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SEO対策 2026/02/20

ECサイトのSEO対策|上位表示に必要な施策をすべて徹底解説

ECサイトSEOとは?のサムネイル画像です

ECサイトを検索上位に表示するためには、最適なSEO対策を行うことが大切です。検索上位に表示できれば、アクセスアップ・売上アップにも繋がります。この記事では、ECサイトの運用におけるSEO対策を解説します。必要な施策を体系的に理解できる内容となっているのでぜひ参考にしてみてください。

WHITE Link
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ECサイトでSEOが重要な理由は?

ECサイトのSEO対策は、検索結果の上位表示による認知度向上や商品ページの品質向上による成約率アップに繋がります。

ECサイトは商品を販売し、売上を上げることが目的です。そのためには、様々なユーザーに自社サイトを知ってもらうこと(サイトに来てもらうこと)、商品を購入してもらうことが必須となります。

サイトの訪問者を増やすという意味ではWEB広告を活用する手段もありますが、即効性がある一方で、出稿をやめた途端に流入が減少し、集客力が持続しない点はデメリットでもあります。

一方で、SEO対策は検索エンジンを通じて継続的にユーザーを獲得することができます。一度上位表示できれば、広告費をかけ続けることなく安定した集客が期待できるため、長期的に見てコストパフォーマンスの高い集客手段だと言えます。

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ECサイトのサイト構造

ECサイトにおいて最も理想的な構造は、ピラミッド型です。

ピラミッド型のサイト構造とは、以下の図のようにトップページの下に「ランニングシューズ」「バスケットシューズ」のようなカテゴリページ、その下に各商品ページがある状態です。

サイト構造の画像

ピラミッド型のサイト構造にするメリットは次の3点です。

SEO評価が高まりやすい

各ページを内部リンクで繋ぐため、リンク評価をサイト全体に正しく伝えることができる

ユーザビリティが向上する

ユーザーが目的のページにたどり着きやすくなり、回遊のしやすさや離脱率の低下に繋がる

クローラビリティが向上する

階層構造が整理されることにより、クローラーがサイト内を巡回しやすくなる

ECサイトはページ数も膨大になりやすいため、サイト構造が整理されていないと検索エンジンやユーザーに正しく内容を伝えることができません。

特に、カテゴリページと商品ページの繋がりが曖昧な構造では、SEO評価が分散したり、クローラーの巡回効率が低下したりする原因にもなります。

ピラミッド型のサイト構造を意識して設計すれば、SEO効果を最大化しつつ、ユーザーにとっても使いやすいECサイトを実現することができます。

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ECサイトのSEOキーワード選定

キーワード選定の方法は次の3つです。

  1. 大手のECモール内で検索されているキーワードを参考にする(顕在層向けキーワード)

  2. 競合他社が対策しているキーワードを参考にする(顕在層・潜在層向けキーワード)

  3. SERPのファセットナビゲーションのカテゴリを参考にする(顕在層向けキーワード)

商品購入というニーズがはっきりしている顕在層とそうでない潜在層とでは対策キーワードが全く異なるため、ターゲットユーザー層ごとに適した選定方法を解説していきます。

3-1

大手のECモール内で検索されているキーワードを参考にする

Amazonや楽天など、大手のECモール内で検索されているキーワードを参考にする方法です。

購入を前提に商品を探しているユーザーが検索するキーワードであるため、購入に繋がりやすいものが多く、顕在層向けのキーワード選定に役立ちます。

ラッコキーワードで自社商品に関するキーワードを入力し、サジェストキーワード下の「Amazon」「楽天」等のタブから一覧で確認することができます。

ラッコキーワードの画面
3-2

競合他社が対策しているキーワードを参考にする

業界内での認知度やECサイト経由の売上が高い競合他社が対策しているキーワードを参考にする方法です。

Googleの自然検索からの流入が多いキーワードを探すことができます。
サイト全体への流入キーワードが確認できるため、顕在層だけでなく潜在層向けキーワード選定にも活用できます。

