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SEO対策 2026/02/25

リッチリザルトとは?種類と表示のさせ方・表示されない原因を解説

リッチリザルト(リッチスニペット)とは?種類や設定方法のサムネイル画像です

リッチリザルトとは、検索結果のスニペットに表示される、画像や評価、レビューなどの情報です。画面占有率が高く、視覚的にも目立つ箇所なのでサイトがクリックされやすくなります。この記事では、リッチリザルト(リッチスニペット)の概要から種類、設定するメリット、設定方法まで解説します。

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リッチリザルトとは

リッチリザルトとは、Googleの検索結果をよりリッチに見せる表示形式のひとつで、価格や口コミ件数、口コミ平均点、画像などの視覚的な付加情報が追加で表示される検索結果のことです。

自サイトのページにGoogleがサポートしている構造化データをマークアップすることで上記画像のように通常の検索結果に表示される「ページタイトル」「説明文」「URL」以外の情報が表示される場合があります。

※ 表示の有無や見え方はGoogleの判断によって変わります。

リッチリザルトが表示されると、通常の検索結果よりも得られる情報量が増えるため、ユーザーがページの内容をイメージしやすくなり、クリック率が向上する可能性があります。

ただし、リッチリザルトが表示されたからといって検索順位が直接上がるわけではありません。リッチリザルトはあくまで検索結果の見え方を強化する表示形式であり、順位を決める評価要因そのものではないためです。

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リッチリザルトの種類

Google検索セントラルの公式ドキュメントでは、2026年1月時点で31種類のリッチリザルトが紹介されています。

リッチリザルトは種類によって、検索結果に表示できる付加情報や、表示対象となる条件が異なります。また、言語や地域、デバイスによって提供状況が変わるものもあります。

そこで本章では、リッチリザルトの種類ごとの特徴に加えて、日本語SERPでの対応可否や、特定のサイトに限定されているかどうかについて整理しました。

リッチリザルト種類別一覧表
種類検索結果での主な付加情報例日本語備考
1記事見出し/画像/投稿日などの強調
2書籍アクション購入/プレビュー等のアクション一部書籍プロバイダに限定
3パンくずリスト階層(カテゴリ)表示PCのみ
4カルーセル横スクロールのカード表示
5コースリストコース情報のリスト表示英語のみ
6データセットデータセットの情報表示データセット検索に対応
7ディスカッション フォーラム掲示板のスレ/回答の強調
8教育向け Q&A教育系Q&Aカルーセル
9雇用主の総合評価企業の評価(星/件数等)
10ファクト チェックファクトチェックラベル
11イベント日付/場所など
12よくある質問FAQの表示政府機関・保健衛生関連に限定
13画像メタデータ作成者・画像クレジット情報Google 画像検索に対応
14求人情報職種/勤務地/給与/掲載日など
15ローカル ビジネス営業時間/評価等
16数学の解法数式の解法/手順英語 スペイン語
17映画カルーセル上映/評価
18組織ナレッジパネルに情報を表示
19商品スニペット価格/在庫/評価/配送等
20ポイント プログラム会員価格/ポイント等
21販売者の返品に関するポリシー返品条件の表示
22販売者の配送に関するポリシー配送条件の表示
23プロフィール ページ著者/人物等のプロフィール強調
24Q&A質問/回答の強調
25レシピ調理時間/評価/カロリー等
26クチコミ抜粋星/評価点/件数
27ソフトウェア アプリ価格/評価等APPの販売元のみ確認
28読み上げ可能米国の英語設定
29定期購入とペイウォール コンテンツ課金/購読の有無表示
30民泊料金/評価等
31動画サムネ/尺/投稿日など

次の項目では、上記の中から検索結果で目にする機会が多いリッチリザルトを中心に紹介します。

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商品スニペット

商品スニペットはECサイトの商品ページの補足情報を検索結果に表示するリッチリザルトです。

商品ページに対して「Product」の構造化データを実装すると、Googleが商品情報を理解しやすくなり、検索結果に以下の補足情報が表示されやすくなります。

  • 価格

  • 在庫状況

  • レビューの平均点・件数

  • 配送情報

商品情報が検索結果で可視化されることで、商品を比較検討している検索ユーザーにクリックされる可能性が高まります。

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パンくずリスト

パンくずリストは、Webページの階層を検索結果に表示するリッチリザルトです。

ページに対して「BreadcrumbList」の構造化データを実装すると、Googleがサイト構造を理解しやすくなり、検索結果に以下のようにWebページの階層を表示します。

