果的です。

また、オンラインだけでなくオフラインでのマーケティング活動も重要です。リアルイベントへの参加や展示会への出展、交通広告への掲載などをおこなうことでブランドの認知度が高まり指名検索が増えていきます。

指名検索で流入するユーザーは既に自社の事を知っているユーザーのため、キーワード検索から流入したユーザーよりもコンバージョン率が高くなる傾向があるため、予算や活用できるリソースを考えながら積極的におこなっていきましょう。

尚、指名検索が増えたかどうかを確認するには、Googleキーワードプランナーを使うことで確認することが出来ます。

キーワードプランナーの使い方については、以下のページを参考に進めてみてください。

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オーガニック検索の流入が増えたかどうか確認する方法

本記事で紹介した方法を試したら、実際にオーガニック検索の流入が増えたかどうかサーチコンソールを使って確認してみましょう。

▼ 確認方法は以下になります。

  1. サーチコンソールにログイン
  2. メニューから「検索パフォーマンス」→「検索結果」を選択
  3. 「合計クリック数」をクリック
  4. オーガニック検索経由のアクセス推移が表示されます。
    オーガニック検索経由のアクセス推移

Googleサーチコンソールは無料で利用することができるため、まだ導入していない方は以下のページを参考に、登録を済ませておきましょう。

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まとめ

オーガニック検索には、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンのアルゴリズムから高い評価を受けたページがランキング順に表示されます。オーガニック検索は、リスティング広告に比べてクリック率が高い傾向にあるため、表示されることができれば多くのクリックが期待できます。

オーガニック検索の流入数を増やすためには、自社のWEBサイトに対してSEOをおこなう必要があるため、ユーザーの検索意図を満たす品質の高いページを作成しましょう。

広告と違い、成果が出るまでには時間がかかりますが上位表示された場合は、費用をかけずに安定的に流入を獲得することができるため、是非取り組んでみてください。

SEO対策をおこなうリソースが社内に無い場合や、どのように取り組めば良いか分からない方は、弊社SEOサービス「ホワイトリンク」まで気軽にお問合せくださいませ。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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