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SEO対策 2025/11/05

クリニックのSEO対策完全ガイド│自分で集患数を増やすための方法を徹底解説

クリニックSEOのサムネイル画像

クリニックの集患を安定させるには、広告に頼らず継続的に患者を集められる「SEO対策」が欠かせません。多くの患者は「症状+地域名」で検索して医療機関を探している為、上位表示される事で来院数や認知度が向上します。今回はクリニックのSEOで成果を出す為に必要なキーワード選定やページ構成・基本的な対策方法と注意点を解説します。

地域・エリアSEO代行
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クリニックがSEOに取り組むべき理由

クリニックがSEOに取り組むべき理由は、インターネットでクリニックを探しているユーザーが増加しているからです。厚生労働省が令和5年(2023年)に実施した受療行動調査によると、患者が医療機関選びの際に利用する情報源は、口コミ(家族・友人)が最も多いものの、インターネット上の情報を参考にしているユーザーが2番目に多いという結果になっています。

引用元:厚生労働省:令和5(2023)年受療行動調査(概数)の概況

また、外来患者の28.8%が医療機関が発信するインターネット上の情報(公式サイト等)を参考に医療機関を選んでおり、この割合は2020年調査(令和2年)時点の24.4%から増加しています。

実際に、自分自身で考えても、体調が悪いときや気になる症状があるときに、まずスマートフォンで「地域名×病名」や「地域名×○○科」などをGoogleで検索して、近くの病院を探すケースが多いのではないでしょうか。

つまり、クリニックのWebサイトが検索結果の上位に表示されるかどうかが、来院数に直結するということです。

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クリニックがSEOをおこなうメリット

クリニックがSEOをおこなう主なメリットは以下の3点です。

  1. 広告費をかけずに集患ができる

  2. 地域の潜在患者に見つけてもらいやすくなる

  3. MEO(ローカルSEO)との相乗効果が期待できる

それぞれ詳しく解説します。

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広告費をかけずに集患ができる

クリニックがSEOをおこなうメリットの1つ目は、広告費をかけずに集患ができることです。

例えば、SEOで上位表示できれば、クリック単価はかからず、無料で継続的に検索流入を獲得することが可能です。一方で、リスティング広告や病院ポータルサイトへの掲載をおこなった場合は即効性がある半面、それなりの広告費がかかり続けます。

特にクリニックが出稿するキーワードは競合性が高く、1クリックあたりの費用が1,000円以上になるケースも珍しくありません。仮にCVRが1%だとした場合1人の患者さんを集客するのに10万円の広告費がかかる計算になります。

SEOによる検索上位化は初期の構築コストこそ必要ですが、一度上位表示を達成すれば、広告費をかけずに年間数百万円から数千万円規模のアクセスを継続的に獲得できる可能性があります。

つまり、SEOは「一度成果が出れば費用をかけずに集患が続く、最も費用対効果の高い施策」といえます。

項目病院ポータルサイト掲載リスティング広告SEO
効果の持続性掲載期間中のみ予算停止で効果ゼロ上位表示で長期効果
費用の目安月額3〜10万円/医院月額10〜100万円前後月額数万円〜数十万円
問合せ単価(CPA)中程度(掲載料に依存)高め(1クリック数百〜数千円)低め(中長期的にコスト逓減)
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地域の潜在患者に見つけてもらいやすくなる

クリニックがSEOをおこなうメリットの2つ目は、地域の潜在患者に自院を見つけてもらいやすくなることです。

ユーザーは体調に不安を感じたとき、まず「今すぐ行ける範囲で診てくれるクリニック」を「症状+地域名」を組み合わせたキーワードで検索し、自宅や職場の近くで診てもらえるクリニックを探す検索行動をおこなうのが一般的です。

この段階のユーザーは、まだ「どのクリニックに行くか」を決めていない潜在層であり、SEOによって検索結果の上位に自院のページが表示されることで、「このクリニックでも診てもらえそうだ」と気づいてもらう初回認知の機会が生まれます。

また、「症状別ページ」「診療科目ページ」「エリア別ページ」などを整備しておくことで、地域名を含む様々な検索キーワードとの一致度が高まり、 Googleの検索結果に表示されやすくなります。

同じ地域で複数の関連キーワードで繰り返し上位に表示されると、ユーザーの中で「よく目にする信頼できるクリニック」という認知が定着します。つまり、SEOによって地域の検索結果に露出する回数を増やすことは、潜在患者に見つけてもらいやすくなるだけでなく、地域内での認知度向上にもつながります。

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MEO(ローカルSEO)との相乗効果が期待できる

クリニックのSEOを強化することでMEOにも良い影響を与えることができます。

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、Googleマップ上で自院のビジネス情報を上位に表示させるための施策を指します。

ユーザーが地域キーワードで検索した際に、検索結果の上部に表示される地図枠(ローカルパック)にクリニック情報を表示させるのが目的です。Googleのアルゴリズムでは、MEOの順位は以下の3つの要素によって決定されます。