パンくずリストが検索結果で可視化されることで、検索ユーザーが「このページがサイト内のどこにある情報か」をクリック前に把握しやすくなり、目的の情報に近いページとして選ばれやすくなる可能性があります。

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記事

記事は、ニュース記事やブログ記事などのコンテンツ情報を検索結果に最新情報として反映しやすくするためのリッチリザルトです。

記事ページに対して「Article」「NewsArticle」「BlogPosting」のいずれかの構造化データを実装すると、Googleが記事の内容を理解しやすくなり、Google検索やGoogleニュースの検索結果に以下のような情報が表示される場合があります。

  • 記事タイトル(見出し)

  • サムネイル画像

  • 公開日(更新日)

記事情報が検索結果で可視化されることで、検索ユーザーが「新しい情報か」「どんな内容の記事か」「信頼できそうな発信元か」をクリック前に判断しやすくなります。

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求人情報

求人情報は、求人ページの内容を検索結果に表示するリッチリザルトです。

中でも求人情報は、Google公式で「エンリッチリザルト」と定義された、通常のリッチリザルトよりも拡張された見え方で表示されます。

求人ページに対して「JobPosting」の構造化データを実装すると、Googleが募集内容を理解しやすくなり、Google検索上の求人向けの情報欄に掲載される対象になります。

検索結果に、職種名・勤務地・雇用形態・給与(報酬)・掲載日などの補足情報が表示されるため、求職者が「自分の条件に合う求人か」をクリック前に判断しやすくなります。

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レシピ

レシピは、料理レシピの情報を検索結果に表示するリッチリザルトです。

レシピページに対して「Recipe」の構造化データを実装すると、Googleがレシピ内容を理解しやすくなり、検索結果に以下のような補足情報が表示される場合があります。

  • 料理画像

  • 調理時間

  • レビューの平均点・件数

1人分のカロリー数やコースの種類、レシピに関連付けられている地域を構造化データマークアップすることで「低カロリーの野菜炒め レシピ」といった細かな検索クエリでもレシピを表示させることができます。

食材や食品を扱っているWebサイトであれば、潜在層に自社のページを見てもらうチャンスになるためレシピページを作成しているのであれば、レシピの構造化データを実装してみましょう。

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自サイトに合ったリッチリザルトの選び方

リッチリザルトには多くの種類がありますが、すべてに対応する必要はありません。重要なのは、自サイトの種類や目的に合ったリッチリザルトを選ぶことです。

まずは代表的なサイトタイプ別に、優先的に対応したいリッチリザルトを紹介します。

ECサイトの場合

商品を比較・検討しているユーザーが多いため、価格や在庫、レビュー情報を検索結果上で伝えられる「商品スニペット」を優先的に実装しましょう。また、販売者の返品に関するポリシーや販売者の配送に関するポリシーの実装もECサイトではおすすめです。

企業サイト・サービスサイトの場合

企業やサービスの信頼性が重視されるため、「組織」や「プロフィールページ」の構造化データを優先的に対応しましょう。企業情報や運営者情報を正確に伝えることで、検索結果やナレッジパネル上で正しい企業情報が表示されやすくなります。

ニュースサイト・メディアサイトの場合

ニュースサイトやメディアサイトのユーザーは情報収集を目的とした検索が中心となるため、記事内容や公開日を伝えやすい「記事」のリッチリザルトが有効です。また「パンくずリスト」を実装することで、記事のカテゴリ構造が検索結果上でも把握しやすくなります。

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リッチリザルトの表示方法

リッチリザルトを表示させるためには、ページのHTML内にリッチリザルトに対応した構造化データを記述します。

Googleが構造化データの形式としてサポートしているJSON-LD(推奨)/Microdata/RDFaのいずれかの形式を使ってHTMLに構造化データを記述します。

