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SEO対策 2026/02/13

オーガニック検索/自然検索とは?流入を増やす方法を解説

オーガニック検索とは?基本を詳しく解説のサムネイル画像です

オーガニック検索とは、検索した時に表示される結果のうち「広告ではない部分」のことです。名前は聞いたことがあっても、「どこを指すの?」「広告と何が違うの?」「どうすれば表示されるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。本記事では、意味や見え方、広告との違い、メリット、流入を増やす考え方、確認方法までを初心者向けに解説します。

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オーガニック検索の意味とは?

オーガニック検索とは、検索エンジンでキーワードを入力したときに、検索結果画面に表示される要素のうち、広告(PR)・AIによる概要・ローカルパックなどの表示要素を除いた、通常の検索結果が表示されるエリアを指します。

検索結果画面内でのオーガニック検索

一般的には「広告枠以外の検索結果」と説明されることもありますが、現在の検索結果ではAIによる概要やローカルパックなどが表示される場面も多いため、それらと区別して捉えると理解しやすくなります。

オーガニック検索に表示された場合は、広告費をかけずに継続的な集客が見込めることや、広告よりも信頼されやすい傾向があり、比較検討の段階にいるユーザーに選ばれやすいといったメリットがあります。

ヒント

オーガニック検索は「オーガニックサーチ」や「自然検索」「ナチュラル検索」とも呼ばれます。

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オーガニック検索と広告枠の違い

オーガニック検索と広告枠の違いは、「表示される理由」と「お金が関係するかどうか」にあります。

検索結果画面の広告枠は、広告費を支払って出稿することで、検索結果の上部や下部など所定の枠に表示されます。多くの場合、広告がクリックされたときに費用が発生するクリック課金で、広告審査に通過すれば表示させることが可能です。

一方、オーガニック検索は、検索エンジンがページ内容の関連性や有用性、サイトの信頼性などを総合的に判断し、独自のアルゴリズムにもとづいて並べた検索結果が表示されます。

つまり、自然検索はコンテンツの評価によって表示されるのに対し、広告は費用を支払うことで表示されるという点が大きな違いです。

また、広告は出稿を停止すると表示されなくなりますが、自然検索は一度評価されると継続的に表示される可能性がある、という性質の違いもあります。

項目オーガニック検索広告枠
表示される理由検索エンジンが「検索意図に合っている」と判断したためその検索キーワードで広告を出稿している企業がいるため
判断の基準・検索キーワードとの関連性
・ユーザーにとっての有用性
・情報やサイトの信頼性
・入札額
・広告の品質条件
表示順位への影響コンテンツの評価が影響する入札額や広告品質が影響する
費用との関係表示・クリックに費用はかからないクリックされると費用が発生する
出稿停止時の挙動すぐに消えるわけではない出稿を止めると表示されなくなる
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表示位置

オーガニック検索枠と広告枠の表示位置は検索するキーワードによって変化します。

以前は、広告枠が検索結果画面の上部や右側に表示されていましたが、現在は検索結果画面の「上部」「真ん中」「下部」に表示される仕様となっています。

オーガニック検索が検索結果画面のどこに表示されるかは、キーワードの検索意図によって変わります。

広告枠の下
広告枠の上
広告枠の上と下

検索結果の上部に広告枠が表示されるかどうかは、キーワードの種類と広告の出稿状況によって変わります。
例えば、検索意図が「調べる」よりも「買う・申し込む・予約する」といった行動に近いキーワードは、企業が広告を出しやすく、上部に広告枠が表示されることが多くなります。

情報収集を目的とした検索では、ユーザーがまず内容を比較・理解できるように、オーガニック検索が優先して表示され、広告枠は検索結果の下部に配置される傾向があります。

情報収集と行動の検索意図が混在する検索では、まず自然検索を見せつつ、比較・検討が進むタイミングで広告を途中に挿入する配置になることがあります。

3

オーガニック検索で上位表示するメリット

オーガニック検索で上位表示するメリットは以下の3点です。

  1. サイトへのアクセスが増加する

  2. 無料でアクセスを集められる

  3. ブランディング効果がある

それぞれ詳しく解説します。

3-1

サイトへのアクセスが増加する

オーガニック検索で上位に表示されることで、検索結果上での視認性が高まり、より多くのユーザーの目に触れやすくなります。

検索結果では上位に表示されるページほどクリック率が高い傾向があるため、検索結果からサイトへのアクセス数の増加が期待できます。

また、広告を避けて自然検索の結果を優先してクリックするユーザーも多く、広告枠よりもクリックされやすい場合がある点も特徴です。

掲載順位広告枠
クリック率(CTR)
掲載順位オーガニック検索枠
クリック率(CTR)
1位2.10%1位39.80%
2位1.40%2位18.70%
3位1.30%3位10.20%
4位1.20%4位7.40%