関連性

検索キーワードとクリニック情報の一致度

距離

検索地点からクリニックまでの距離

知名度

インターネット上での認知度

この中で「知名度」には、外部サイトでの言及数や被リンクなど、SEOの成果と直接関係するシグナルが含まれています。

つまり、クリニックのSEOをおこない公式サイトの評価を高めることで、Googleが「このクリニックは信頼性が高い」「地域で人気のクリニックである」と判断し、MEOでも上位に表示されやすくなるというわけです。

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クリニックのSEOキーワード設計方法

クリニックのSEOでは、来院や予約などの実際の行動につながる地域密着型のキーワード設計が重要です。

検索ボリュームの大きい情報収集目的のキーワードを狙うのではなく、 「自宅や職場から通える範囲で診療できるクリニックを探す」ユーザーに焦点を当て、 診療科目・病名・症状・治療法・特徴・指名検索といった検索意図に応じたキーワードを設計することが集客につながります。

具体的には以下6つのポイントを考慮してキーワード選定をおこないます。

  1. キーワード候補① 「診療科目×エリア」

  2. キーワード候補② 「病名×エリア」

  3. キーワード候補③ 「症状・悩み×エリア」

  4. キーワード候補④ 「治療法・施術名×エリア」

  5. キーワード候補⑤ 「特徴・条件×エリア」

  6. キーワード候補⑥ 「指名検索」

  7. 原則:全国のユーザーを対象にしたキーワードは狙わない

それぞれ詳しく解説します。

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キーワード候補① 「診療科目×エリア」

クリニックのSEOでは、ユーザーが「自宅や勤務先から通える範囲で、自分の希望に合った診療科目を扱う医院」を探す傾向があります。

ユーザーは「通える距離で、特定の診療を受けたい」と考えて検索するため、来院につながる顕在的な集客キーワードとなります。

そのため、全国展開していない一般的なクリニックでは「診療科目×エリア」の組み合わせキーワードをメインキーワードに設定します。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
渋谷を中心に内科診療を行っている場合内科 渋谷
渋谷を中心に皮膚科診療を行っている場合皮膚科 渋谷
渋谷で耳鼻科を行っている場合耳鼻科 渋谷
渋谷を中心に婦人科診療を行っている場合婦人科 渋谷
渋谷で整形外科を運営している場合整形外科 渋谷

診療科目はユーザーの目的を直接表しているため、CV(来院・予約)率が高いのが特徴です。

なお、地域名には「市区町村名」「駅名」「地域通称」など複数のパターンを設定するのが効果的です。
例:渋谷/渋谷駅/神泉/代々木公園 など

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キーワード候補② 「病名×エリア」

「中耳炎」や「胃炎」など病名で検索し、受診可能なクリニックを探すユーザーも多いため、クリニックのSEOでは 「病名×エリア」のキーワードも対策が必要です。

病名で検索しているユーザーは、その病名に対応している病院で受診を検討している段階にあるため、来院に直結しやすい傾向があります。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
渋谷で花粉症の診療を行っている場合花粉症 渋谷
渋谷でニキビ治療を行っている場合ニキビ 渋谷
渋谷で腰痛治療を行っている場合腰痛 渋谷
渋谷で不眠症外来を行っている場合不眠症 渋谷
渋谷で更年期障害の診療を行っている場合更年期障害 渋谷

病名キーワードには正式な医学用語だけでなく、一般的に使われる呼び方や症状名(例:めまい・花粉症・肌荒れなど)を対策することで、より広いユーザーを獲得することが可能です。

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キーワード候補③ 「症状・悩み×エリア」

ユーザーは病名や診断を特定できていない段階の場合「頭痛が治らない」「めまいがする」「眠れない」などの症状や悩みをもとに検索するケースがあります。

クリニックのSEOでは、このような原因や診断がまだ曖昧なユーザーを取り込むために「症状・悩み×エリア」キーワードでSEOをおこないます。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
渋谷で頭痛に悩むユーザーを集客したい場合頭痛 治らない 渋谷
横浜でめまいに悩むユーザーを集客したい場合めまい 改善 横浜
名古屋で不眠症状を改善したいユーザーを集客したい場合不眠 改善 名古屋
大阪で肩こりに悩むユーザーを集客したい場合肩の痛み 40代 大阪
福岡で肌荒れやかゆみに悩むユーザーを集客したい場合肌荒れ 冬酷い 福岡

「症状・悩み×エリア」は、ユーザーが「まだ診断されていないが不調を感じている」段階で検索するキーワードです。このようなユーザーの来院を増やすためには、以下のような構成でページを作成するのが有効です。

  • 症状の一般的な原因を説明する

  • 放置した場合のリスクを伝える

  • 「〇〇の症状は△△科で診療可能です」と案内する

このように、キーワードを設定するだけではなく、症状 → 診療科目 → 来院誘導の流れを明確に設計することで、 検索意図のズレを防ぎながら潜在層を顕在化させることができます。

