SEO対策 【美容整形・皮膚科必見!】美容クリニック関係のSEO対策・キーワード選定方法

本記事は、美容整形外科・皮膚科のSEO対策における重要なポイントについてまとめた記事になります。これからGoogle・Yahoo等の検索エンジンからの集客を強化していきたい方やSEO対策での集客に伸び悩んでいる美容クリニックの方の参考になれば幸いです。
美容整形外科・皮膚科のSEOキーワード選定について
SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。キーワード選定のステップは、SEO対策においてとても重要な工程なので、しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。
検索ユーザーの多くが、まずは自分の住んでいる地域の近くやその周辺で美容整形外科を探しますので、対策キーワードには必ず「地名」を入れましょう。基本的に、キーワード選定のメインは【美容整形+地名】となります。
また、【美容整形】は、類似したキーワードでの検索も想定されますので、それらも対策キーワード候補に含めることをおすすめします。
例:【美容クリニック】【美容外科】【美容皮膚科】【美容医療】
<美容整形外科・皮膚科関連のキーワード例>
「八王子 美容整形」「八王子 美容外科」「八王子 美容外科 おすすめ」「八王子 美容皮膚科」「八王子 美容クリニック」「八王子 美容医療」
キーワード選びのポイント①全国対象のキーワードになっていないか
よくあるキーワード選定のミスとして、「全国対象のキーワードを狙ってSEO対策をしている」ということがあります。
美容整形外科・皮膚科の業界ですと、「美容整形」「美容皮膚科」などの単体キーワードがこれにあたります。
全国展開している会社であれば問題はありませんが、地域に特化して集客をしている場合は絞って選定することをおすすめします。
キーワード選びのポイント②競合のキーワード調査
2021年現在、ほとんどの美容整形外科・皮膚科がネット集客に力を入れ始めています。
リスティング広告やオーガニックの自然検索経由のネット集客は、重要性が増しています。
対象キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使して、キーワードを探して精査していくことが多いですが、自社サイトの競合サイトをしっかりとチェックしておくこともおすすめです。
『競合がどんなキーワードで集客をしているか?』を把握することにより、自社サイトと比較したSEO対策を行うことができます。
<参考URL>
・SEOキーワード選定のやり方・コツを徹底解説
・無料キーワード選定ツール6選!おすすめのツールを紹介
キーワード選びのポイント③美容整形や皮膚に関する【お悩み】を対策キーワードに入れる
美容整形・皮膚科の利用検討者がもつ「悩み」に関するキーワードも、対策候補に入れておくことをおすすめします。
美容整形・皮膚科関連のお悩み系キーワードはたくさんあります。自社の診療項目などと照らし合わせて選定していきましょう。
お悩みキーワードの中でも【○○したい】というキーワードは、実際に行動に移したいという強いニーズがある検索キーワードなので対策候補としておすすめです。
<お悩みキーワード例>
「ほくろ 消したい」「ピアス穴ふさぐ」「鼻筋通したい」「腫れぼったいまぶた」「ニキビ跡 消したい」「顔 シミ」「胸 大きくしたい」「タトゥー 消したい」など
*その他「小鼻」「一重」「シワ」関係のキーワード
キーワード選びのポイント④【整形・診療項目名】も対策キーワードに入れる
【整形・診療項目名】を対策キーワードに入れる事で、幅広いキーワードからサイトへの流入を見込むことができます。
<整形・診療項目キーワード例>
「二重整形」「クマ取り」「豊胸手術」「美容点滴」「エラ削り」「脂肪吸引」「ヒアルロン酸注入」「タトゥー除去」「ほくろ 除去」など
専門的な長い診療名や手術名なども、キーワード候補として検討することもおすすめします。
SEOに強いページ構成について
キーワード選定ができたら、SEO対策を行う対象ページの選定などを行います。
サイト構成・ページ構成は、SEOの評価にも繋がる重要な要素ですが、検索ユーザーのユーザビリティという観点からも大事な要素となります。
SEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の3点です。
診療項目ごとにページを分ける
対応可能な診療項目ごとに、カテゴリーページを分けましょう。

