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SEO対策 2023/10/16

関連キーワードとは│調べ方と取得ツールについて解説

関連キーワードとは│調べ方と取得ツールについて解説のサムネイル画像です

「関連キーワードとはどのようなキーワードを指すのか」「SEOで関連キーワードを活用するにはどうすればよいのか」など、気になっている方も多いのではないでしょうか?本記事では、関連キーワードの概要から表示される仕組み、サジェストとの違い、取得ツール、SEOに活用する方法、削除する方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。

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関連キーワードとは

「関連キーワード」とは、Googleの検索エンジンで検索した際に、検索結果画面の下部の「関連性の高い検索」に表示されるキーワードです。

関連キーワード


上記画像の例では、「SEO」という検索キーワードに対して「SEOとは」や「SEO対策 費用」といった関連キーワードが表示されています。

以前は「SEO対策に関する検索キーワード」や「他のキーワード」と表示されていましたが、2023年7月時点では「関連性の高い検索」という表現に変更されています。

他のユーザーが実際に使用したキーワードの中から、検索時に使用したキーワードと関連性が高いキーワードが抽出され、最大で8つのキーワードが表示されます。

ただし、検索時に関連キーワードが必ず表示されるわけではありません。キーワードによっては、関連キーワードが表示されないケースもあります。また、すべての検索ユーザーに対して、同じ関連キーワードが表示されるわけではありません。

関連キーワードには実際に使用されたキーワードが表示されることから、検索意図が近いキーワードや再検索時に使用するキーワードを発見でき、SEOに役立てることができます。

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関連キーワードが表示される仕組み

関連キーワードは、実際に使用されたことがあるキーワードの中から、検索回数などの情報を元に、Googleの検索アルゴリズムが検索窓に入力したキーワードと類似性・関係性が高いキーワードをピックアップし、自動的に表示する仕組みです。

関連キーワードにどのようなキーワードが表示されるかについては、検索するユーザーのアカウント情報が影響を与えている可能性があります。

現在、Google検索結果の一番下に表示される「関連キーワード」の左側の3点リーダーをクリックすると、「この結果について」(beta版)が表示されます。

「この結果について」(beta版)

[ウェブとアプリのアクティビティ] または [アカウントに基づく情報] の設定がオフになっているため、検索結果はカスタマイズされていません。オンにすると、役に立つと思われる場合にのみ検索結果がカスタマイズされます


アカウントに基づく情報の表示をオフにしていると上記のように表示されていることから、ユーザーごとにカスタマイズされた関連キーワードが表示されていると推察できます。

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関連キーワードとサジェストの違い

関連キーワードとサジェストキーワードの違いは、表示される場所・タイミングと、表示されるキーワードです。

サジェストキーワードは、検索エンジンのサジェスト機能により、検索窓の中に表示されます。一方、関連キーワードは、検索窓にキーワードを入力して検索した後に表示される検索結果画面の下部に表示されます。

サジェスト機能は、Googleだけでなくさまざまな検索エンジンで導入されています。

実際に検索する前に表示されるキーワードがサジェストキーワードで、検索した後に表示されるのが関連キーワードです。

サジェストキーワード


Googleの検索窓に表示されるサジェストキーワードは、Googleのオートコンプリートの影響を受けます。

オートコンプリートとは、検索エンジンで検索するユーザーをサポートしてくれる機能です。入力したキーワードに関連したキーワードが表示されるため、検索する時間を短縮できます。

▼ 下記の要素から、サジェストキーワードに表示されるキーワードが決定されます。

  • 実際にGoogle検索で行われた検索行動
  • 検索ボリューム
  • 検索ユーザー自身の検索履歴
  • 検索ユーザー自身の位置情報
  • 検索ユーザー自身の使用言語
  • トレンドキーワード

Googleのサジェスト機能については別記事で詳しく解説しているので、興味がある方は以下ページをご確認ください。

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関連キーワードを調べる方法

関連キーワードを調べる方法は、実施にGoogleの検索エンジンの検索窓へキーワードを入力して検索し、検索結果画面の下部に表示されている「関連性の高い検索」の箇所を確認することです。

ただし、上記の方法では1回当たり最大で8個までしか確認できず、手間と時間がかかります。

一方、関連キーワード取得ツールを活用すれば、効率良く大量の関連キーワードを調べることが可能です。ツールによっては、出力した関連キーワードをファイル形式でダウンロードすることもできます。

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関連キーワード取得ツール4選

▼ 関連キーワードを取得できる代表的なツールは以下の4つです。

  • キーワードプランナー
  • ラッコキーワード
  • Keyword Tool
  • Kouho

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キーワードプランナー

キーワードプランナー


キーワードプランナー」は、Googleが提供している関連キーワード取得ツールです。世界中のWEB広告を出稿する担当者やWEBメディアのSEO担当者から愛用されています。

関連キーワードを取得できるだけでなく検索ボリュームや競合性も確認でき、フィルタによる絞り込みや、出力したデータをExcelファイル・CSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。

Googleアカウントへの登録とログインが必要ですが、回数制限なく無料で利用できます。ただし、検索ボリュームについては下記のようなアバウトな数値しか表示されません。