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キーワード候補④ 「治療法・施術名×エリア」

クリニックのSEOでは「治療法・施術名×エリア」キーワードでの対策も効果的です。

病院を探すユーザーの中には、すでに「どんな治療・施術を受けたいか」が明確になっているユーザーも多く存在します。

特に美容クリニック、整形外科、審美歯科などでは、ユーザーが具体的な治療名・施術名で検索し、自分が希望する施術を行っているクリニックを探す傾向が強くなります。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
東京でレーシック手術を行っている場合レーシック 東京
札幌でピコレーザー治療を行っている場合ピコレーザー 札幌
名古屋でPRP注射(再生医療)を行っている場合PRP注射 名古屋
大阪でヒアルロン酸注入を行っている場合ヒアルロン酸注入 大阪
福岡でインプラント治療を行っている場合インプラント 福岡

「治療法・施術名×エリア」は、ユーザーの検索意図が明確で「すでに治療方法を決めている」「比較検討している」段階のため、CV(来院・問い合わせ)に直結しやすいキーワードです。

なお「治療名」はユーザーによって呼び方が異なる場合があるため、「ピコレーザー」「レーザートーニング」「シミ取りレーザー」など、一般名称・俗称・メーカー名全てをキーワードの候補にしましょう。

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キーワード候補⑤ 「特徴・条件×エリア」

クリニックを探すユーザーの中には、診療内容や症状だけでなく、「通いやすさ」や「先生の性別」「診療時間」などの条件面を重視して検索する層も存在します。

こうした検索意図に対応するのが「特徴・条件×エリア」のキーワードです。ユーザーは「自分に合った環境で診てもらいたい」「通いやすいクリニックを選びたい」と考えているため、「特徴・条件×エリア」のキーワードでSEOをおこなうことで、比較検討段階のユーザの来院率を高めることができます。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
渋谷で女性医師が在籍する内科を探している場合女性医師 内科 渋谷
新宿で土日も診療している皮膚科を探している場合土日診療 皮膚科 新宿
横浜駅で駐車場があるクリニックを探している場合駐車場あり クリニック 横浜駅
名古屋で夜間診療を行っている内科を探している場合夜間診療 内科 名古屋
大阪で駅から近い耳鼻科を探している場合駅近 耳鼻科 大阪

条件キーワードには以下のようなカテゴリがあり、複数を掛け合わせるとより強力です。

利便性系

駅近/駐車場あり/夜間診療/土日診療/当日予約可

対応系

キッズスペース/バリアフリー/オンライン診療対応/外国語対応

医師・体制系

女性医師/専門医在籍/完全予約制/プライバシー配慮

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キーワード候補⑥ 「指名検索」

クリニックのSEOでは、指名検索キーワードの対策も忘れずにおこないましょう。

「指名検索」とはクリニック名や病院名での検索キーワードを指します。指名検索でクリニック名にプラスで「評判」「口コミ」「診療時間」「場所」などを組み合わせて検索するユーザーは、来院直前のユーザーであることが多いため最もコンバージョン率が高いキーワード群です。

キーワード例
商圏と事業内容メインキーワード
クリニック名の評判・口コミを調べたい場合○○クリニック 口コミ/○○クリニック 評判
診療時間や受付時間を確認したい場合○○クリニック 診療時間/○○クリニック 営業時間
場所・アクセスを確認したい場合○○クリニック アクセス/○○クリニック 行き方
医師の情報を調べたい場合○○クリニック 医師/○○クリニック 院長
電話や予約方法を調べたい場合○○クリニック 予約/○○クリニック 電話番号

「指名検索」は、ユーザーがすでにクリニックを認知しており、最後の確認をして来院を決定する段階で行われる検索のため、ここで得られる印象が「来院するかどうか」に大きく影響します。

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原則:全国のユーザーを対象にしたキーワードは狙わない

クリニックのSEOでは、「不眠 改善 方法」や「ピコレーザー 効果」といった、地域を限定しない潜在層向けのキーワードで上位表示を狙っても、来院には繋がりにくい傾向があります。

全国向けキーワードの例(来院に繋がりにくい)
  • 不眠 改善 方法

  • アトピー 治療

  • 花粉症 病院

  • ピコレーザー 効果

  • 更年期障害 対処法

上記のようなキーワードで上位表示されれば多くのユーザーからのアクセスが期待できますが、ユーザーは「自宅や職場から通える範囲」で受診できる医院を探すため、実際の来院にはほぼ繋がりません。

全国に複数医院がある場合や、県外からの来院が見込める特殊なケースを除き、地域を限定したキーワードで対策をおこないましょう。

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クリニックのSEOで作成すべきページ

クリニックのSEOで優先的に作成すべき代表的な4つのページを紹介します。

以下4つの種類のぺージを作成することで様々なキーワードでの流入を狙えるだけではなく、検索エンジン評価(E-E-A-T)とユーザー満足度の両方を高めることができます。