調査はahrefsやsemrushといった有料ツールを使うことにより可能です。

例えばahrefsの場合、競合サイトURLを入力し、メニューから「オーガニックキーワード」を選択すると、そのサイトの流入キーワード一覧が表示されます。

ahrefsの画面
3-3

SERPのファセットナビゲーションのカテゴリを参考にする

検索結果画面(SERP)に出てくるファセットナビゲーション内カテゴリーを参考にする方法です。

ここに表示されている条件やキーワードは、Googleが持つ膨大な検索ログから利用頻度の高いものが選定されていると言われています。

ファセットナビゲーションは検索意図が「買う前提」である場合にのみ表示されるため、条件やカテゴリーも同様に購買意欲の高い層が検索するキーワードを抜粋しているものであると推測でき、顕在層向けキーワードの選定の参考になります。

掃除機 通販の検索結果画面
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ECサイトSEOの内部対策(サイト全体)

ECサイトSEOではサイト全体への内部対策が非常に重要です。

商品ページやカテゴリページ内の情報量や掲載数を最適化するだけでなく、クローラーやユーザーが回遊しやすいようなサイト状態にする対策が欠かせません。

4-1

クロール・インデックス対策

ECサイトはURLが大量生成されたり構造が複雑だったりすることによって、クロール・インデックス漏れが起きやすくなります。

クロール・インデックスを促進する対策として、以下3つの施策をおこないます。

  1. XMLサイトマップを送信する

  2. robots.txtで不要なページのクロールを拒否する

  3. canonicalタグでURLを正規化する

施策①:XMLサイトマップを送信する

XMLサイトマップは、サイト内に存在するURLを検索エンジンに正確に伝え、クロールやインデックスを促進する役割を持っています。

ECサイトの立ち上げ直後や、新商品を大量に追加したタイミングなどでは、内部リンクを辿らせるよりも、XMLサイトマップを送信する方がURLの認識が早い場合があります。このようなケースにおいて、XMLサイトマップの活用が有効です。

ただし、XMLサイトマップは内部リンクの代替となるものではありません。サイト内で孤立ページが発生しないよう、内部リンクで適切にページ同士をつなぐことを前提とした上で、上記のような状況に応じてXMLサイトマップを送信することがベストプラクティスと言えるでしょう。

XMLサイトマップは、「sitemap.xml editor」や「sitemap xml generator」などのツールを利用すれば、比較的簡単に作成することができます。

施策②:robots.txtで不要なページのクロールを拒否する

Googleは、1つのWebサイトに対してクロールできるページ数に上限を設けています。

そのため不要なページに対してのクロールが増えてしまうと、検索結果に表示させたいページへのクロール頻度が低下しSEOに悪影響を与えます。

これを防ぐために、検索結果からの流入を狙っていない以下のようなページのクロールをrobots.txtで拒否します。

  • サイト内検索結果ページ

  • カート・購入手続きに関連するページ

  • ファセットナビゲーションによって生成される動的URL

検索結果に表示させたいカテゴリページや商品ページなどが重点的にクロールされるように対策することが重要です。

施策③:canonicalタグでURLを正規化する

ECサイトでは、同一商品のカラー違いやサイズ違いなどによって、内容がほぼ同じページが複数のURLで生成されることがあります。

このような状態になると、検索エンジンはどのURLを評価・表示すべきかを判断しづらくなり、本来クロールしてほしいURLのクロール頻度が低下したり、検索結果に表示させたいページとは異なるURLが表示されたりする可能性があります。

こうした問題への有効な解決策が、canonicalタグを用いたURLの正規化です。canonicalタグを設定することで、類似した複数のページの中からどのURLを評価すべきかを明確に伝えることができ、その結果として上記のようなケースの回避に繋がります。

4-2

ユーザビリティ対策

ユーザビリティ対策はSEO評価の向上のみならず、サイト内の回遊率やCVRにも良い影響を与えます。

ユーザビリティ対策として以下4つの施策をおこないます。

  1. モバイルフレンドリーなサイトにする

  2. ページの表示速度改善

  3. パンくずリストの設置

  4. サイトのSSL化

それぞれ解説していきます。

施策①:モバイルフレンドリーなサイトにする

Googleはスマートフォンの画面サイズに適したコンテンツを表示する、モバイルフレンドリーなWebサイトを評価しています。

そのためモバイルフレンドリーに対応していないWebサイトは、モバイルでの検索順位低下の可能性があるため注意が必要です。

モバイル用のページを用意するのは当然ながら、スマートフォンからでも見やすく操作しやすいように、フォントサイズを大きくしたり、ボタンやリンクをタップしやすいデザインにしておくこともユーザビリティ向上という観点からは重要です。

