【記念品業者必見!】ノベルティ・記念品関係のSEO対策・キーワード選定方法
本記事は、ノベルティ・記念品のSEO対策における重要なポイントについてまとめた記事になります。これからGoogle・Yahoo等の検索エンジンからの集客を強化していきたい方やSEO対策での集客に伸び悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ノベルティ・記念品のSEOキーワード選定について
SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。
キーワード選定のステップは、SEO対策においてとても重要な工程なので、しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。
基本的にはノベルティ・記念品の種類や品目でキーワードを設定していくのが効果的です。それにプラスして自社の強みや差別化が図れるポイントをキーワード化し、組み合わせて設定していくと良いでしょう。
また類似の検索キーワードとして「名入れ」「オリジナル」なども想定しておくと良いでしょう。
<関連のキーワード例>
「記念品 卒業」「ノベルティ 名入れ」「ノベルティ エコバック」「記念品 卒園」「ノベルティ オリジナルタオル」「オリジナル ボールペン」など
キーワード選びのポイント①ビックキーワードになりすぎていないか
よくあるキーワード選定のミスとして、「検索ボリュームの多すぎるビックキーワードを狙ってSEO対策をしている」ということがあります。
ノベルティ・記念品関連ですと、「ノベルティ」「記念品」などの単体キーワードがこれにあたります。
検索ボリュームが多すぎるキーワードは競合も多く難易度が高くなります。
また、キーワードの意味が広義すぎると検索結果上でのクリック率のブレが出やすくなったりします。
昨今では検索ユーザーの検索リテラシーの向上もあり、絞り込んだキーワードでの検索をするユーザーも増えています。キーワード選定の際は、「検索ボリューム」「狙うべきキーワード」をしっかりと確認しましょう。
キーワード選びのポイント②競合のキーワード調査
2022年現在、ほとんどのノベルティ・記念品販売業者がネット集客やWebマーケティングに力を入れ始めています。WEB広告やオーガニックの自然検索経由のネット集客は集客戦略の最重要項目と言えます。
ネット集客における対象キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使して、キーワードを探して精査していくことが多いですが、自社サイトの競合サイトもしっかりとチェックしておくこともおすすめです。
『競合がどんなキーワードで集客をしているか?』を把握することにより、自社サイトと比較したSEO対策を行うことができます。
【参考ページ】
・キーワード掛け合わせツール6選!SEOのキーワード調査を効率化する無料ツール
・SEOのキーワード選定方法・コツをわかりやすく解説
キーワード選びのポイント③【行事・お祝い事】を対策キーワードに入れる
ノベルティ・記念品などは季節行事や節目の習慣の際に需要が高まります。
その為それらの単語を対策キーワードとして設定する事でよりユーザーのニーズにマッチしたキーワードとして選定ができます。
<キーワード例>
「記念品 卒業」「記念品 退職祝い」「記念品 周年祝い」「表彰 記念品」「ノベルティ 新作発表会」「ノベルティ 説明会」「ノベルティ 展示会」など
キーワード選びのポイント④【品目】を対策キーワードに入れる
具体的に制作依頼をしたい品目が決まっていてその品目・商品を検索キーワードとして検索するユーザーは非常に多いです。
実際のオーガニックキーワードとしても品目名が流入に占める割合は高く、かつ多岐に渡る品目での流入があります。自社の品目と照らし合わせ主力の品目などは必ずキーワードとして選定しましょう。
<キーワード例>
「記念品 ボールペン」「記念品 万年筆」「記念品 トロフィー」「ノベルティ タンブラー」「ノベルティ エコバッグ」「ノベルティ マスク」「記念品 扇子」「ノベルティ ノート」など
ノベルティ・記念品のSEOに強いページ構成と必須内容について
キーワード選定ができたら、実際にSEO対策を行う上での有効なサイトの構造や対象ページを選定し、漏れのないページ構成にする必要があります。
サイト構成・ページ構成はSEOの評価にも繋がる重要な要素ですが検索ユーザーの【ユーザービリティ】という観点でも非常に大事な要素となります。
また整理をされ、精査されたページ構成はGooglebotのクローラーへのクローリングを最適化するという意味合いも持ちます。
SEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の4点です。
【商品カテゴリー】毎にページを作成しましょう
商品カテゴリーやジャンル分けをした構成にすることをオススメします。尚、カテゴリーの数も可能な限り増やす事も重要です。