  1. 診療内容や対応範囲を明示する「診療科目ごとのページ」

  2. 症状や病名ごとに検索意図を拾う「病名・症状別ページ」

  3. 安心感・通いやすさを訴求する「施設・設備の紹介ページ」

  4. 専門性と信頼性を高める「医師・スタッフ紹介ページ」

それぞれ詳しく解説します。

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診療科目ごとのページ

クリニックのSEO対策をおこなう際に最優先で作成すべきなのが「診療科目ごとのページ」です。

ユーザーは「内科 渋谷」「皮膚科 横浜」など、診療科目と地域名を組み合わせて検索し、通院可能な範囲で自分に合ったクリニックを探す傾向があります。そのため、「診療科目×エリア」で上位表示を狙えるページを用意することが、来院や予約といった成果に最も直結します。

診療科ページのコンテンツでは、ユーザーが「このクリニックで診てもらえるかどうか」を判断できるように、以下の情報をわかりやすく掲載しましょう。

対応している主な症状・疾患

どのような症状や病気を診療しているのか

検査の種類

行っている検査内容(例:血液検査・心電図・レントゲン・超音波検査など)

治療内容・方法

処方・点滴・注射・外科的治療など、どのような治療が可能か

費用・保険適用の有無

自由診療か保険診療か、初診料・再診料・検査費用の目安など

医師の専門性・資格

医師の経歴、専門分野、所属学会など

診療の流れ

初診から治療までの流れ、予約方法など

診療時間・アクセス

受付時間、休診日、最寄駅からのアクセス、駐車場の有無

院内設備・環境

バリアフリー対応、キッズスペース、プライバシー配慮など

このように情報を整理して記載することで、ユーザーが求める情報との関連性が高まり、検索エンジンからの評価(SEO効果)が向上します。また、「自分の症状に対応しているか」「通いやすいか」を判断しやすくなり、予約や来院などのアクションに直結しやすくなります。

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病名・症状別ページ

クリニックのSEOをおこなう際は、検索される事が多い病名や症状に関連するページを用意しておくと、幅広いキーワードで流入を増やすことができます。

参考例
画像引用元:カラダ内科クリニック【症状・病名ページ】

1つの症状・病名につき1ページを独立して作成することで、ユーザーが病名や症状で検索した際に、関連性の高いページとして検索結果に表示されやすくなります。

また、ユーザーにとっても自分の症状に合った情報を見つけやすくなり、どの診療科を受診すべきかを判断しやすくなります。ページ内では、ユーザーが安心して受診を決められるように、以下のような内容をわかりやすく掲載しましょう

症状や病気の概要

一般的な原因や発症のきっかけ、特徴的な症状など

放置した場合のリスク

悪化や再発の可能性などを医療法に配慮して簡潔に説明

受診すべき診療科

「頭痛やめまいは内科・神経内科で対応可能です」

検査・治療方法

血液検査・投薬・点滴など、主な対応内容を紹介

関連ページへの導線

診療科ページ、予約ページ、他の症状ページへの内部リンク

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施設・設備の紹介ぺージ

クリニックのSEOをおこなう際は、医療設備や院内環境を紹介する「施設・設備の紹介ページ」も用意しておきましょう。

ユーザーは、診療内容だけでなく「どんな検査機器があるのか」「最新の検査が受けられるのか?」「院内の雰囲気は清潔か」といった安心感や通いやすさを重視してクリニックを選ぶ傾向があります。

施設・設備の紹介ページでは、来院前の不安を解消し、「ここなら信頼できそう」と感じてもらうために、以下のような情報を掲載します。

院内の雰囲気・内装

待合室・診察室・処置室などの写真や説明

医療設備・検査機器

導入している主要な医療機器に関する説明

衛生管理体制

消毒・滅菌設備、清掃体制、感染症対策の取り組み

バリアフリー・利便性

エレベーター・スロープ・キッズスペース・車椅子対応トイレなど

プライバシー配慮

個室待合、カウンセリングルーム、診察スペースの仕切りなど

施設・設備の紹介ページは文章だけでなく、写真や360°ビューなどのビジュアル要素を多く取り入れることで、ページ滞在時間が伸び、SEO評価にも好影響を与えます。

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医師・スタッフ紹介ページ

「医師・スタッフ紹介ページ」は直接的にキーワードと関係するわけではありませんが、医師やスタッフの人柄・専門性を伝えることでユーザーの安心感を高め、結果的にサイト全体の信頼性E-E-A-Tの向上につながります。

「E-E-A-T」とは、GoogleがWebサイトを評価する際に重視している4つの要素の略称です。クリニックのSEOにおけるE-E-A-Tは、以下のような観点で捉えると分かりやすいです。

Experience(経験)