施策②:ページの表示速度改善

ページの表示速度が遅い場合、Googleからユーザビリティの低いWebサイトと判断され評価が低下するリスクがあります。

ECサイトで買い物をするユーザーは、様々なページを回りながら商品を比較した上で購入の意思決定を行うため、ページの読み込み速度が遅いとストレスに感じ、ページの離脱やカゴ落ちの原因となります。

ページ速度は、Googleが提供しているLighthouseやサーチコンソールを使って確認できます。

施策③:パンくずリストの設置

ECサイトを利用するユーザーの利便性を高めるためには、パンくずリストを設置し、目的の商品に辿り着きやすい動線を作ることが大切です。

ZOZOTOWNスクショ

パンくずリストの設置により、ユーザーはサイト内のどの階層を閲覧しているのかを直感的に理解できるため、回遊率が高まるなどユーザビリティの向上に役立ちます。

またすべてのページにパンくずリストを設置することで、すべての商品ページとカテゴリページを内部リンクで繋げることができ、検索エンジンがページを発見しやすくなりクロールとインデックスの促進にも繋がります。

パンくずリストを設定する際、アンカーテキストにキーワードを含めるとページ間の関連度をより正確に伝えられるため効果的です。

施策④:サイトのSSL化

ECサイトは決済時にクレジットカード情報や個人情報を入力するため、サイトのSSL化は必須となります。

SSL化とは、HTTPSセキュリティでWebサイトの通信を暗号化しデータの安全性を強化する技術のことです。SSL化を実施することにより、データの流出や個人情報の漏えい、悪意のあるアクセスを防ぐことができます。

またGoogleはHTTPSをランキングシグナルに使用すると明言しているため、SSL化の有無はSEOの評価にも影響します。

今では大半のサイトがSSL化を行っているため、直接的な検索順位への影響はほとんどありませんが、ユーザーの安全性を確保するためにもECサイトのSSL化は必ず行っておきましょう。

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ECサイトSEOの内部対策(カテゴリページ)

ECサイトSEOでは上位表示させたいキーワードに該当するカテゴリページ(商品一覧ページ)を作成し、評価を高める施策を行うことがベストプラクティスです。

なぜなら、商品に関するキーワードで検索をおこなった際、検索結果に表示されやすいのは商品詳細ページや記事ページではなくカテゴリページだからです。

カテゴリページが検索結果に表示されやすい理由は、「商品を比較して選びたいという検索ニーズにマッチしている」ことと「詳細ページからの内部リンクが集約されているためSEO評価が高い」という2点が挙げられます。

カテゴリページの評価を高めるための具体的な施策は以下4つです。

  1. キーワードに該当するカテゴリページを作成する

  2. ページのテンプレートを最適化する

  3. 掲載商品数を増やす

  4. ページごとに独自のTDHを設定する

それぞれ詳しく解説していきます。

5-1

キーワードに該当するカテゴリページを作成する

前述した通り、アイテムに関連するキーワードではカテゴリページが検索結果に表示されやすいため、キーワードにマッチするカテゴリページを作成しなければ、狙ったキーワードで検索結果にヒットさせることができません。

ECサイトのカテゴリページとは、特定のカテゴリに紐づく商品が一覧で並んでいるページのことです。

例えば、スニーカーを扱っているECサイトであれば「ランニングシューズ」「バスケットシューズ」などが主要なキーワードになるため、これに該当するカテゴリページを作成します。

カテゴリページ例
ランニングシューズ 商品一覧ページのスクショ
バスケットシューズ 通販の商品一覧ページスクショ

キーワードに合わせてカテゴリページを設定していない場合、以下のようなデメリットが発生します。

  • 検索順位が上位表示されにくい(or表示されない)

  • 商品ページが表示された場合は離脱率が高い(目的のページではないため)

事前に対策キーワードを洗い出し、該当するキーワードに合わせたカテゴリを作成することが大切です。

ただし、「jodan1 bred 2025」のように特定の商品を指すキーワードに関しては、カテゴリページを作る必要はなく、5で解説する商品ページにてSEO対策を行います。