具体的な実装方法は以下になります。

  1. Webサイトのコンテンツに適したリッチリザルトのタイプを選択する

  2. 構造化データの形式を決定する

  3. 選択したリッチリザルトに対応する構造化データを作成します

  4. 作成した構造化データをWebサイトのページに実装します

例えば「商品」に関するリッチリザルトを表示させたい場合は以下のように構造化データを実装します。

JSON-LDの場合
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Product",
  "name": "オーガニックコーヒー豆 200g",
  "image": [
    "https://example.com/images/coffee-200g.jpg"
  ],
  "description": "香り高い中深煎りのオーガニックコーヒー豆です。",
  "sku": "COFFEE-200G",
  "brand": {
    "@type": "Brand",
    "name": "sem plusコーヒー"
  },
  "offers": {
    "@type": "Offer",
    "url": "https://example.com/products/coffee-200g",
    "priceCurrency": "JPY",
    "price": "1580",
    "availability": "https://schema.org/InStock",
    "itemCondition": "https://schema.org/NewCondition"
  }
}
</script>

▼ 構造化データについては別の記事で詳しく解説しています。

なお、構造化データは種類ごとに必要な項目や書き方が異なるため、「どのようなコードを書けばよいか分からない」「実装のハードルが高い」と感じる方も多いかと思います。

その場合は、次の項目で紹介するGoogleが提供する構造化マークアップ支援ツールを使って、ページの内容に沿った構造化データを生成し、HTMLに貼り付ける方法がおすすめです。

4-1

構造化データマークアップ支援ツールを使う

Googleが提供する「構造化データ マークアップ支援ツール」を使うと、非エンジニアの方でも比較的簡単に構造化データを作成できます。

構造化データマークアップ支援ツールの使い方は以下になります。

  1. マークアップするページタイプを選択する

  2. 対象ページのURLまたはHTMLを入力し、[タグ付けを開始]をクリックする

  3. ページ上の該当箇所を選択し、表示されるメニューから情報タイプを指定してタグ付けする

  4. タグ付けが完了したら[HTMLを作成]を選択し、出力形式を選んでコードを生成する

  5. 生成されたコードをコピーして、対象ページのHTMLに貼り付けて実装する

なお、生成したコードが正しく実装できているかの確認方法は、次の「リッチリザルトの確認方法」で解説します。

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リッチリザルトの確認方法

リッチリザルトが正しく実装できているか確認する方法は次の2つです。

  1. リッチリザルトテストで確認する

  2. サーチコンソールで確認する

それぞれ詳しく解説します。

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リッチリザルトテストで確認する

リッチリザルトテストは、ページに実装した構造化データがGoogleのリッチリザルトに対応した形式で実装されているかを、簡単に確認できるツールです。

リッチリザルトの表示にはGoogleの判断が入るため「リッチリザルトテストに通った=必ず表示される」ではありませんが、実装ミスによって表示されていないのであれば、勿体ないので必ず確認しましょう。

