【美容院・ヘアサロン業界必見!】美容院関係のSEO対策・キーワード選定方法
本記事は、美容院・ヘアサロンを行っている企業様のSEO対策における重要なポイントについてまとめた記事になります。これからGoogle・Yahoo等の検索エンジンからの集客を強化していきたい方やSEO対策での集客に伸び悩んでいる美容院、ヘアサロンのオーナーの方の参考になれば幸いです。
美容室・美容院のキーワード選定について
SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。
キーワード選定のステップは、SEO対策においてとても重要な工程なので、しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。
美容院・ヘアサロンに関するキーワードを選定する際は、基本的に【美容院+地名】又は【ヘアカラー+地名】【縮毛矯正+地名】などで検索されることが多いです。
また【美容院】の言い換えとなる単語を予め想定してキーワードに盛り込みましょう。
【ヘアサロン】【美容室】などです。
ほとんどの検索ユーザーが、自分の住んでいる地域やその周辺の町や駅名で美容院を探しますので、対策キーワードには必ず「地名」を入れましょう。
駅の近くにお店がある場合は、「〇○駅 美容院」など駅名もキーワードに含めると効果的です。
<美容室・美容院のキーワード例>
「広島市 美容院」「広島市 美容室」「広島市 ヘアサロン」「広島駅 美容室」
「広島市 美容院 メンズ」「広島市 縮毛矯正」「広島 美容院 おすすめ」
「広島市 ヘアサロン 学割」「広島 美容院 30代」「広島市 カット」
「広島市 ヘアカラー」「広島 個室 ヘアサロン」など
キーワード選びのポイント①全国対象のキーワードになっていないか
よくあるキーワード選定のミスとして、「全国対象のキーワードを狙ってSEO対策をしている」ということがあります。
美容院・ヘアサロンですと、「ヘアカット」「メンズヘアサロン」や「レディース 縮毛矯正」などの単体キーワードが、これにあたります。
ほとんどの検索ユーザーは、自分の住んでいるエリアや通える地域、人気地域の美容院・ヘアサロンを検討します。そのため、こういった単体キーワードのみでは、なかなか集客につながりません。
キーワード選定の際は、「あまりにも広範囲のキーワードになっていないか」と「自社が対応可能な商圏」をしっかり確認と把握をしましょう。
キーワード選びのポイント②競合のキーワード調査
キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使して、キーワードを探して精査していくことが多いですが、競合サイトがどんなキーワードで上位に上がっているのか、どういったキーワードから流入しているのかをしっかりとチェックしましょう。
競合がどんなキーワードで集客をしているかを把握することにより、効果的なSEO対策を行うことができます。
SEOに強いページ構成について
キーワード選定ができたら、実際にSEO対策を行う各キーワードの「対象URL(対象となるページ)」を選定・作成していきます。
通常、SEO対策は各ページにつき1キーワードのみで対策するようにしましょう。という基本の考えがあるのですが、美容・ヘアサロンのSEO対策は少し特殊になります。
理由は、大手ポータルサイトという明確な競合サイトがSERPS(検索結果)の大部分に表示されているためです。
また、その結果位に付随して、美容院・ヘアサロンのSEO対策の特徴として実際のGoogleのSERPS(検索結果)上では美容院・ヘアサロンの自社サイトが検索結果に表示される際はほとんどがサイトのTOPページになります。
TOPページがお店の看板となるケースが多いので、ページ構成の仕方でサイトの印象も左右されます。
美容院・ヘアサロンのキーワードでSEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の5点です。
スタッフ紹介ページを作成する
スタッフ紹介ページの充実は、お客様に信頼感を与えます。
美容院・ヘアサロンでは、スタイリストやスタッフさんがお店の顔になります。
また、スタッフさんのキャラや露出がお店のブランディングに繋がっているサロンも珍しくありません。
カット歴、得意なヘアスタイル、趣味や出身地などパーソナルな情報などを掲載すると良いです。
ヘアスタイルページを作成する
美容院を探しているユーザーの多くは、事前に参考になるヘアスタイルを探しています。
ホームページ上にヘアスタイル例が多く掲載されている事で、検索意図にマッチしたコンテンツになり、SEO的な評価も高くなります。また、来店に繋がりやすくなる効果もあります。
お客様の声ページを作成する
サイト内に、実際に施術を受けたお客様の声や施術後のヘアスタイルをまとめたページを作成しておくことをおすすめします。
「ヘアカタログ」「お客様の声」などが充実しているサイトは、その分集客の網を広げることができ、更新頻度も維持されていくため、上がりやすいサイトになっていく傾向があります。
ブログを更新する
日々ブログを更新する事でページ数も増えるので、サイトの規模が大きくなり、SEO的に効果的です。
内容は、カットのビフォーアフター、髪に関する新商品の紹介など、美容室に関連したものをアップしましょう。
美容院に関連しないテーマのものをアップしても、サイトの専門性が落ちるので逆効果です。
その他:グループ店舗があればそちらの紹介ページを作成しましょう
法人としてグループ店の展開があれば、グループ店の紹介ページや別サイトへのリンクなどを掲載しましょう。店舗ごとにコンセプトが異なるようでしたら、工夫した画像やバナーなどでユーザーがイメージをしやすい様にUIを考えましょう。
美容院・ヘアサロンのキーワードで上位表示させるために必要なコンテンツ要素
ページ内のコンテンツは、SEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと充実させたコンテンツを考える必要があります。