5-2

ページのテンプレートを最適化する

カテゴリページのテンプレート最適化は、ECサイト内にある全てのカテゴリページの評価向上に繋がります。

対策すべき項目は、以下の2点です。

  1. 表示されている商品に関する情報

  2. サブコンテンツ

カテゴリページに表示される各商品情報には、商品タイトルと金額、商品画像に加えて、レビュー数と平均点や発送日・在庫情報などユーザーが商品ページに遷移する上で役立つ情報を記載します。

また、ページネーションより下のサブコンテンツには、ランキング情報や新着商品の紹介、類似するカテゴリーページへのリンクなど、別の商品を探しやすくするためのコンテンツを設置します。

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掲載商品数を増やす

Googleはユーザーの目的を、どれだけ広く・深く・正確に達成しているか?に着目しています。

例えば、「ランニングシューズ 通販」と検索した際に、カテゴリページに表示される商品数が5個と50個であれば、後者の方がユーザーにとって利便性の高いページであり、「良い商品を買いたい」というニーズにもマッチしています。

掲載商品数だけが上位表示の要因ではありませんが、楽天やAmazonのような大手ショッピングモールのカテゴリページが多様なキーワードで上位表示されている理由の1つに、豊富な商品掲載数が挙げられます。

どの程度の商品数が必要かを判断するためには、上位表示されている競合サイトの掲載商品数を参考にしてみてください。

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ページごとに独自のTDHを設定する

ページ毎に独自のTDHを設定すると、検索エンジンに各カテゴリページのテーマを正しく伝えることができます。

TDHとは、titleタグ・descriptionタグ・hタグの頭文字を取った用語で、特にtitleタグやhタグはページテーマを検索エンジンに伝える上で重要な役割を持っています。

例えば、ランニングシューズのページであれば、以下のようにtitleタグやh1タグに必ず対策キーワードを入れておきましょう。

<title> ランニングシューズ 商品一覧│スニーカー通販専門店ホワイトリンク <title>
<h1> ランニングシューズ 商品一覧</h1>

上記のような設定を行うことで、検索エンジンに「ランニングシューズを紹介しているページ」であることを正しく伝えることができ、結果として検索結果に表示されやすくなります。

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ECサイトSEOの内部対策(商品ページ)

ECサイトの中で大きな割合を占める商品ページへのSEO対策は、サイト全体評価の向上に繋がります。

また商品ページ自体がロングテールキーワードで検索結果に表示されやすくなったり、連動してカテゴリページの評価が高まったりするなどのメリットも挙げられます。

商品ページに対して行う具体的な対策は次の4つです。

  1. 商品ページの情報を充実させる

  2. 商品レビューを増やす

  3. 構造化データを使用する

  4. 商品ページのtitleタグを最適化する

それぞれ詳しく解説していきます。

6-1

商品ページの情報を充実させる

Googleはページ上のコンテンツがユーザーの役に立つかどうかを判断して評価しているため、ユーザーが求めている情報を記載し、商品ページ内の情報を充実させることが非常に重要です。

例えば以下のようなページは情報不足であると言えます。

  • メーカー公式サイトに記載されている説明文などをそのまま使用している

  • ユーザーの疑問に答えるQ&Aがなく、不明点が解決できない

  • 実際の使用者の声やレビューがなく、購入の参考情報が不足している

  • SEOを考慮したキーワードが適切に含まれていない

具体的にユーザーが商品ページに求めているのは、以下のような情報です。

項目詳細
基本情報送料・納期・在庫状況など基本情報を記載します。
商品説明文素材・成分・サイズ重量・特徴など商品の説明を詳細に記載します。
使い方や注意点商品の正しい使用方法と注意点を明記します。
スタッフのレビュースタッフが実際に商品を使用した際の感想を掲載します。
Q&Aの記載よくある質問と回答を記載し、ユーザーの疑問を解消します。
返品・返金ポリシー返品と返金に関する情報を詳細に記載します。

このような情報を入れて商品ページの評価が高まれば、前述のとおりロングテールキーワードで上位表示されたり、カテゴリページの評価も連動して高まったりするため、コンバージョン数の増加やSEO効果を高めることに繋がります。

商品数が多い場合は、全ての項目に対して情報を充実させるとなると多くのリソースが必要になりますが、AIツールを用いて商品情報を生成するなど工夫しながら取り組んでみてください。