※カテゴリーページ分けの例
対応可能な診療項目はなるべく細かく分け、2層3層と階層を意識して作成しましょう。SEO対策は、基本的に1ページ1キーワードで対策するため、カテゴリーページを診療内容・手術内容で細かく分ける事で、SEO対策を行いやすくなります。
【初めての方へ】【診察・診療の流れ】ページを作成する
【初めての方へ】【診察・診療の流れ】ページを作成しましょう。
【初めての方へ】のページがあると、クリニックの強み・特徴を伝えることができます。しっかりと情報を公開する事で、ユーザーからの信頼を得ることができます。
また、【診察・診療の流れ】のページも、初回診療予約をするユーザーにとって大事なページとなります。診療後のアフターケアや相談ができる場合は、その旨も掲載すると良いでしょう。
ページ内に、予約ページへのリンクを設置しておくこともおすすめします。
【ドクター紹介】ページを作成する
ドクターの紹介ページを作成しましょう。
患者さんに対する紹介・クリニックの実績・透明性をアピールができるだけでなく、E-A-T強化の観点からも、ドクター紹介のページ作成はSEO的に有効となります。
ドクターの経歴や資格・所属学会・論文・執筆コラムなど、関連する情報をまとめた詳しいプロフィール情報を掲載しましょう。
また、クリニックによっては、担当ドクターのSNSを掲載しているクリニックもあります。
美容整形外科・皮膚科関連のキーワードで上位表示させるために必要なコンテンツ要素
ページ内のコンテンツは、SEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと充実させたコンテンツを考える必要があります。
競合サイトのページコンテンツのチェックをすることはもちろん、ユーザーにとってわかりやすく、知りたいことがわかるコンテンツ作りをすることが重要です。
美容整形外科・皮膚科におけるコンテンツの構成例
TOPページ
はじめての方へ
診療の流れ
診療項目・科目内容
料金・費用
ドクター紹介
症例写真
よくある質問
カウンセリング予約フォーム
診療予約フォーム
新着情報
ブログ・コラム
ブログ・コラムのコンテンツ構成例
ブログ・コラムで、日常における美容のポイントや、美容外科の担当医だからこそ知っている情報などを掲載していきましょう。
検索キーワードによっては、ブログ・コラムが検索結果に表示され、そこからのサイト訪問も期待でき、美容医療に関する情報を発信・更新していくことで、サイト全体の評価が上がることも期待できます。
<ブログ・コラム内容例>
・ほくろが増える原因とは?
・タトゥー・刺青除去の仕組みを徹底解説
・糸のリフトアップのパターンや施術箇所をご紹介
・毛髪再生とは?
・生まれつきの痣ができてしまう原因とは?
・豊胸を自然に見せる際に確認しておきたいポイント
・お肌のターンオーバーってなに?
E-A-T強化の観点から、ブログ・コラムのコンテンツ作成時は執筆者のプロフィール情報を必ず掲載するようにしましょう。
医療・美容関係の情報は、専門家の執筆・コラムでないと情報の信頼性・専門性が乏しくなります。
その他コンテンツや要素例
・診療予約フォームを作成し、活用しましょう。
フォームを用いて相談受付をできるようにすることで、ユーザビリティを改良できますので、ぜひ設置してみてください。
・アフターケアについてのコンテンツを作成しましょう。
術後のチェックやアフターケアは、患者さんにとって重要です。術後に行うべき診療項目やサプリ・ケア用品などの関連する情報を掲載しましょう。
その他にも、術後によくある質問などのコンテンツも含めて、アフターケアに関するクリニックの対応や見解を明記しましょう。
・医療広告のガイドラインに基づいた表現をするようにしましょう。
医療広告のガイドラインとは、厚生労働省が定める「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」の事です。
参考URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
その他SEOの観点から注意する点
・自社ドメイン内・他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。
・積極的に更新しましょう。コラムやブログの更新頻度目安は週1回です。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。
・サイトマップを作成しましょう。検索エンジンに対してサイトマップを送信する事で、無駄なく正しくサイトのコンテンツを伝達することができます。
上位サイトが貼っている外部リンクの調査
SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが、外部リンクの調査です。
狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。
外部リンクの情報は有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。
<例1:サイトAの外部リンク数の推移>

<例2:サイトBの外部リンク数の推移>

このようにデータを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。
SEO以外の集客導線(リスティングやMEOを活用)
本記事では、主にSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告やYouTube動画なども考慮しておくことをおすすめします。
美容整形外科・皮膚科においては、特にMEO対策が今後重要になってくるかと思います。Googleビジネスプロフィールでの発信はMAP以外の効果もあるため、まずは【Googleビジネスプロフィール】の登録をしましょう。
弊社では、SEO対策のみでなくMEO対策やGoogleビジネスプロフィールのアカウント支援も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。
美容整形外科・皮膚科系のキーワードでの弊社対策例
SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。
弊社では、美容整形外科・皮膚科のみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。
こちらは、とあるWEBサイトの「美容整形外科・皮膚科+地名」のキーワードの順位を追ったグラフになります。

最後に
本記事の情報が、美容整形外科・皮膚科様でSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。
また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。
*「美容整形外科・皮膚科のSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。
SEO経験豊富な弊社スタッフが、ヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。