実際の体験や臨床経験など、実務に基づいた一次情報を提供しているか

Expertise(専門性)

医師・専門家としての知識や資格、専門分野が明確に示されているか

Authoritativeness(権威性)

分野内・地域でどれだけ信頼されているか(所属学会、掲載実績など)

Trust(信頼性)

正確で誤解のない情報を提供し、ユーザーが安心して利用できるか

Googleは特に、医療・健康・お金など人の生活に大きく影響する分野(YMYL領域)において、このE-E-A-Tを重視して検索順位を決定すると公表しています。

そのため「医師・スタッフ紹介ページ」で医師の経歴・資格・所属学会・診療方針などを正確に記載することは、 ユーザーに安心感を与えるだけでなく、SEO上の信頼性評価を高めるうえでも非常に重要です。

なお「医師・スタッフ紹介ページ」を作成することで指名検索(「○○クリニック 医師」「○○クリニック 院長」など)での検索結果を強化する効果もあります。

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クリニックのSEOの基本的な対策7選

クリニックのSEOで最低限抑えておくべき基本的な対策方法を7つ紹介します。キーワードに該当するページを作成したら必ず以下の対策を実施するようにしましょう。

  1. titleタグ・hタグの最適化【内部対策】

  2. 内部リンクの設定【内部対策】

  3. 構造化データの活用【内部対策】

  4. スマホ対応(モバイルフレンドリー対応)【内部対策】

  5. 表示速度(Core Web Vitals)の改善【内部対策】

  6. 被リンクの獲得【外部対策】

  7. サイテーションの獲得【外部対策】

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titleタグ・hタグの最適化【内部対策】

SEOの基本中の基本であるtitleタグやhタグを最適化し、検索エンジンにぺージの内容が正確に伝わるようにしましょう。

検索エンジンはtitleタグの情報を参考にぺージの内容を判断するため、titleタグには地域名・診療科目・クリニック名などそのページの内容を表す単語を自然な形で含めることが基本です。

titleタグ例
悪い例

内科専門クリニック|○○クリニック

良い例

渋谷の内科なら|○○クリニック

このように「地域名+診療科目+クリニック名」を組み合わせるだけで、「内科 渋谷」「渋谷 内科」といったキーワードで評価されやすくなります。

hタグ(H1〜H3など)もtitleタグと同様に、検索エンジンにページの構成や重要な内容を伝えるための要素です。見出しを見ただけで何についてのページなのか理解できるように、適切に設定しましょう。

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内部リンクの設定【内部対策】

ユーザーはサイト内を回遊しながら情報を取得して来院すべきクリニックかどうかを判断しています。

そのため、関連性の高いページ同士を内部リンクでつないで、ユーザーがサイト内を巡回しやすくしたり、目的のページへ辿り着きやすくすることが大切です。また、Googleのクローラビリティも向上します。

クリニックのWebサイトでは、以下のように内部リンクを設定するとSEOに効果的です。

診療科目ページ→症状・病名ページ

例:発熱・咳などの症状に対応→ [風邪・発熱ページへ]

症状ページ→診療科ページ

例:頭痛・めまいは[内科]または[神経内科]で診療可能です

医師紹介・設備紹介→診療科ページ

例:医師や設備紹介から診療内容ページへリンク

診療科・症状ページ→予約ページ

例:ページ下部やサイドに「WEB予約はこちら」などのボタンを配置

内部リンクは上記のようにユーザーが次に知りたい情報を想定して設置することが重要です。

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構造化データの活用【内部対策】

クリニックのSEOでは、検索エンジンに正確な情報を伝えるために、構造化データを活用することが効果的です。

構造化データとは、サイト内の情報を機械的に理解できるよう記述するための「マークアップ」のことです。

クリニックのWebサイトでは、以下の構造化データを中心に設定するのが基本です。

MedicalBusiness:クリニックや病院などの医療施設全体を定義

診療科・所在地・診療時間・連絡先などを記述し、地域医療ビジネスとしての情報を伝えることができます。

Physician:医師や専門家個人の情報を定義

氏名・資格・所属・専門分野などを記述することで、専門性や信頼性を検索エンジンに伝えることができます。

構造化データを実装したからと言って、SEOの評価に直接関係する訳ではありませんが「クリニックの詳細」や「医師の経歴」などクリニックの情報を検索エンジンに正確に伝えるようにしておきましょう。

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スマホ対応(モバイルフレンドリー対応)【内部対策】

医療関連の検索では、ユーザーの約8割以上がスマートフォンからアクセスしていると言われています。そのため、スマホ対応は、クリニックのSEOにおいて必須の対策です。

スマホ対応とは、患者さんがスマートフォンからアクセスした際に、見やすく・操作しやすく・スムーズに予約できる画面構成を実現することを指します。

Googleではこれを「モバイルフレンドリー」と呼び、 スマホ利用者に快適な閲覧体験を提供できているかを評価基準のひとつとしています。

モバイルフレンドリーに対応していないクリニックサイトでは、文字が小さく読みにくかったり、ボタンが押しづらかったり、診療時間やアクセス情報が探しにくいといった不便が発生しやすくなります。