  • 1万~10万
  • 1,000~1万
  • 100~1,000

しかし、少額でもGoogle広告を出稿すれば、正確な検索ボリュームが表示されます。

ツール名キーワードプランナー
サービス提供元・海外サービス:Google
・日本語版:あり
利用価格無料
登録・ログイン・登録:Googleアカウント・Google広告の登録必要
・ログイン:毎回必要
主要機能・検索ボリュームが分かる
・競合性を調べられる
・関連キーワードの取得
・キーワード候補の取得
・地域・言語・検索ネットワークごとのキーワード候補の取得
・過去の傾向データが分かる
・フィルタによる絞り込み
・取得した情報をダウンロード
使用回数制限なし


キーワードプランナーの使い方については、別記事で詳しく解説しているので興味がある方は以下ページをご確認ください。

キーワードプランナーを使って関連キーワードを調べる方法

キーワードプランナーを使って関連キーワードを調べる方法を紹介します。

  1. キーワードプランナーにログインします。
  2. 「新しいキーワードを見つける」をクリックします。
    「新しいキーワードを見つける」をクリック

  3. キーワードから開始のタブ内でキーワードを入力して「結果を表示」をクリック
    キーワードから開始のタブ内でキーワードを入力して「結果を表示」をクリック

  4. 「キーワード候補」が表示されます。
    「キーワード候補」の表示

  5. 右上の「キーワード候補をダウンロード」をクリックして完了です。

キーワードプランナーは関連キーワードごとの月間検索数も同時に調べることが出来るため、他のツールに比べて利便性が高いです。

また、使用回数の制限がないのも強みとなります。

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ラッコキーワード

ラッコキーワード


ラッコキーワード」は、ラッコ株式会社(旧株式会社シンクラフト)が提供する、関連キーワード取得ツールです。

関連キーワードだけでなく、Googleを初めとしたさまざまな検索エンジンのサジェストキーワード、検索ボリューム、共起語、同義語、類似語など、SEOに役立つ情報を取得できます。

基本機能は無料でも利用できますが、各種キーワード調査は1日50回まで、見出し抽出や共起語取得、関連ハッシュタグについては1日15回までしか利用できません。

一方、有料プランに契約すれば、制限回数の上限が緩和され、広告も表示されなくなります。

▼ 各プランの料金と1ヶ月にキーワード調査できる回数は以下の通りです。

プラン料金(税込み)1ヶ月に調査できる回数
エントリー440円/月1,500回/月
ライト990円/月3,000回/月
スタンダード2,475円/月10,000回/月
プロ4,950円/月20,000回/月
エンタープライズ9,900円/月50,000回/月
ツール名ラッコキーワード
サービス提供元・国内サービス: ラッコ株式会社
・日本語版サイト:あり
利用価格・基本無料
・有料版あり
登録・ログイン・登録:不要
・ログイン:不要
主要機能・関連キーワードを一括表示できる
・各検索エンジンのサジェストキーワードを取得できる
・月間検索数とCPCを取得できる
・共起語・同義語・類似語などを取得できる
・Yahoo!知恵袋や教えて!gooの検索結果が表示される
使用回数制限あり
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Keyword Tool

Keyword Tool


Keyword Tool」は、Essential AppsLLCが提供する、無料の関連キーワード取得ツールです。ブラウザ上で利用でき、ユーザー登録やログインは必要ありません。

Googleのサジェストキーワードから、最大750個のロングテールキーワードを生成します。

【使用方法】

  1. Keyword Toolを開く
  2. 検索窓にキーワードを入力
  3. 検索ボタンの右側のenglishをクリックして日本語を選択
  4. 検索ボタンをクリック

ツール名Keyword Tool
サービス提供元・海外サービス: Essential AppsLLC
・日本語版サイト:あり
利用価格無料
登録・ログイン・登録:不要
・ログイン:不要
主要機能Googleのサジェストキーワードからロングテールキーワードを生成
使用回数制限なし
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Kouho

Kouho


KOUHO.jp」は、アイスタイル株式会社が提供している、無料の関連キーワード取得ツールです。ブラウザ上で利用でき、ユーザー登録やログインは必要ありません。

Googleサジェストからamazonサジェスト、楽天サジェスト、 BingサジェストなどのサジェストキーワードとTwitter共起語を取得できます。

ただし、2023年7月時点では調整作業のためGoogleのサジェストキーワードは取得できません。

キーワードを入力して「GO!」をクリックすると、キーワードがあいうえお順で表示されます。クリップボードにコピーしてExcelファイルなどに貼り付けることも可能です。

ツール名Kouho
サービス提供元・国内サービス: アイスタイル株式会社
・日本語版サイト:あり
利用価格無料
登録・ログイン・登録:不要
・ログイン:不要
主要機能・Googleサジェストキーワード取得
・amazonサジェストキーワード取得
・楽天サジェストキーワード取得
・Bingサジェストキーワード取得
・Twitter共起語取得
使用回数制限なし
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関連キーワードをSEOに活用する方法