6-2

商品レビューを増やす

中長期的に商品ページのSEO評価を高めるためには、商品を購入したユーザーから積極的に商品レビューを投稿してもらえるように工夫することが大切です。

商品レビューを増やすことで得られるメリットは以下の3つです。

  • 商品ページにオリジナルコンテンツが増える

  • 良いレビューが増えることでCVRが高まる

  • レビューの数や平均点が検索結果に表示される

商品にレビューがあれば、ユーザーは第三者の客観的な意見を参考にしながら購入の判断ができます。そのため、Googleは商品レビューをユーザーにとって有益なオリジナルのコンテンツと判断し、多くのレビューが集まっているページのSEO評価を高めています。

また、総務省が行った調査によると20代~40代で約8割、50代〜60代で約7割の人がインターネットショッピングを行う際にレビューを参考にすると回答しています。

引用元:総務省|平成28年版 情報通信白書|情報資産(レビュー(口コミ)等)

したがって、商品レビューを増やすことは、ユーザーの商品購入における意思決定の後押しとなり、結果としてCVRの改善にも繋がります。

商品レビューを獲得するためには、商品受け取り後にメールでレビュー促進をおこなったり、レビューの対価として次回使用できるクーポンを発行するなどといった、ユーザーがレビューを投稿したくなるような仕組み作りが必要です。

検索順位に与える影響として見ると即効性が低く、後回しにされがちな施策ではありますが、将来的に資産となるものなので必ず取り組みましょう。

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構造化データを使用する

ECサイトにマッチした構造化データを使用することで、検索結果にリッチリザルトを表示させることができます。

例えば「Product」の構造化データを実装すると、以下の画像のように商品に関する情報(価格・在庫状況・レビューの星評価など)が表示され、検索結果画面上で自社のページを目立たせることができます。

ナイキ エアフォース1の検索結果画面のスクショ

Googleは検索結果画面においてクリック率が高いページをユーザーの検索意図に合ったものと評価し、ランキング調整の要素にしていると言われています。(厳密にはその後の再検索なども関係します)

構造化データを使用することでSEO効果が高まることはありませんが、CTRが改善することより間接的なSEO効果が期待できます。またアクセス数の増加も期待できるため、商品ページのSEO対策では必ずやっておきたい施策の1つとなります。

「Product」構造化データのマークアップ方法は、Googleの公式ガイドを参考に進めてみてください。

https://developers.google.com/search/docs/appearance/structured-data/product?hl=ja

その他にもECサイト全体ではサイト内の階層を示す「パンくずリスト」や、「返品・返金ポリシー」の構造化データも合わせて実装しておきましょう。

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商品ページのtitleタグを最適化する

商品ページのtitleタグも各ページごとに独自の文言を設定しましょう。

その商品を探しているユーザーが、どのようなキーワードで検索するのかを意識してtitleタグを設定することにより、ロングテールキーワードでも検索結果に表示させることができるようになります。

例えば、商品名だけでなく「メーカー名」「品番」「カラー」「サイズ」など、一緒に検索される可能性が高いキーワードを入れておけば、幅広いキーワードに対応することができます。

また、titleタグに設定したテキストは検索結果画面にページタイトルとして表示されるため、「安い」「送料無料」など、ユーザーの興味を惹きつけるようなキーワードを入れることによって、クリック率アップに繋げることもできます。

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ECサイトSEOの外部対策(被リンク獲得)

ECサイトSEOでは、内部対策だけでなく外部対策(被リンク獲得対策)も重要です。

被リンクとは、他サイトから自サイトに向けて設置されたリンクのことです。Googleは被リンクを多く獲得しているWEBサイトを人気のWEBサイトと判断し、ランキングを向上させます。

特に競合性が高いジャンルでは、質の高い被リンクを獲得して、ドメインの権威性や信頼性を高めることが欠かせません。実際に、競合性が高いキーワードで上位表示されているWEBサイトを見ると、関連性や信頼性の高いサイトから多くの被リンクを獲得していることが分かります。

