画像SEOとは?最適化のポイントと効果計測の方法を解説
画像SEOとは、画像の内容を検索エンジンに正しく理解させ、画像検索や通常の検索結果で見つけられやすくする施策です。視覚的な情報が重要なキーワードでは、画像の最適化が流入増加やクリック率向上につながります。本記事では、画像SEOを最適化する7つのポイントや効果計測の方法、画像SEOの表示場所などを分かりやすく解説します。

画像SEOとは?
画像SEOとは、自サイト内の画像がGoogleに正しく理解され、画像検索や通常の検索結果で見つけられやすくなるようにする施策です。
例えば、商品の購入を検討しているユーザーの中には、画像検索を使って目的の商品を視覚的に探す人もいます。画像検索画面での露出を増やすことで自社商品の認知度向上や、サイトへの流入数及びCV数が向上する可能性があります。
バーティカル検索で「すべて」の隣に「画像」タブが表示されている場合は、画像検索の需要が高いキーワードである可能性があるため、画像SEOが効果的です。

画像SEOで表示される場所
画像SEOを行うことで画像が表示される場所は次の3つです。
Google画像検索
通常の検索結果
Google Discover
それぞれ詳しく解説します。
Google画像検索
画像SEOの表示場所として最も代表的なのが、Googleの画像検索タブです。
検索キーワードに関連性が高い画像が一覧で表示され、クリックすると該当ページへ遷移します。

EC・美容・飲食など視覚的判断が重要なジャンルでは特に流入が期待できます。
料理レシピサイト「HowToCook.Recipes」は、画像SEOを行った結果、画像検索からのオーガニックトラフィックが約6ヶ月で237%増加した事例として紹介されています。
参考:https://aioseo.com/trends/how-to-cook-recipes-seo-case-study/
このように、通常のSEOに加えて画像SEOにも取り組むことで、流入数を大幅に増やせる可能性があります。
通常の検索結果
通常のGoogle検索結果では、特定のキーワードに対してテキスト結果の途中や上部に、画像が横並びで表示されることがあります。これを画像パックと言います。

画像パックは、Googleがそのキーワードに対して「視覚的な情報が重要」と判断した場合に表示されるため、表示されている検索キーワードでは流入数の増加が期待できます。
海外の有名スニーカーショップ「フットロッカー」のECサイトは、画像が適切にインデックスされていなかった状態から、画像の品質とサイズを改善するなど画像SEOのベストプラクティスに沿って対策を行った結果、画像検索経由の推定オーガニック流入が約228%増加しました。
このように、画像SEOに取り組むことで、画像検索だけでなく通常検索においても流入数を増やすことが可能になります。
Google Discover
Google Discoverは、Googleアプリやモバイル端末のChromeの新規タブ画面などに表示される、ユーザーの興味関心に基づいた情報コンテンツです。
検索キーワードに対する結果ではなく、閲覧履歴や関心テーマをもとに記事が表示されるのが特徴です。

Google Discoverでは、上記画像のように記事タイトルとともに大きなサムネイル画像が表示されるケースが多く、画像の質やサイズが視認性やクリック率に大きく影響します。
そのため、Discoverでの露出を増やしたい場合も、画像SEOの観点から適切な画像を用意することが重要です。
画像SEOを最適化するための7つのポイント
画像SEOを最適化する方法は以下になります。
オリジナルの画像を使用する
alt属性を設定する
HTML画像要素(<img>)を使用する
最適な画像サイズにする
高画質の画像を用意する
画像のファイル名は画像の内容を表すものにする
画像にキャプションを設定する
画像検索での露出改善に影響しやすい順で紹介するので、是非上からチャレンジしてみてください。
オリジナルの画像を使用する
画像SEOでは、フリー素材や他サイトと同じ画像ではなく、自社で撮影・制作したオリジナル画像を使用することが重要です。
同じ画像を検索結果に複数表示してもユーザー満足度は高まりにくいため、Googleが他サイトで広く使われている画像は画像検索で表示されないようにしている可能性があるためです。
どこからがオリジナル画像になるかは判断が難しい所ですが、以下が重要だと考えています。
他サイトとの重複が少ない画像であること
注釈や文字入れ、比較図など独自の編集が加えられていること
撮影角度や構図、被写体が独自であること
ただし近年は、Googleが画像の内容をAIで解析し、類似画像を高精度に判別できるようになっているとされています。
トリミングや色味の調整など「少し変えただけ」の画像は、オリジナルとして評価されない可能性があるため、完全にオリジナルの画像を作成するようにしましょう。
alt属性を設定する
画像SEOでは、検索エンジンに画像の内容を正確に伝えることが大切です。
そのため、画像を掲載する際はalt属性に、画像の内容を表すテキストを設定しましょう。
<img src="画像のURL" alt="画像の説明">alt属性とは画像の代替テキストを指定するHTML属性で、設定することで検索エンジンが画像の内容をより理解しやすくなります。
Googleはユーザーが検索したキーワードと関連性が高い画像を画像検索結果に表示するため、alt属性で画像内容を適切に説明しておくと、関連性の高い画像として表示されやすくなります。
さらに、検索エンジンが画像とページ内容の関連性を理解しやすくなることで、画像検索での露出やページ全体の評価向上につながる可能性があります。
▼ alt属性については別記事で詳しく解説しているので、興味がある方は以下ページをご確認ください。
HTML画像要素(<img>)を使用する
画像SEOでは、検索エンジンに画像を検出してもらうことが重要です。
そのため、画像を表示する際はCSSの背景画像ではなく、標準のHTML画像要素(<img>)を使用するようにしましょう。