オーガニック検索はユーザーの検索意図に沿って表示されるため、関心度の高いユーザーが集まりやすく、安定したアクセスを継続的に獲得できます。

3-2

無料でアクセスを獲得できる

オーガニック検索で上位表示するメリットの2つ目は、検索結果からの流入に対してクリックごとの広告費が発生しない点です。

広告枠ではユーザーがクリックするたびに費用がかかりますが、オーガニック検索では検索結果に表示されてクリックされても直接的な費用は発生しません。そのため、オーガニック検索で上位表示を維持できれば、広告予算に左右されることなく、継続的にユーザーを集めることが可能です。

初期のコンテンツ制作や改善にはコストがかかるものの、一度評価されれば、その後は低コストで安定した集客を続けられる点が、オーガニック検索ならではの強みといえます。

3-3

広告よりも信頼されやすい

オーガニック検索の上位ページは、検索エンジンに評価された結果として表示されるため、ユーザーから広告よりも客観的で信頼できる情報として受け取られやすい傾向があります。

特に比較検討フェーズでは、自然検索の情報が意思決定に与える影響は小さくありません。

なぜなら、オーガニック検索の上位に表示されることで、ユーザーから「多くの人に選ばれている」「よく利用されている信頼性の高いサイト」という印象を持たれやすくなるからです。

広告のように企業側がお金を払ったことによって表示されているのではなく、検索エンジンの評価によって自然に上位に表示されているため、第三者からの評価を得ているサイトとして認識されやすくなります。

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オーガニック検索に表示される仕組み

オーガニック検索に表示されるまでには、検索エンジンの中で大きく分けて 「クロール」「インデックス」「ランキング」 の3つのステップがあります。

それぞれ簡単に解説します。

  1. クロール(ページを見つけてもらう)

    まずは検索エンジンのクローラーがWeb上のページを巡回し、ページの存在を見つける「クロール」が行われます。ページがクロールされるためには、URLがrobots.txtなどでブロックされていないことや、主要なページからリンクでつながっていること、ページが正常に表示・読み取りできることが前提になります。

  2. インデックス(内容を登録してもらう)

    クロールされたページの内容が解析され、検索エンジンのデータベースに登録される工程です。ページのタイトルや見出し、本文などから「何についてのページか」を理解しようとします。ただし、他ページと重複している、品質が低いなどの理由で、インデックスされない場合もあります。

  3. ランキング(表示順位を決める)

    インデックスされたページが、検索キーワードごとに順位付けされる工程です。検索キーワードとの関連性や有用性に加え、サイト全体の信頼性なども踏まえて、検索結果での表示順位が決まります。

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オーガニック検索の流入を増やす方法

オーガニック検索の流入数を増やすには、以下2つの方法が効果的です。

  1. 表示回数を増やす

  2. クリック率を高める

それぞれ詳しく解説します。

5-1

表示回数を増やす

オーガニック検索の流入を増やすための1つ目の方法は、検索結果画面上での表示回数を増やすことです。

表示回数とは、検索結果にページが表示された回数を指し、検索順位が高くなったり、対象キーワードの数が増えるほど多くなります。

表示回数を増やすためには、まず検索ニーズのあるキーワードに対して品質の高いページを用意することが重要です。

ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを把握し、その検索意図に合ったコンテンツを作成することで、検索エンジンから評価され検索結果に表示される機会が増えていきます。

また、1つのキーワードだけを狙うのではなく、関連するキーワードや検索意図の近いテーマを網羅することで、複数のキーワードで表示される状態を作ることができます。

ページを作成する際は、SEOに強いページ作成を意識することで、オーガニック検索の上位に表示される可能性が高まります。

  • タイトルや見出しに、検索されやすいキーワードを自然に含める

  • 1ページにつき1テーマを意識し、検索意図から外れない内容にする

  • 関連するページ同士を内部リンクでつなぎ、サイト全体でテーマ性を高める

  • 古くなった情報は定期的に見直し、内容を更新・改善する

  • モバイルフレンドリーかつユーザビリティの高いページにする

5-2

クリック率を高める

オーガニック検索の流入を増やすための2つ目の方法は、検索結果画面上でのクリック率を高めることです。

クリック率を高めるためには、検索結果画面上で「目立つこと」「内容が分かること」「安心してクリックできること」が重要です。そこで以下3つの施策をおこないます。

  1. クリックしたくなる魅力的なタイトルタグを設定する

  2. 構造化データを実装しリッチリザルトを表示させる

  3. ファビコンやサイト名を設置する

魅力的なタイトルタグを設定する

タイトルタグは、検索結果で最も目に入りやすく、クリック率に大きく影響します。検索キーワードを含めることを前提に、「このページを読むと何が分かるのか」「どんなメリットがあるのか」が一目で伝わる表現を意識しましょう。