ECサイトで被リンクを獲得するための効果的な方法は以下4つです。

  1. 取引先企業からリンク付きで紹介してもらう

  2. 商品のプロモーションを行う

  3. 商品に関連するイベントに協賛する

  4. 相互リンク営業

それぞれ解説します。

7-1

取引先企業からリンク付きで紹介してもらう

1つ目は既に取引のある企業に依頼し、WEBサイトをリンク付きで紹介してもらう方法です。

例えばメーカーの商品を代理で販売している場合、メーカーのWEBサイトに正規販売業者としてリンク付きでWEBサイトを紹介してもらうよう依頼します。

自社がメーカーで卸先がある場合は、卸先のWEBサイトに製造元やメーカーとしてリンク付きで紹介してもらえるよう働きかけます。

全く取引のない会社に相互リンク営業を行った場合の成功率はかなり低いですが、取引先であればリンクしてくれる可能性も高く、効率的に被リンクを獲得することができるでしょう。

また、取引先企業はいずれも似たサイトテーマを持っているため、関連性の高いテーマを扱うWebサイトからのリンクという点で、SEO効果も非常に期待できます。

7-2

商品のプロモーションを行う

2つ目の方法は、商品のプロモーションを積極的に行うことです。

具体的には、プレスリリースや展示会で新製品の告知をしたり、Facebook・Instagram・PinterestなどSNSやWEB広告を使ってプロモーションをおこなったり等が挙げられます。

商品の認知度が高まり、他サイトの比較記事や個人ブログで紹介されることによって、被リンク獲得に繋げることができます。

またインフルエンサーやブロガーを活用したプロモーションも効果的です。例えば、自社商品を実際に使用→レビュー記事を書いてもらうことによって、自然な形でリンクを獲得できる可能性があります。

商品のプロモーション活動は被リンクの獲得だけでなく指名検索の増加にも繋がるため、積極的におこなっていきましょう。

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商品に関連するイベントに協賛する

3つ目の方法は、商品に関連するイベントに協賛することです。

取り扱っている商品に関連するリアルイベントに協賛することで、協賛元としてイベントの公式サイトやプレスリリースサイトからのリンクを獲得できます。

例えば、キャンプ用品を扱っているECサイトであれば、アウトドアイベントや野外イベントにスポンサーとして参加します。アウトドアや野外イベントの公式サイトとキャンプ用品のECサイトは関連性が高いため、Googleから評価されやすい被リンクを獲得できます。

現在、被リンク獲得方法は相互リンク営業が一般的ですが、このようにオフラインでの繋がりを活かしたり、日々のプロモーション活動を強化したりすることで自然に被リンクを増やすことができます。

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相互リンク営業

4つ目の方法は、相互リンク営業です。

ここまでナチュラルリンクの獲得方法を解説してきましたが、更にリンクを増やすのであれば取引がない企業に向けてこちらから相互リンク営業を行うことも検討してみてください。

ただECサイトの場合、商品ページやカテゴリページで他社を紹介するのは不自然であり、相互リンクを行うページとして適切とは言えません。

そこでおすすめなのが、ECサイト内にコラム(記事)ページを作成し、相互リンク営業を行う方法です。

例えばアウトドア用品を扱うECサイトなら、「初心者でも簡単にできるキャンプの楽しみ方」や「キャンプで失敗しないための必需品リスト」といった記事を作成します。次に同様のテーマを扱っているメディアやWEBサイトと連絡を取り、記事ページ同士での相互リンクを打診します。

また、自社が取り扱っている商品のカテゴリで「おすすめの商品10選」のような記事を作成し、その中で商品を紹介する予定の企業に相互リンク営業を行う方法も有効です。

相互リンク営業で重要なのは、相手にもメリットのある形でアプローチすることです。相手にとってメリットのある提案を行うことができれば、それなりに被リンクを獲得することはできます。

▼ その他の被リンク獲得方法については、別の記事でまとめているので是非参考にしてみてください。

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ECサイトSEOのコンテンツ対策(記事作成)

コンテンツSEOとは、何かについて情報収集しているユーザーに対して記事ページを作成し、上位表示を狙う対策を指しています。

ECサイトの基本構成は商品ページとカテゴリページであり、流入ユーザーの多くは購入を前提として商品を探している顕在層となります。この場合、ニーズがはっきりしているユーザーは取り込めるものの、ニーズが曖昧なユーザーに向けての訴求はできていません。

例えば、これから一人暮らしを始めるにあたって家電の購入を検討しているユーザーは「一人暮らしに必要な家電」「一人暮らし 冷蔵庫 サイズ」のようなキーワードで情報収集をおこない、自分にマッチした商品は何かを調べるでしょう。