▼ 関連キーワードをSEOに活用する方法は以下の3つです。

  • ユーザーの検索意図の分析に使う
  • 関連キーワードをコンテンツの内容に反映させる
  • 関連キーワードから関連する新しいテーマを探す

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ユーザーの検索意図の分析に使う

関連キーワードを確認することで、ユーザーの検索意図を正確に把握できたり、見落としていた検索意図を発見できたりします。

例えば、「seo」というキーワードだけでは、ユーザーがどのような情報を求めているのか、検索することでどのような問題を解決したいのかを読み取ることは困難です。

一方、「SEO 会社」という関連キーワードなら、SEO対策ができる会社を探しているだろうと推測できます。さらに、「SEO 会社 東京」というキーワードなら、東京に住んでいるユーザーが探しているのだろうと推測することが可能です。

上記のように、関連キーワードをチェックすることで、ユーザーが抱える問題や属性など、さまざまな検索意図を分析することができます。

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関連キーワードをコンテンツの内容に反映させる

関連キーワードは、既存ページへの加筆・情報追加にも活用できます。Googleは検索意図をより多く満たしているサイトを高く評価する傾向にあるため、関連キーワードから検索意図を読み取り、既存のページへ盛り込むことで、サイトの評価を高めることができます。

例えば、「動画編集 アプリ iPhone」という関連キーワードからは、動画編集アプリならどれでも良いわけではなく、iPhoneで使えるアプリを探していることが分かります。

ただ動画編集アプリを並べて紹介するのではなく、iPhoneユーザー向けアプリとandroidユーザー向けアプリに分けて紹介した方が、ユーザーの利便性が向上するはずです。

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関連キーワードから関連する新しいテーマを探す

関連キーワードを抽出することで、既存ページでは扱っていなかった、新たなテーマが発見できる場合もあります。Googleは網羅性の高いサイトを高く評価する傾向にあるため、関連キーワードから扱っていないテーマを探し、コンテンツを充実させることで、サイトが高く評価されるはずです。

ただし、関連キーワードをページタイトルや見出し、本文へ追加するだけでは意味がありません。関連キーワードから検索意図を読み取り、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成することが重要です。

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関連キーワードを削除する方法

▼ 関連キーワードは、以下のようなケースに限りGoogleへ申請することで削除してもらえる可能性があります。

  • Googleのオートコンプリートポリシーに違反している
  • 日本の法律に違反している

WEBメディアの担当者が関連キーワードを削除したいと考えるケースは、以下のように社名やサービス名、商品名とネガティブワードがセットで表示されるケースです。

  • ○○ ブラック
  • ○○ 詐欺
  • ○○ あやしい

上記のような関連キーワードを見たユーザーは企業に対してネガティブな印象を持ってしまう可能性があり、風評被害を受ける恐れがあります。

自社に落ち度がないにも関わらず、第三者が悪意を持ってネガティブキーワードを生み出し、風評被害を受ける可能性がある場合、Googleへ削除申請することができます。

▼ 関連キーワードを削除するようにGoogleへ申請する方法は以下の通りです。

  1. Googleにログインする
  2. 法律に基づく削除に関する他の問題を報告する」ページを開く
  3. 必要事項を入力する
  4. 同意内容にチェックを入れる
  5. 送信をクリックする

上記のケースは、関連キーワードだけでなくサジェストキーワードでも発生する恐れがあります。

ネガティブサジェスト対策については、別記事で詳しく解説しているので興味がある方は以下ページをご確認ください。

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削除申請は必ず受理されるわけではない

前述した削除申請は、必ず受理されるわけではありません。

▼ 以下のような場合、削除申請が受理されない場合があります。

  • 申し立てが正しく記入されていない場合
  • 内容が不十分な場合
  • 重要性が低いと判断された場合
  • 根拠が不十分な場合

受理されなかった場合、弁護士へ依頼する、専門の業者へ相談するなどの対策が必要です。

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関連キーワードに関するよくある質問

関連キーワードに関するよくある質問と回答をご紹介します。

関連キーワードと再検索キーワードの違いは?

再検索キーワードとは、ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力して検索し、ページを閲覧した後、再度検索し直す際に入力されるキーワードです。関連キーワードの中に再検索キーワードも含まれます。

再度検索し直すということは閲覧したページでは満足できなかったことを意味するため、検索意図の確認やトピック追加などに活用されています。

関連キーワードと共起語の違いは何?

共起語とは、検索上位表示を狙うキーワードの周辺で出現する機会が多い語句です。記事ごと、ターゲットキーワードごとに異なります。

共起語は対象のページ内に表示されますが、関連キーワードは検索結果が画面に表示されます。

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まとめ

今回は、関連キーワードの概要から表示される仕組み、サジェストとの違い、調べる方法、取得ツール、SEOに活用する方法、削除する方法について解説しました。

関連キーワードは、ターゲットキーワードの選定から構成案作成、既存記事のリライト、コンテンツの充実など、SEOにおけるさまざまなシーンで活用されています。

この記事でご紹介した関連キーワード取得ツールを利用すれば、費用を抑えて手軽に関連キーワードを取得することができるので、積極的にコンテンツ制作に活用しましょう。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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