titleタグ例

数字や具体的な対象を含めることで、他の検索結果との差別化もしやすくなります。

リッチリザルトを表示させる

構造化データを実装することで、検索結果に評価の星や価格などが表示されるリッチリザルトが出やすくなります。

リッチリザルト表示例

通常の検索結果より情報量が増えるため視認性が高まり、クリック率の向上が期待できます。

ファビコンやサイト名を設置する

検索結果にファビコンやサイト名が表示されると、どのサイトの情報かが一目で分かり、ユーザーに安心感や信頼感を与えやすくなります。

ファビコン例

検索結果上で同じテーマのページが並んでいる場合でも、ファビコンやサイト名が表示されていることで、見慣れたサイト・信頼できそうなサイトとして認識されやすくなります。

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オーガニック検索からの流入数を確認する方法

オーガニック検索からの流入数は、Googleサーチコンソールを利用することで確認できます。

Googleサーチコンソールは、Google検索における自サイトの表示状況やパフォーマンスを無料で確認できるツールです。サーチコンソールでは、オーガニック検索に関する以下のような指標を確認できます。

  • 検索結果に表示されたキーワード

  • 検索結果からクリックされたキーワード

  • 検索結果に表示された回数(表示回数)

  • 検索結果からクリックされた回数

  • 表示回数に対するクリック率(CTR)

  • 検索結果での平均掲載順位

確認方法は以下になります。

  1. サーチコンソールにログイン

  2. メニューから「検索パフォーマンス」→「検索結果」を選択

    オーガニック検索経由のアクセス推移

サーチコンソールは、Google検索(オーガニック検索)からのデータのみが集計されているため、広告やダイレクト検索と混ざることはありません。

ページ別・検索キーワード別・デバイス別(PC/スマートフォン)などでデータを切り替えて確認できるため、「どのページがオーガニック検索から流入しているのか」「どのキーワードで表示・クリックされているのか」を具体的に把握することができます。

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オーガニック検索に関するよくある質問

7-1

オーガニック検索とダイレクト検索(直接検索)の違いは何ですか?

オーガニック検索は検索エンジン経由で見つけて訪問することを指すのに対して、ダイレクト検索はURLを直接入力したりブックマークからアクセスしたりしてWebサイトを訪れることを指します。

項目オーガニック検索ダイレクト検索(直接検索)
流入経路検索エンジンの検索結果から訪問URLの直接入力・ブックマーク・メール等から訪問
ユーザー行動キーワードで検索し、結果から選んでクリックサイト名やURLを認識した上で直接アクセス
主なユーザー層新規ユーザー・情報収集中のユーザーリピーター・指名ユーザー
増やす方法SEO対策(検索順位・CTR改善)ブランド認知・再訪問促進

オーガニック検索でサイトを知ってもらい、ダイレクト検索で繰り返し訪問してもらう、という関係で考えると分かりやすいでしょう。

7-2

オーガニック検索の順位はどれくらいの頻度で変わりますか?

検索エンジンは常にアルゴリズムの微調整を行っており、検索結果の並び順は毎日同じとは限りません。以下のような要因によって順位は日々変動しています。

  • Googleのアルゴリズム更新

  • 競合サイトのコンテンツ追加・改善などの更新状況

  • 自サイトのコンテンツ追加・改善などの更新状況

特に大きなアルゴリズムアップデートが実施された場合は、数日〜数週間の間に順位が大きく動くこともあります。

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まとめ

オーガニック検索とは、検索結果画面に表示される要素のうち、広告やAIによる概要、ローカルパックなどを除いた、通常の検索結果を指します。

検索エンジンがページ内容の関連性や有用性、信頼性を評価した結果として表示される点が、広告枠との大きな違いです。

オーガニック検索は、広告費をかけずに継続的な集客が見込めることや、ユーザーから信頼されやすく、比較検討段階で選ばれやすいといったメリットがあります。

一方で、近年はAIによる概要やローカルパックの表示が増え、検索結果上での表示枠は縮小傾向にあるため、表示回数やクリック率を意識した対策がより重要になっています。

弊社では、オーガニック検索からの流入を増やすためのSEOコンサルティングをおこなっているため、自社内にリソースやノウハウがない場合は気軽にご相談ください。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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