誘導ページ(ドアウェイページ)とは?意味・SEOへの影響を解説
WEBマーケティングやSEOでよく用いられる用語の中から、今回は「誘導ページ(ドアウェイページ)」の意味やドアウェイページアップデートによるSEOへの影響について解説します。
誘導ページ(ドアウェイページ)の意味は?
「誘導ページ」とは、WEBサイトを訪問したユーザーを特定のページへ誘導するために作られたページのことを指し、「ドアウェイページ」とも呼ばれます。例えば、以下のような手法で作成されたページで、かつ他のページへ発リンクしている場合は、誘導ページにあたります。
誘導ページの主な手法
- トラフィックを獲得するためだけに作られたページで、既にあるページの複製になっているページ
- オリジナルのコンテンツが含まれないページ
- 特定箇所のキーワードを入れ替えただけのページ
- 自動生成されたコンテンツを掲載するページ
- コピーコンテンツで無断複製されたページ
このような低品質なページや意味のないページを提供してもユーザーにとって有益であるとは言い難いので、Googleのガイドラインに背く違反行為であるとし、ガイドライン違反にあたります。
誘導ページの例
たとえば、アフィリエイト目的でページを生成する場合、その記事の内容がオリジナリティがある価値のある内容であればいいですが、オリジナルの価値や機能が全く含まれていないページは「価値のないページ」として、誘導ページにあたります。
他にも無作為に量産できるようなテンプレートのリンク集なども該当する可能性があります。
ドアウェイページアップデートによるSEOへの影響
「ドアウェイページアップデート」は、2015年にGoogleから発表された誘導ページについて定義したアップデートです。
誘導ページとみなされれば評価が下がる
ドアウェイページアップデート後は、品質の低い中間ページを介して特定のページにユーザーを誘導するページであると検索エンジンにみなされた場合は、検索エンジンの利便性を損ねる不正行為であると見なされ、順位が落ちるなどのマイナス評価を受けてしまいます。
ユーザーにとって有益なコンテンツを作ってリスクを回避
検索エンジンの利便性を損ねる低品質なページや、ユーザーにとって不利益で誘導することだけを目的に作られたページであると判断されればWEBサイトの評価を落としかねないため、はじめに紹介した「誘導ページの主な手法」に当てはまるような場合は何らかの対応策を実施する必要があります。
基本方針として、「ユーザーにとって有益なコンテンツを作る」ことを常に意識しながらWEBサイトを運営しているWEB管理者は、誘導ページとしてみなされるリスクに怯えることはありません。
まとめ
有効なSEO対策を実施するには、誘導ページのような不正行為ではなく、ユーザーにとって有益であるかを第一に考えたWEBサイトを運営することが最も重要な取り組みとなります。
ユーザーにとって価値のないページや低品質なページへ誘導するために作られた誘導ページは、Googleのガイドラインに背く違反行為であるため行わないようにしましょう。
以上、「誘導ページ(ドアウェイページ)」の意味やドアウェイページアップデートによるSEOへの影響についての解説でした。
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