このようなニーズが曖昧な潜在層とのタッチポイントを作るためには、悩みや疑問に対しての回答となるコンテンツを作成し、記事ページで公開するコンテンツSEOが最適です。

ECサイトでコンテンツSEOを行うメリットは以下です。

  • 将来的に商品を購入する可能性があるユーザーに向けて訴求できる

  • 情報発信により自社の認知度が高められる

  • ユーザーにとって役立つ情報を発信することでWEBサイトの信頼性が高まる

  • Amazonや楽天など大手モールが検索結果に表示されないキーワードで上位表示できる

つまりコンテンツSEOはSEO効果のみならず、将来の見込み客へのアプローチや自社の信頼性・認知度の向上にも繋がります。

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テーマの考え方

次のポイントを抑えたテーマを選ぶと売上に繋がりやすくなります。

  1. 商品に関連するユーザーの疑問や悩みに沿ったテーマ

  2. 商品を比較するテーマ

それぞれ解説します。

① 商品に関連するユーザーの疑問や悩みに沿ったテーマ

ECサイトのコンテンツSEOでは、商品の購入する目的の背景にある疑問や悩みに沿ったテーマで記事を作るのがおすすめです。

例えば、革靴のクリームを探しているユーザーは「革靴を綺麗にしたい」もしくは「綺麗に保つためにはどうしたらいいんだろう?」のような悩みを抱えている可能性があります。このようなユーザーは、検索エンジンで「革靴の磨き方のコツ」や「革靴のシミを落とす方法」などといったキーワードを検索すると考えられます。

この疑問や悩みを解決する方法についての記事を作成し、記事内で革靴を磨く時に使うクリームやブラシなどサイト内で販売している商品を紹介しておけば、興味をもったユーザーが商品ページへ遷移して購入してくれる可能性が高まります。

このように、販売している商品で解決できるユーザーの悩みをテーマとした記事を作成することにより、ECサイトの売上に繋げることができるのです。

② 商品を比較するテーマ

商品を購入する際、どちらが良いのかと迷う場面は多いのではないでしょうか。

ユーザーは商品を購入する際に、当然「失敗したくない」という気持ちがあります。そのため、購入前には情報収集をし、複数の商品を比較したうえで購入をおこないます。

そのようなユーザーに向けて商品同士を比較するテーマで記事を作成しておくと、ユーザーの意思決定に繋がり、結果として購入に至りやすくなります。

具体的なテーマとして「○○ 比較」「○○ おすすめ5選」など、複数商品を比較するような内容が良いでしょう。さらにデータや使用感、サイズ感などを詳細に比較したコンテンツを作成すれば、ユーザーからの信頼性も高まり、商品の販売にもより繋がりやすくなります。

8-2

作成手順

手順は以下の通りです。

  1. キーワード選定

    「○○方法」「○○比較」といった、潜在層向けのキーワードを洗い出します。

  2. 記事構成の作成

    記事の骨子を作成します。検索意図を満たせる構成にするのがポイントです。

  3. 執筆

    構成の内容に沿って執筆します。独自性が高く読みやすい内容を心掛けましょう。

  4. 校正・校閲

    誤字脱字や内容に誤りがないか細かく確認します。特に情報の誤りはユーザーからの信頼を損なうため、監修者や第三者に厳しくチェックしてもらいましょう。

  5. 公開

    公開後は狙っているキーワードで何位になったかモニタリングをおこない、順位が上がらない場合は必要に応じてリライトをおこないましょう。

コンテンツSEOはページ単位で評価されるため、品質の高い記事を作成することがマストです。

▼ 記事作成についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

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まとめ

ECサイトSEOにおいて基本となるのは、購入につながるユーザーが検索するキーワードを適切に選定し、そのキーワードに最適なページで対策を行うことです。

また商品ページの品質を高めることで、ページ単体だけでなく、サイト全体に関連するキーワードの検索順位向上にも繋がります。

競争が年々激化しているEC市場で成果を出すためには、一般的なSEO対策をそのまま適用するのではなく、ECサイトの特性を踏まえた対策を行うことが重要です。

なお、弊社ではECサイトに特化したSEO対策サービスをご提供しております。社内のリソース不足で対応が難しい場合やSEOのノウハウに不安がある場合は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

WHITE Link

この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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