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SEO対策 2023/10/20

メタキーワード(meta keywords)とは│SEOで不要な理由と書き方の例を解説

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「meta keywordsとは何か」「記述するとどのような効果があるのか」「現在のSEOでは不要なのか」など、疑問に感じているのではないでしょうか?この記事では、meta keywordsの概要から、記述方法、SEOでは設定が不要な理由や調べ方について、初心者にも分かりやすく解説します。

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meta keywords(メタキーワード)とは

「meta keywords」とは、HTMLドキュメントの<head>セクション内に配置される<meta>タグの属性の一つで、WEBページの内容をキーワードで表現するために使用されます。

メタキーワードは、ページの内容と関連性が強いキーワードを検索エンジンへ伝える事を目的に利用されていました。

現在ではmeta keywordsを記述してもSEO効果はありませんが、過去のSEO対策の名残りで記述された状態であっても、マイナスの評価を受けるわけではなく、あえて削除する必要はありません。

meta keywordsを記述したままにしておくと競合サイトにどのようなキーワードで上位表示を目指しているかを知られてしまう恐れはありますが、ページを読めば概ね把握できるため、特に気にする必要はないでしょう。

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meta keywords(メタキーワード)の書き方

メタキーワードは、ページのHTMLの<head>と</head>の間に記述します。
例えば、ページのテーマを表すキーワードが「メタキーワード」の場合は以下のように記述します。

meta keywordsの記述例

<head>
<meta name=”keywords” content=”メタキーワード”>
</head>


ページのテーマを表すキーワードが「メタキーワード」以外に、「メタディスクリプション」「タイトルタグ」と複数ある場合は以下のように記述します。

複数のキーワードを設定する場合の記述例

<head>
<meta name=”keywords” content=”メタキーワード,メタディスクリプション,タイトルタグ”>
</head>


設定するキーワードが多すぎると検索エンジンから正確に認識されなくなるため、最適数は3〜5個程度と言われていましたが、現在では使用されていないため設定する個数を意識する必要はありません。

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meta keywords(メタキーワード)のSEO効果

以前は、検索上位表示を狙うキーワードをmeta keywordsに記述することで検索エンジンが設定したキーワードでページを評価していたため、検索順位に影響を与えていました。

しかし、検索アルゴリズムがアップデートされた現在では、meta keywordsにキーワードを設定してもSEO効果はありません。また、メタキーワードにキーワードを記述していた事で検索順位に悪影響を与えることもない為、meta keywordsを削除する必要もありません。

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meta keywords(メタキーワード)メタキーワードはSEO効果がないため不要

前述したようにGoogleはmeta keywordsをランキングで使用しないと明言しており、SEO効果が期待できるわけでない為、あえて記述する必要はありません。

実際にmeta keywordsを設定して検証してみましたが、以下画像のように検索順位に大きな変化はありませんでした。

meta keywords設定 「MEO会社」検索順位
meta keywords設定 「Googleマップ インサイト」検索順位
meta keywords設定 「ローカルパック」検索順位

  • 調査キーワード:「MEO会社」「Googleマップ インサイト」「ローカルパック」
  • 調査期間:2023/8/1~2023/9/1
  • 実施方法:2023年8月1日に3つのURLのmeta keywordsに調査キーワードを設定
  • 順位計測ツール:GRC

また、meta keywordsにキーワードを追加後、削除しても順位に変動はありませんでした。

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meta keywords(メタキーワード)の効果がなくなった理由

meta keywordsの効果がなくなった理由は、meta keywordsにキーワードを詰め込むことで検索順位を意図的に操作しようとする、悪意のあるWEBサイトが多数登場したからです。

以前の検索アルゴリズムは、外部からの評価を含めたコンテンツの品質から検索順位を決定する仕組みになっておらず、ページの内容を把握する際に、meta keywordsに記述されたテキストを参考にしていました。

その結果、meta keywordsにキーワードを詰め込むといった誰でも簡単にできてしまう施策でも、検索順位を大きく上げることができていた訳です。

上記のような問題を解決するために、meta keywordsのSEO効果が無効化されました。

また、現在は検索アルゴリズムがアップデートされ、meta keywordsの助けを借りなくてもページの内容を正確に掴めるようになったため、無視されたままの状態を維持しています。

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meta keywords(メタキーワード)のSEO効果についてGoogleの見解

