【学習塾必見!】塾関係のSEO対策・キーワード選定方法
本記事は、学習塾業界のSEO対策における重要なポイントについてまとめた記事になります。これからGoogle・Yahoo等の検索エンジンからの集客を強化していきたい方やSEO対策での集客に伸び悩んでいる学習塾の方の参考になれば幸いです。
学習塾・個別指導のSEOキーワード選定について
SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。
キーワード選定のステップは、SEO対策においてとても重要な工程なので、しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。
塾関連のキーワードは、年代や学習形態や学年によって異なります。
例:【大学受験】【高校受験】【中学受験】【個別指導】【個人塾】【学習塾】【マンツーマン指導】
学習塾に関するキーワードを選定する際は、まずこれらの形態や学年に関するキーワードを把握することが重要です。
また、学習塾は、徒歩や自転車で通える場所や通学途中の場所で探されることが多いです。キーワードを把握したら、塾がある地名と掛け合わせ、上位表示を狙うキーワード群をリストアップしていきましょう。
<学習塾関連のキーワード選定例>
「世田谷区 学習塾」「世田谷区 個別指導」「世田谷区 塾 少人数」
「世田谷区 高校受験 塾」「世田谷区 中学生 塾」「世田谷区 マンツーマン指導」
キーワード選びのポイント①全国対象のキーワードになっていないか
よくあるキーワード選定のミスとして、「全国対象のキーワードを狙ってSEO対策をしている」ということがあります。
学習塾の業界ですと、「学習塾」「個別指導」などの単体キーワードがこれにあたります。
キーワード選定の際は、自社の対応可能地域と組み合わせたものを選定するようにしましょう。
キーワード選びのポイント②競合のキーワード調査
2021年現在、多くの学習塾がネット集客に力を入れ始めています。
リスティング広告やオーガニックの自然検索経由のネット集客は、年々重要度が増しています。
対象キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使して、キーワードを探して精査していくことが多いですが、自社サイトの競合サイトもしっかりとチェックしておくこともおすすめです。
競合がどんなキーワードで集客をしているのかを把握することにより、自社サイトと比較したSEO対策を行うことができます。
<参考URL>
SEOのキーワード選定方法・コツをわかりやすく解説
キーワード選びのポイント③【塾名】での上位表示も必ず確認しましょう
学習塾の名で上位表示されるようにしておきましょう。
検索結果上で塾名検索される際に、きちんとWEBサイトが出ていなければ、不安になる人もいると思います。
Topページのタイトルタグなどにしっかりと【塾名】を入れ、塾名の検索で上位表示されるようにしましょう。
例:<title>塾名</title>
【参考記事】:【SEOの基本】タイトルタグとhタグのキーワード設定方法
SEOに強いページ構成と必須内容について
キーワード選定ができたら、実際にSEO対策を行う対象ページを選定し、ページ構成を練ります。
サイト構成・ページ構成はSEOの評価につながる重要な要素です。また、検索ユーザーの【ユーザビリティ】という観点からも大事な要素となります。
SEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の3点です。
【初めての方へ】ページを作成しましょう
塾の概要・学習方針・講師陣や教室など、入塾を検討している生徒さんやご両親に最初に見てほしい塾の説明ページを作成しましょう。
【初めての方へ】のページがあると、塾の魅力・特徴を伝える事と同時に、ミスマッチも防ぐ事もできます。また、しっかりと情報を公開する事で、生徒さんやご両親からの信頼感も得られます。
【合格実績・生徒と先生の声】ページを作成しましょう
サイト内には、実際に通われた生徒さんの合格実績やケーススタディのページも作成しましょう。
【合格実績・生徒と先生の声】は、サイト訪問者が実際に入塾するかどうかを検討する際の判断材料となり、塾のWEBサイト内でもCTR(クリック率)が多いページになると思います。
訪問者のご両親はもちろん、生徒さんに「自分でも通って勉強できそう!」と思ってもらえるような見せ方が重要です。単に実績や声を羅列するのではなく、親近感があり、ストーリー性のある内容を記載するようにしましょう。
<内容例>
・生徒さんの入塾時の情報(入塾時偏差値・入塾時学年・入塾した理由など)
・学習スケジュール
・合格校
・感想
・講師・先生からの一言
なるべく詳しく、テキストと画像を用いて紹介するようにしましょう。説得力を持たせることができるため、可能な限り多くの生徒さんの事例を掲載した方が良いです。
入試に必要な情報を掲載するページを作成しましょう
下記の様な、教育委員会や学校側から公開される入試や応募に関する情報を掲載するようにしましょう。
・教育委員会のWEBサイトに公開されている入試の概要や応募のスケジュール
・対象主要学校の入試概要や応募のスケジュール
など
権威性のある公的な情報を引用し、WEBサイトに掲載する事で、WEBサイトのコンテンツが評価を受け、上位表示に貢献する可能性があります。
PDFなどで掲載をしている塾が多いですが、テキスト化し、わかりやすくまとめて掲載することをおすすめします。テキストでまとめることで、コンテンツをしっかりとGoogleに認識してもらうことができます。PDFファイルですと1枚の画像として認識されてしまい、SEOへの効果が弱くなってしまいます。
オンライン(ライブ)授業の授業についてのページを作成しましょう
学習塾では、オンラインでの授業も増えてきました。
オンライン授業の概要や特徴などをまとめたページも作成しましょう。
ページ内に実際の授業の様子を録画したデータを掲載し、【オンライン授業例】として閲覧できるようにしておくのも良いと思います。