商品カテゴリー・ジャンルが整理され、複数ある事で、ユーザーが欲しい商品に辿り着きやすくなり、サイト全体として商品数の多さを認識してもらいやすくなります。またGoogleのクローリングにおいてもカテゴリー数が多い事でクロール巡回が多くなりサイトの評価が高まりやすくなります。
その他のカテゴリー分けとしては【価格帯】【ブランド】【行事】などもオススメです。
各カテゴリーに上記で選定した対策キーワードで上位表示できるようにHTMLタグも設定すると1キーワード1カテゴリーとなり、対策としての精度や相性も良くなりますのでオススメです。
【商品掲出数】を多くするページ構成にしましょう
ECサイトのユーザービリティやSEOでの上位表示の傾向として、1ページ目に掲出される商品数の多さが重要というのがあります。ページ上で静的に表示される商品数が多い事で、より多くの商品がある事でユーザーにとって価値があるサイトであると評価される傾向と言えます。
2ページ目以降はパラメータの動的URLで生成されると思いますが、検索結果として評価されたいページは静的なURLでのページになりますのでなるべくそのページに多くの商品が掲出される仕様でページを作成すると良いでしょう。
※パラメータ付URLの動的URLは、自己参照でカノニカルタグを設定するなど、クローリング状況に合わせて適宜対応をしましょう。
【よくある質問】ページを作成しましょう
よくある質問ページを作成しましょう。
ノベルティ・記念品の制作を検討している方は多くの疑問や不安を抱えています。
よくある質問を掲載し、サービスメニューや対応方針、考え方を明示する事で、ユーザーの不安を払拭することができます。また、単に質問や回答を列挙するのではなくUI・UXを考え、質問を項目毎に分けるなど工夫をしましょう。
【About】ページを作成しましょう
Aboutページは運営会社情報のページです。
ユーザーにもGoogleにもきちんと運営会社情報を明示する事でサイト全体の信頼性を出すことができ、E-A-Tとしても有効なページとなります。 自社コンセプトや自社の紹介で、代表の方のプロフィール情報なども掲載すると良いでしょう。
【商品カテゴリー】のリンクをフッターカテゴリとしても作成しましょう
商品カテゴリーがレフトナビとフッターそれぞれに掲出される構成が、内部リンクの構造やクローリング上有利に働く傾向があります。
商品やカテゴリーが多くなりサイト設計や内部リンクが煩雑化しやすい傾向があり、それらを整理する為やユーザーの「サイト内回遊率向上」の為にも有効な方法なので是非検討してみてください。
ノベルティ・記念品のキーワードで上位表示させるために必要なコンテンツ要素
ページ内のコンテンツはSEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと充実させたコンテンツを考える必要があります。
Googleのコンテンツ評価基準の中の1つに、コンテンツの独自性や信頼性が組み込まれるなど、コンテンツSEOにおいてはいかに信頼できるコンテンツであるか?という観点が大事になってきます。
競合サイトのページコンテンツのチェックをすることはもちろん、比較差分を踏まえ自社のオリジナル要素をプラスする事が重要です。またユーザーにとってわかりやすく、新しい情報であり、知りたいことがわかる検索ニーズにマッチする意図でのコンテンツ作りが重要になってきます。
ノベルティ・記念品のホームページにおけるコンテンツの構成例
TOPページ
Aboutページ
商品カテゴリー
商品ページ
ご利用ガイド
よくある質問
ブログ・コラム
お問い合わせ
ブログ・コラム内容例
ノベルティ・記念品に関する情報を発信する為にブログやコラムを活用しましょう。
関連情報を多く有して発信する事でGoogleからも【専門性の高い情報を発信しているサイトである】と評価も高まります。
内容に関しては【ユーザーニーズ】を考え、ブログ・コラムを書く事が重要になってきます。関連するお得情報なども有効です。
加えてSEO観点ですとブログ・コラムの記事作成時には、コラムやブログの記事に記事を書いた人のプロフィールやSNSを掲載しましょう。製作実績の長い担当者が書いているのか?新人が書いているのか?などを明示するという観点もコンテンツの信頼度に関わってきます。
<ブログ・コラム内容例>
「退職祝い記念品最新商品5つをご紹介」
「退職祝い・贈り物を渡す際のマナーとは?」
「ノベルティを作成するまでの納期について」
「ノベルティのトレンド」
「どの商品までなら名入れできるか事例ご紹介」
「当社ノベルティ人気ランキングTOP5」
その他コンテンツや要素例
・商品ページの情報を充実させましょう。
商品の寸法や素材などの基本情報はもちろん、サイズ比較や文字装飾の詳細など可能な限りでの商品情報の充実を行いましょう。情報が充実し必要情報が多いほど商品ページのSEO的評価が高まります。
・納期についての情報コンテンツを作成しましょう。