Googleは、2009年9月21日検索セントラルブログでmeta keywordsのSEO効果について、ランキングには影響しないと明言しています。

Google は keywords meta タグをウェブ検索のランキングで使用することはありますか

端的にいえば、使用しません。Google は Google 検索アプライアンスを販売していますが、そのプロダクトにはmeta タグの一致機能が備えられており、keywords metaタグが含まれる場合があります。ただし、これは企業向けの検索アプライアンスであり、Google のメインのウェブ検索とはまったく異なるものです。Google のウェブ検索(Google.com からアクセスできる、日々数多くのユーザーが使用する検索)では、keywords meta タグは完全に無視されます。現時点で Google 検索のランキングに影響が及ぶことはありません。

Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません

また、メタキーワードは完全に無視されると書かれていることから、ページの内容をGoogleへ伝える効果もないと推測できます。

つまり、meta keywordsにキーワードを設定していても、設定していなくてもそもそもGoogleのクローラーはmeta keywordsを読み込まない為、ランキングには影響が無いと言うことです。

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Googleは今後もmeta keywords(メタキーワード)を無視するのか

Googleは、「meta keywordsを将来活用する可能性はあるものの、無視すると決定した方針を変更する必要はないと考えている」と述べており、今後も使用する可能性は低いようです。

Google はこの情報を将来使用するかもしれませんが、その可能性は低いと考えられます。Google は keywords meta タグを長年にわたって無視してきました。現在のところ、そのポリシーを変更する必要はないと考えています。

Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません
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meta keywords(メタキーワード)の調べ方

自サイトのページあるいは競合サイトのページに設定されているメタキーワードは、ページのソースコードから確認することができます。

▼ ページのソースコードを表示するショートカットキーは以下の通りです。

  • Windowsパソコンの場合:Ctrl+U
  • Macパソコンの場合:⌘+ Option + U

また、Google Chromeブラウザの場合、ページを画面に表示した状態でマウスを右クリックし、「ページのソースを表示」を選択することでもページのソースコードが表示されます。

ページのソースコードが表示されたら、画面検索で「meta name="keywords"」を入力すると、メタキーワードが確認できます。

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meta keywords(メタキーワード)とタグの違い

meta keywordsと他のメタタグ(特にタイトルタグとメタディスクリプションタグ)は、WEBページのメタデータとして機能しますが、それぞれの目的と利用法に違いがあります。

meta keywordsは検索エンジンのクローラーに対して設定するタグのため、ユーザーが見ることはありません。

一方で、タイトルタグとメタディスクリプションタグは検索結果上にも表示される為、検索エンジンだけではなくユーザーも見る事が出来ます。

【メタキーワードとタグの違い】

項目目的・機能
meta keywordsウェブページの内容をキーワードで示す。
現代の主要な検索エンジンではランキングの基準として考慮されていない。
タイトルタグウェブページの主題を簡潔に表す。ブラウザのタブやSERPで表示。
検索エンジンランキングに大きな影響を持つ。
メタディスクリプションウェブページの簡単な概要を示す。SERPのスニペットとして表示。
CTRを向上させる可能性がある。
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SEOではmeta keywordsよりもtitleタグの設定が重要

前述したようにmeta keywordsは無効化されているため、SEOの評価を高めるためにページのテーマや内容を検索エンジンに伝えるにはTitleタグ(タイトルタグ)の設定が重要です。

Titleタグとは、ページの概要をユーザーと検索エンジンへ伝えることができるタグです。Titleタグに設定したテキストは検索結果に表示され、ページのクリック率に影響を与えます。検索順位に大きく影響する要素なので、Titleタグにはターゲットキーワードを必ず入れておくようにしましょう。

タイトルタグについては別記事で詳しく解説しているので、興味がある方は以下ページをご確認ください。

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メタタグの中ではmeta keywordsよりもDescriptionが重要

meta keywordsと同様に、meta description(メタディクリプションタグ)もランキングへ直接的な影響はありません。ただし、meta keywordsと異なりmeta descriptionタグに記述したテキストは、検索画面に表示されるページタイトルの下に説明文として表示される為、クリック率に大きく関係してきます。

表示される文字数は70〜90文字程度なので、ページの概要を端的にまとめるようにしましょう。

メタディクリプションタグについては別記事で詳しく解説しているので、興味がある方は以下ページをご確認ください。

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まとめ

今回は、meta keywordsの概要から、記述方法、SEOでは設定が不要な理由、調べ方について解説しました。

現在のSEOにおいて、meta keywordsを意識する必要は全くありません。meta keywordsを記述しても、していなくても、検索順位に影響を与えることはないからです。meta keywordsに余計な労力をかけるのではなく、もっと優先すべき施策に力を入れるようにしましょう。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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