動画を用いてコンテンツを充実させていていくことで、SEO的にも有効に働くことがあります。動画を置くことでサイト上での滞在時間が延び、Googleから「しっかりと読み込まれている有益なページ」という判断をされれば、検索順位アップが期待できます。
学習塾関連のキーワードで上位表示させるために必要なコンテンツ要素
ページ内のコンテンツは、SEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと考える必要があります。
競合サイトのコンテンツをチェックすることはもちろん、ユーザーにとってわかりやすく、知りたいことがわかるコンテンツ作りをすることが重要です。
学習塾のホームページにおけるコンテンツの構成例
TOPページ
はじめての方へ
学習コース紹介
学習スケジュール紹介
受験対策
オリジナル教材・授業システム
イベント・講習のお知らせ
校舎・教室紹介
生徒の声
保護者の声
合格実績
講師紹介
受験・入試情報
よくある質問
新着情報
ブログ・コラム
学習コースコンテンツ内容例
学習コースですが、学年や年齢によってコース分けがなされていることが多いです。コース分けの詳細や特徴があれば、詳しく記載しましょう。
また、コースから【生徒の声】や【合格実績】のページにリンクできるように設定し、ページの回遊を促せるようにすると良いでしょう。内部リンクの増加とユーザビリティアップにつながり、SEOの評価も期待できます。
例
・小学生コース
【スタンダードクラス】
基礎学力の定着を目指しつつ、オリジナルテキストで応用も学習します。
【中高一貫校向けクラス】
国立・私立・県立などの中高一貫校を目指す専門クラスです。
【英語学習クラス】
履修単語の学習から発音までワンランク上の英語学習を目指します。
・中学生コース
【スタンダードクラス】
主要教科の学力定着と定期テスト対策で学力をしっかり伸ばすことを目指します。
【トップ高校入試クラス】
地区トップ高校入学を目指す特別コース。過去問やハイレベルな応用問題を中心に専門的な入試対策を行い、合格を目指します。
その他コンテンツや要素例
・地域の有名校があれば、その学校専用のコンテンツを作りましょう。
特に高校名は「高校名+受験対策」などの検索キーワードが多く、且つCTR(クリック率)も非常に高い傾向があります。
地域密着ならではの情報やノウハウが蓄積されていると思いますので、専用のコンテンツを作りましょう。(コラムに記載や固定ページに記載など、形式は問いません。)
・オリジナルのテキストや授業があれば記載しましょう。
塾オリジナルのテキストや授業で魅力をアピールしましょう。
SEOの観点から注意する点
・自社ドメイン内・他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。
・積極的に更新しましょう。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。
・サイトマップを作成しましょう。検索エンジンに対してサイトマップを送信する事で、サイトのコンテンツを伝達することができます。
・構造化マークアップを行いましょう。
“パンくず”や”Q&A”など設定ができそうなマークアップ記述を行う事で、SERPSにリッチリザルトとして表示される可能性があがります。
上位サイトが貼っている外部リンクの調査
SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが、外部リンクの調査です。
狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。
外部リンクの情報は有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。
<例1:サイトAの外部リンク数の推移>
<例2:サイトBの外部リンク数の推移>
このように、データを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。
SEO以外の集客導線(リスティングやMEOを活用しよう)
本記事では、主にSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告やYouTube動画なども考慮されておくことをおすすめします。
学習塾の業界において、特にMEO対策などは今後重要になってくるかと思います。【Googleビジネスプロフィール】の登録を行い、MEO対策を強化していきましょう。
弊社では、SEO対策のみでなくMEO対策やGoogleビジネスプロフィールのアカウント支援も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。
自社のSNSアカウントを作成し活用しましょう。
ホームページ内でSNSのアカウントがある旨を記載し、SNSアカウントもお客様に見てもらえるようにしましょう。自社のアカウントで積極的にアピールしましょう。
学習塾系キーワードでの弊社対策例
SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。
弊社では、学習塾関係のみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。
こちらは、とあるWEBサイトの学習塾関係のキーワードの順位を追ったグラフになります。
最後に
本記事の情報が、学習塾関係の企業様でSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。
また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。「学習塾のSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。
SEO経験豊富な弊社スタッフが、ヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。
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