その結果、患者がページを離脱しやすくなり、予約率やSEO評価の低下につながる可能性があります。

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表示速度(Core Web Vitals)の改善【内部対策】

スマホ対応と並んで、クリニックのSEOで重要となるのがページの表示速度です。

ページの読み込みが遅いと、ユーザーが離脱しやすくなり、結果として予約率やSEO評価の低下につながります。

Googleでは、ページの表示速度や操作性を評価するためにCore Web Vitalsという3つの指標を定めています。Core Web Vitalsはユーザーの体験を数値化したもので、検索順位にも影響する要素です。

指標内容
LCP(Largest Contentful Paint)ページ内で最も大きな要素が表示されるまでの速度
CLS(Cumulative Layout Shift)ページ表示中のレイアウトのズレ量
INP(Interaction to Next Paint)ユーザーの操作に対する反応速度

クリニックのサイトでは、ユーザーが「急いで診療時間やアクセスを確認したい」ケースが多く、1〜2秒の読み込み差が来院率に直結することも少なくありません。

そのため、定期的に「PageSpeed Insights」や「Search Consoleのレポート」でモニタリングしていくことが重要です。

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被リンクの獲得【外部対策】

クリニックのSEOに取り組む際は内部対策と並行して被リンクの獲得(外部対策)にも取り組みましょう。

Googleは被リンクの数や質によって人気のWebサイトかどうかを判断しています。そのため、被リンクを多く獲得することで「このクリニックはユーザーから人気である」「このクリニックは信頼できる」と評価されSEOに良い影響を与えます。

ただし、単にリンク数を増やすことが目的ではなく、 医療分野としての専門性・信頼性を高める形で自然に獲得していくことが重要です。

被リンクを獲得する際は、クリニックと関連性の高い以下のようなサイトから獲得しましょう。

  • 医療情報サイトや地域ポータル

  • 学会・所属団体・提携医療機関

  • 医療系の情報発信をしているオウンドメディア

  • 医療機器などを購入している取引先

被リンクの獲得方法については、別の記事で詳しく解説しています。

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サイテーションの獲得【外部対策】

クリニックの外部SEO対策では、被リンクと並んで重要なのがサイテーションです。

サイテーションとは、他のWebサイトやSNS上でクリニック名・住所・電話番号(NAP情報)などが言及されることを指します。

リンクが貼られていなくても、名称や住所などが正確に記載されていれば、Googleはその情報を信頼性のシグナルとして評価します。そのため、Web上でのクリニック情報の言及を増やすことが、SEO対策の評価向上につながります。

ただし、言及されるサイトの質と関連性も重要です。医療や地域情報と関係のないサイトでの言及は、SEO効果が薄く、ユーザーにも届きにくくなります。そのため、以下のようなユーザーの検索動線上にあるサイトからのサイテーション獲得を意識しましょう。

  • 医療系ポータルサイト・病院検索サイト

  • 地域メディア・行政・商工会サイト

  • SNS・口コミサイト

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クリニックのSEOを強化する5つのポイント

クリニックのSEOでは先ほど紹介した基本的な対策に加えて以下5つのポイントを強化することで更にSEO効果や集客効果を高めることができます。

  1. 医療系に対応したコンテンツ監修体制の構築

  2. オリジナルの症例写真の掲載

  3. Googleビジネスプロフィールの登録

  4. 医療系ポータルサイト・予約サイトと情報を揃える

  5. FAQ(よくある質問)ページの作成

それぞれ詳しく解説します。

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医療系に対応したコンテンツ監修体制の構築

 Googleは医療や健康分野を「YMYL(Your Money or Your Life)」領域と位置づけており、通常のジャンルよりも高いE-E-A-Tが求められます。

そのため、クリニックサイトでコラム記事を作成する場合は以下のように「誰が書いたか」「誰が監修しているか」を明記して専門家が執筆または監修している記事であることを伝えることが重要です。

  • 医師・臨床検査技師など、専門資格を持つ監修者名を明記

  • 監修者の所属・資格・経歴を記載

  • 記事末尾や監修者一覧ページでプロフィールページにリンク

  • 医学的根拠の出典(公的機関・学会など)を明示

このように専門家による監修体制を作ることで、Googleが重視するE-E-A-Tを強化できます。

医療に関する情報は間違いがあってはいけません。そのため、記事構成やライティングを外注する場合でも、必ず医師または専門スタッフが最終チェックを行うようにしましょう。

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オリジナルの症例写真の掲載

SEOの基本はユーザーが知りたい情報を充実させることです。

クリニックのWebサイトにオリジナルの症例写真を多く掲載することで、ユーザーは実際の治療結果や効果を具体的にイメージしやすくなります。

例えば、美容皮膚科であれば「しみ治療」「ニキビ跡治療」「ピコレーザー」などの症例写真を掲載することで、ユーザーは自分と似た症状の改善事例を確認でき、治療後をイメージすることができます。