競合サイトのページコンテンツのチェックをすることはもちろん、ユーザーにとってわかりやすく、知りたいことがわかるコンテンツ作りをすることが重要です。
美容院・ヘアサロンサイトにおけるコンテンツの構成例
TOPページ
はじめての方へ
サロンの強み
予約の流れ
ヘアカタログ
お客様の声
アクセス
スタッフ紹介
NEWS・新着情報
ブログ・コラム
ヘアカタログ内コンテンツ内容例
レディース・メンズの性別毎で分けて掲載するようにしましょう。
また、対象のヘアカタログの画像はなるべく多く掲載しましょう。
ヘアスタイルや髪型検索の際は、ユーザーが画像を見て自分のしたい髪型を判断しますので、対象画像が多いほどユーザーに選択肢を多く与える有益なコンテンツとして評価されます。
セグメント例
■レディース
ロング
ミディアム
ショート
ボブ
パーマ
学生
■メンズ
ロング
ミディアム
ショート
ベリーショート
パーマ
学生
その他【スタイリスト別】【カラー別】【年代別】などのセグメントも有効です。
また、画像の多さと同様に、可能な限りの多くのセグメントでまとめて、ユーザー(お客様)のしたい髪型の参考となるように表示させましょう。
その他コンテンツや要素例
・可能であれば自社サイトにWEB予約システムを導入しましょう。
大手ポータルサイト経由の予約では手数料が発生するケースも少なくないため、自社サイト経由のお客様でもWEB予約ができるようにしてあげると効果的です。
SEOとしても、システム導入で検索ユーザーの利便性が向上することは良い効果に繋がります。
・新型コロナウイルスの感染予防対策を行っている旨を記載しましょう。
対面で接客・施術が必須な美容院・ヘアサロンでは感染症対策を行っている旨をサイト内で発信するのは必須です。SEO観点でなくても必ず発信するようにしましょう。
SEOの観点から注意する点
・自社ドメイン内・他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。
・積極的に更新しましょう。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。
・サイトマップを作成しましょう。検索エンジンに対してサイトマップを送信する事で、無駄なく正しくサイトのコンテンツを伝達することができます。
・ヘアカタログ記事の画像はサイズを小さめにしましょう。
画像サイズが大きい画像が多く掲載されるとサイトの読み込み速度や表示速度が遅くなります。(画像遅延読み込み設定をしている場合は除く)
2021年5月からスマホ検索でのサイトの表示速度が検索結果の評価基準になる予定です。画像サイズは目安800px以下が推奨です。
<参考URL>
▸ Google 検索へのページ エクスペリエンスの導入時期
・画像にALTテキストをしっかりと設定しましょう。
画像検索で検索ユーザーがあなたのサイトに辿り着くことがあります。
ヘアスタイルの名称などは明記しましょう。
上位サイトが貼っている外部リンクの調査
SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが、外部リンクの調査です。
狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。外部リンクは質が大事なので質を意識して戦略を立てることが大事です。
外部リンクの情報は、有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。
<例1:サイトAの外部リンク数の推移>
<例2:サイトBの外部リンク数の推移>
このようにデータを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。
SEO以外の集客導線(リスティングやMEOを活用しよう)
本記事では主に美容院のSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告も考慮されておくことをおすすめします。
美容院の業界において、MEO対策は現在非常に重要になっています。
Googleマップは、レビューを見て比較しながら、自分がいる場所に近い美容院を探す事が出来るので露出した際の来店率、予約率が高く効果的です。
ユーザーの検索手段は多岐に渡ってきているので、上記以外にSNSなどのメディアも活用し総合的な露出を心がけましょう。
弊社ではSEO対策のみでなくMEO対策も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。
美容院・ヘアサロン系キーワードでの弊社対策例
SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。
弊社では、美容院・ヘアサロン系のみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。
こちらは、とあるWEBサイトの美容室関係のキーワードの順位を追ったグラフになります。
計測開始:2021/02月~
*このように順位の変動を観測しています。
最後に
本記事の情報が美容院・ヘアサロン関系のSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。
また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。「美容院・ヘアサロンのSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。
SEO経験豊富な弊社スタッフが、ヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。
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