納期について自社のルールを記載し、予めユーザーへ情報伝達しましょう。 コンテンツ量が増やせるSEOメリットもあります。
SEOの観点から注意する点
・自社ドメイン内、他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。
・積極的に情報更新しましょう。
コラムやブログの更新頻度目安は週1回です。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。
・Googleサーチコンソールでサイトマップを作成しましょう。
検索エンジンに対してサイトマップを送信する事で無駄なく正しくサイトのコンテンツを伝達することができます。
・商品ページに関連商品のリンクを設定しましょう。
ユーザーの回遊率アップや内部リンク強化の観点で、関連商品を設定するようにしましょう。関連度や情報の最新性が高いほど、SEO的評価が高まりますので是非検討してみてください。
・商品の構造化マークアップをしましょう。
商品のマークアップを行う事でGoogleのショッピング枠に自社の商品が掲出される可能性が高まります。ショッピングからの流入は非常に重要な流入となりますので是非マークアップを行いましょう。
【参考ページ】
・商品の構造化データを追加する方法 | Google 検索セントラル
・パンくずリストの構造化マークアップをしましょう。
カテゴリーやディレクトリが整理された構成であることをよりGoogleに能動的に伝える為に【パンくずリスト】のマークアップを行いましょう。ユーザビリティにおいても検索結果にリッチに出てくれる可能性もあります。
【参考ページ】
・パンくずリストのマークアップを追加する方法 | Google 検索セントラル
ノベルティ・記念品の上位サイトが貼っている外部リンクの調査
SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが外部リンクの調査です。
狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。
外部リンクの情報は有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。
<例1:記念品業者Aの外部リンク数の推移>
<例2:記念品業者Bの外部リンク数の推移>
このようにデータを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。
ノベルティ・記念品のSEO以外の集客導線(リスティングやMEOを活用しよう)
本記事では主にSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告やYouTube動画なども考慮されておくことをおすすめします。
導入検討をしやすいという観点でも、特にMEO対策などは今後重要になってくるかと思います。Googleビジネスプロフィールでの発信はMAP以外の効果もある為、まずは【Googleビジネスプロフィール】の登録をしましょう。
弊社ではSEO対策のみでなく、MEO対策やGoogleビジネスプロフィールのアカウント支援も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。
SNSを作成しユーザーとの接点を増やしましょう
SNSのエンゲージメントの高さは素晴らしく、SNS集客で成功している記念品業者も非常に増えてきております。
特にノベルティ・記念品においては、SNS発信での商品デザインが魅力的であるほど、ユーザーニーズにもマッチしやすいので必ず活用しましょう。
投稿記事に自社のURLを掲載する事でサイトパフォーマンスも上がります。またSEO観点でもサイテーションの獲得を促す事でSEO効果も高まります。
ノベルティ・記念品のキーワードでの弊社対策例
SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。
弊社では、ノベルティ・記念品の関連キーワードのみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。
こちらは、とあるWEBサイトの「記念品+卒園」のキーワードの順位を追ったグラフになります。
最後に
本記事の情報がノベルティ・記念品関連の企業様でSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。
また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。「ノベルティ・記念品のSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。SEO経験豊富な弊社スタッフがヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。
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