また、歯科医院であれば、インプラントやホワイトニング、矯正治療の症例写真を記載することで、仕上がりの自然さを伝えることができます。

検索エンジンにとっても、オリジナルの症例写真はユーザーにとって役立つ一次情報として扱われるため、ページのSEO評価が向上しやすくなります。

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Googleビジネスプロフィールの登録

Googleビジネスプロフィールにクリニックの情報を登録することで、Google検索やGoogleマップ上で、クリニックの基本情報・診療時間・アクセス・口コミ・写真などをユーザーが簡単に確認できるようになります。

Googleは検索結果に表示する情報の信頼性を判断する際、 インターネット上にある多くの情報(公式サイト、口コミサイト、SNS、地図情報など)を照合して、 そのビジネスが実際に存在しているかどうかを確認しています。

そのため、Googleのビジネスプロフィールに正しく登録・認証されているクリニックは 「Googleが実在を確認した信頼できる医療機関」として評価されやすくなります。

Googleビジネスプロフィールへの登録は無料で行うことができるため、必ず登録しておきましょう。Googleビジネスプロフィールの登録については以下の記事を参考に進めてみてください。

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医療系ポータルサイト・予約サイトと情報を揃える

公式サイトやGoogleビジネスプロフィール(GBP)の情報と、医療系ポータルサイトや予約サイトに掲載している情報は、完全に一致させることが重要です。

具体的には、クリニック名・住所・電話番号(NAP情報)・診療時間・休診日などの基本情報にズレがないように統一しましょう。

これらの情報がサイトごとに異なっていると、Googleが「同一クリニック」と認識できず、MEOでの順位が不安定になる要因となるほか、ユーザーが混乱して来院機会を逃す原因になります。

例えば、Googleマップ上では「木曜午後休診」と表示されているのに、ポータルサイトでは「木曜終日休診」となっている場合、ユーザーはどちらが正しいかわからず、別のクリニックへ流れてしまうかもしれません。

直接SEOの効果に関係する項目ではありませんが、SEOをおこなう目的である集客数の向上に大きく影響するため必ず、公式サイトの情報とその他媒体の情報を統一するようにしましょう。

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FAQ(よくある質問)ページの作成

患者がよく検索する質問や不安に答えるFAQ(よくある質問)ページを設けることで、患者の不安解消・問い合わせの削減に繋がります。

また、医療関連の検索では、「初診の流れ」「保険は使える?」「予約なしで受診できる?」といった質問形式の検索(クエリ)が多く、FAQページを整備することで、「クリニック名+保険使える?」などの指名検索での上位表示されやすくなるためSEO効果も期待できます。

さらに、FAQページはその性質上、AI検索エンジンが内容を理解しやすいと言われています。

今後はChatGPTやGoogleのAIモードに質問するユーザーが多くなるため、AIにクリニックの情報を正しく回答してもらいやすくするためにもFAQページの作成は効果的と言えます。

なお、各種検索エンジンがFAQページの質問と回答を正確に理解しやすくするために、FAQの構造化データを設定しておきましょう。

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クリニックのSEOの注意

クリニックのSEOをおこなう際は、以下3点に注意して進めるようにしましょう。

  1. 医療広告ガイドラインに違反しない

  2. 医療に関する情報は常に最新の情報を掲載する

  3. 複数医院ある場合は医院ごとにページを作る

それぞれ詳しく解説します。

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医療広告ガイドラインに違反しない

クリニックのSEOをおこなう際は、厚生労働省が出している医療広告の指導方針「医療広告ガイドライン」を必ず遵守しましょう。

医療広告ガイドラインとは厚生労働省が定めた「医療機関の広告に関するルール」で、 誇大・虚偽・誤解を招く表現を防ぐための指針です。例えば、「必ず治る」「日本一安い」「最新技術で完治」などの表現は原則禁止されており、広告やWebサイト上では、客観的な事実に基づいた正確で分かりやすい情報を掲載することが求められます。

禁止されている主な表現例
効果や治療結果を保証する表現

例:「必ず治る」「100%改善」「副作用は一切なし」

他院との優劣を示す比較表現

例:「地域No.1」「他院より安い」「最新機器を導入しているのは当院だけ」

体験談・口コミを利用した宣伝(本人確認が取れない場合)

例:「患者の声」「○○さんも完治しました!」

ビフォーアフター写真の掲載(自由診療以外は原則禁止)