リッチリザルトテストツールの利用方法
  1. 確認したいページのURLもしくはHTMLのコードを入力する

  2. 「URL」または「コード」でテスト対象を指定する

  3. 「テスト」を実行し、検出されたリッチリザルトの種類・項目を確認する

リッチリザルトの対象となる構造化データが見つかった場合には、「〇件の有効なアイテムを検出しました」と表示され、検出された構造化データのリストが表示されます。

リッチリザルト テスト結果

結果に「エラー」が出ている場合は、間違って記述している箇所を修正しましょう。

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サーチコンソールで確認する

Google Search Consoleを使うことで、サイトに実装した構造化データがGoogleに正しく検出されているかを確認できます。

Search Consoleにログインし、左メニューの[拡張]を確認すると、該当するリッチリザルトの検出状況が表示されます。

エラーが表示されている場合は、必須項目の不足や形式の誤りなど、リッチリザルトとして解釈できない問題が発生している可能性があります。

▼ エラーの対処方法については別の記事で詳しく解説しています。

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リッチリザルトが表示されない主な原因

リッチリザルトテストやGoogleサーチコンソールで確認した際にエラー等の問題がないにも関わらずリッチリザルトが表示されない場合は、以下の原因が考えられます。

  1. リッチリザルトの表示条件を満たしていない

  2. リッチリザルトの表示が制限されている

  3. Googleのポリシーに抵触している

それぞれ詳しく解説します。

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リッチリザルトの表示条件を満たしていない

リッチリザルトは、構造化データを実装すれば必ず表示されるものではなく、Googleが定める表示条件を満たしている場合にのみ検索結果に反映されます。

例えば、以下に該当する場合は表示されません。

  • 日本語に対応していないリッチリザルトである

  • ページの内容が対象となるリッチリザルトの種類と一致していない

  • モバイルデバイスのみ対応のリッチリザルトである

そのため、リッチリザルトが表示されない場合は、構造化データのエラー有無だけでなく、対応言語・対応デバイス・対応コンテンツタイプといった表示条件を満たしているかをあわせて確認することが重要です。

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リッチリザルトの表示が制限されている

リッチリザルトは、構造化データやページ内容に問題がなくても、Google側の検索結果表示の仕様変更や品質調整によって表示が制限されることがあります。

これはスパム対策や検索結果全体の視認性向上を目的として行われるもので、特定のリッチリザルトタイプやジャンルにおいて、表示頻度が下げられたり、検索結果上で表示されなくなるケースもあります。

例えば、「よくある質問」は以前は幅広いサイトで表示されていましたが、現在は「政府機関または保健衛生関連のWebサイト」のみが中心に表示される仕様となり、それ以外のサイトでは基本的に表示されなくなっています。

そのため、Googleの公式ドキュメントである検索セントラルブログやヘルプページを定期的にチェックしておくことが重要です。

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Googleのポリシーに抵触している

リッチリザルトは、構造化データを正しく実装していても、Googleが定めるポリシー(ガイドライン)に違反している場合は表示されません。

ガイドラインに違反している場合、リッチリザルトテストでエラーが出ないことも多く、「技術的には問題がないのに表示されない」という状態が発生します。

よくあるポリシー違反の例は以下のとおりです。

  • ページ上には書いていないQ&AをFAQ構造化データで記述

  • 表示されていない評価点をReviewで記述

Googleはサイト運営者が不正に検索結果上で自サイトを目立たせたりすることを防ぐため、コンテンツ内容と構造化データの使い方の両方をチェックしています。

Googleのポリシーに抵触すると、リッチリザルトが表示されず無効化される可能性があります。

さらに悪質なケースでは、手動による対策の対象となることもあるため、ポリシー違反には注意しましょう。

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リッチリザルトに関するよくある質問

エンリッチリザルトとは何ですか?

エンリッチリザルトとは、リッチリザルトを拡張させユーザーが検索結果ページから直接アクションを行えるようになったもので、「求人情報」「レシピ」「イベント」の3種類が該当します。

例えば、求人情報のエンリッチリザルトでは、直接応募ボタンが表示されることがあります。

リッチカードとは何ですか?

リッチカードとは、検索結果で情報をカード形式で表示するリッチリザルトの一種です。
主にスマートフォン検索で表示され、イベントや映画などの情報をカード形式の画像で視覚的に分かりやすく伝えるために使われます。

【映画】

【講演情報】

一度表示されたリッチリザルトが消えることはありますか?

はい。
Googleの仕様変更や品質評価の見直し、競合状況の変化により、表示されなくなることがあります。

リッチリザルトのメリットは何ですか?

リッチリザルトを表示できると検索結果で視覚的に目立つため、自社のWebが検索結果画面上で競合サイトよりもクリックされる確率が高くなりやすくなります。
ただし、クリック率はリッチリザルトの表示の有無だけではなくページタイトルや説明文の内容も影響します。

リッチリザルトに対応した方がSEOの順位が上がりますか?

リッチリザルトに対応していても、対応していなくても検索順位に直接的な影響はありません。
そのためSEO効果を高めるためにリッチリザルトに対応する施策を行うのは間違いです。

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まとめ

リッチリザルトは、Googleの検索結果ページに付加情報を表示するGoogleの機能です。検索ユーザーに対して視覚的にアピールする事ができるため、Webサイトがクリックされやすくなります。

リッチリザルトはGoogleがサポートしている構造化データをWebページに実装することでリッチリザルトが表示されやすくなります。

弊社では、構造化データの実装はもちろん、検索結果で正しく評価されるためのテクニカルSEO全般を支援しています。リッチリザルトを含めた検索パフォーマンスの改善をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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