例:「治療前→治療後」など、効果を強調する目的の写真

未承認医薬品・未承認治療法の宣伝

例:「海外で人気の最新再生医療」「厚労省未承認の先進治療」

医療広告ガイドラインに違反した場合、厚生労働省や各都道府県からの行政指導や改善命令の対象となることがあります。

悪質なケースでは、再発防止命令・業務停止処分・罰金などが科される可能性もあるため、コンテンツを作成する際は十分に注意しましょう。

7-2

医療に関する情報は常に最新の情報を掲載する

医療分野では、治療法・薬剤・診療ガイドライン・関連法令などが定期的に改訂されます。

Googleは「情報の鮮度」も信頼性評価の一部として重視しており、 古い情報をそのまま掲載しているページは検索順位の低下につながることもあります。そのため、クリニックのSEOでは常にコンテンツの内容を最新の情報にすることが重要です。

診療報酬改定による保険適用範囲の変更や、厚生労働省による治療ガイドラインの更新、あるいは自由診療での法的表現の見直しなどを放置してしまうと、掲載内容が事実と異なり、誤解やトラブルを招く可能性があります。

クリニックのWebサイトでは以下を意識して運用しましょう。

  • 定期的に診療ガイドラインや公的機関の発表内容を確認し、最新情報に更新する

  • 保険診療・自由診療の価格や適用条件を最新の基準に合わせて見直す

  • 医療法・薬機法・医療広告ガイドラインの改定内容をチェックし、表現を修正する

7-3

複数医院ある場合は医院ごとにページを作る

クリニックを複数展開(例:渋谷院・横浜院・新宿院など)している場合、 全院を1ページでまとめるのではなく、医院ごとに独立したページを作成することが重要です。

Googleは「地域検索(ローカルSEO)」において、ユーザーの検索意図に基づき、「○○駅 皮膚科」「△△市 内科」など、地域単位で最も関連性の高いページを表示します。そのため、すべての医院情報を1ページにまとめてしまうと、「どの地域で診療しているのか」「どの医院の情報か」が曖昧になり、地域ごとの検索結果に表示されにくくなる可能性があります。

以下のように各医院ごとに独立したページを用意し、地域に特化した情報を掲載するようにしましょう。

院名対策キーワード例URL構成例
渋谷院美容皮膚科 渋谷https://○○-clinic.jp/shibuya/
横浜院美容皮膚科 横浜https://○○-clinic.jp/yokohama/
新宿院美容皮膚科 新宿https://○○-clinic.jp/shinjuku/
8

クリニックのSEOに関するよくある質問

医療ポータルサイト(EPARK・病院ナビなど)に掲載すればSEO効果はありますか?

掲載したからといって直接的なSEO効果はありません。
ただし、信頼性の高いポータルサイトに多く掲載することでサイトの信頼性が高まり間接的にSEO効果が高まる可能性があります。

SEOとMEOどちらに取り組むべきですか?

クリニックの集客を強化するのであればどちらも取り組むべきです。
ユーザーは口コミや地図情報だけでなく、公式サイトを確認してから来院を決めるため、 MEOとSEOを併用して強化することで来院に繋がりやすくなります。

院内ブログやコラムはSEOに効果がありますか?

内容によっては効果があります。
医院が提供している診療科目に関するコラムであればサイトの専門性を高める効果があります。一方でクリニックや病気とは関係がないテーマで院内ブログを更新してもSEO効果は一切ありません。
むしろ、サイトのテーマ性が薄れるためクリニックと関係がないコラムの作成はやめましょう。

SNS(Instagram・LINE・Xなど)やYouTubeはSEOに関係ありますか?

SNSの投稿自体は直接的なSEO要因ではありませんが、 SNSやYouTubeをおこなうことで、指名検索の増加やサイテーションの増加が期待できます。
そのため、SNSの運用を続けることで間接的にSEO評価を高める効果があります。

どのくらいでSEOの効果が出ますか?

サイトの状態や課題、狙うキーワードによって異なります。
一般的には、3〜6か月程度で順位変動が見え始め、半年〜1年で安定化するケースが多いですが、サイトの課題がテクニカルな問題だけであれば、改善後に数週間で順位が上がることもあります。
効果が出るまでの具体的な期間を知りたい場合は弊社までお問合せください。無料でサイト分析をおこない効果が出る予想時期をお伝えいたします。

9

まとめ

クリニックを探しているユーザーはインターネットで検索を行い、自分にマッチした医院を探してるため、SEO対策を行い関連するキーワードでの上位表示を行うことで来院数を向上させることができます。

クリニックのSEOでは、患者となるユーザーが知りたい情報が網羅されたページの作成と適切な内部対策・外部対策の実施が求められます。本記事を参考に是非チャレンジして頂ければと思います。

なお、オルグロー株式会社が提供するホワイトリンクではこれまでに50以上の医院のSEO支援を行ってきた実績があります。

クリニックのSEOのノウハウがある専任のSEOコンサルタントがページの作成からコンテンツの作成、内部対策の実装、被リンク獲得、MEO対策まですべての作業をサポートいたします。院内でSEOを行うリソースやノウハウがない場合は気軽にご相談くださいませ。

地域・エリアSEO代行

この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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