<img>タグで画像を設置すると、クローラーはHTML内の<img>要素をたどり、src属性に指定された画像URLを「ページ内の画像」として明確に認識できます。
また、<img>ではalt属性を設定できるため、画像の内容をテキストで補足でき、ページとの関連性も伝えやすくなります。
最適な画像サイズにする
画像SEOでは、画像のサイズを最適化してページの表示速度を保つことが重要です。
ファイルサイズが大きすぎる画像は読み込み時間を遅くし、ユーザー体験の低下や離脱の原因になる可能性があるため、適切に圧縮するようにしましょう。
画像のファイルサイズは1枚あたり100KB〜300KB以内に収めるのが理想です。
サムネイルや一覧画像であれば50KB前後、ファーストビューやメインビジュアルでも500KB以内を目標にすると表示速度への影響を抑えやすくなります。
また、JPEGやPNGのまま使用するのではなく、WebPやAVIFなどの軽量フォーマットを活用すると、画質を維持したままファイルサイズを削減できます。
高画質の画像を用意する
画像SEOでは、ファイルサイズの軽量化だけでなく、十分に鮮明で見やすい高画質の画像を使用することも重要です。
画質が高い画像は、内容が伝わりやすく、検索結果でも視覚的に目立つためクリックされやすくなります。一方で画質が粗い画像やぼやけた画像をサムネイルなどにした場合は、クリック率の低下につながる可能性があります。
画像のファイル名は画像の内容を表すものにする
画像SEOでは、画像のファイル名も検索エンジンが内容を理解する手がかりの一つになります。
そのため「IMG_001.jpg」のような意味を持たない名前ではなく、画像の内容を表す分かりやすいファイル名を設定することが重要です。
なお、ファイル名を設定する際は単語をハイフン(-)で区切ると可読性が高まり、検索エンジンにも認識されやすくなります。
キーワードを詰め込みすぎず、簡潔で内容が伝わるファイル名を意識しましょう。
| 悪い例 | 良い例 |
|---|---|
| ・IMG001.jpg ・4613f9d35be285be40.png | ・sidebar-contact.jpg ・apple-touch-icon.png |
画像にキャプションを設定する
キャプションを設定することで、検索エンジンが画像の内容を正確に認識できるようになるため画像SEOに効果的です。
キャプションとは、画像の直下や直上に表示されるテキストのことで、画像の内容を完結に説明するテキストを記述します。
画像だけでは伝わらない「補足情報」を入れる
キーワードは自然に含める
1〜2文で簡潔にまとめる
数字や条件(費用・期間・サイズなど)があれば具体的に示す
alt属性やファイル名よりもSEO効果は低いと言われていますが、サムネイル画像などではユーザーが画像の意図を理解しやすくなり、クリック率や滞在・回遊といった行動面の改善につながる可能性があります。
画像SEOの効果を測定する方法
画像SEOの効果を測定するには、主にGoogle Search Consoleを利用します。
Search Consoleを利用することで、画像検索からの流入状況を確認できます。
「検索パフォーマンス」レポートを開く
「検索タイプ」を「画像」に変更
クリック数・表示回数・CTR・掲載順位を確認

ここで確認できるのは、以下4つの指標です。
画像検索からのクリック数
画像の表示回数
クリック率(CTR)
平均掲載順位
また、画像検索でどのキーワードから流入しているのかを確認することも重要です。
平均掲載順位は画像検索結果画面の左上を1位として計測されています。

画像SEOに関するよくある質問
画像SEOに関するよくある質問とその解答は以下になります。
オリジナル画像はSEOに効果ある?
はい、効果があります。
オリジナル画像は他サイトとの差別化につながり、画像検索で表示されやすくなる可能性があります。また、実体験や独自情報の裏付けとなり、信頼性向上やユーザー行動の改善にも寄与します。
可能な限りオリジナル画像を使用するようにしましょう。
他サイトの画像を使うとペナルティになるのか?
Googleは「同じ画像を使っていること」自体をスパム行為とはみなさないため、それだけで順位が下落するといったペナルティにはなりません。
なぜなら、フリー素材やメーカー提供画像を使うケースも多いにあるためです。
ただし、他サイトから画像を無断で使用したり、画像を加工して設置したりすると、著作権違反となってしまう場合があるため注意が必要です。
画像SEOをおこなうことでAIに引用されやすくなりますか?
画像SEOをしたからといってAIに引用されやすくなるというわけではありません。
現在の生成AIは、主にテキスト情報をもとに引用や要約を行っています。そのため、画像そのものが引用選定の直接的な要因になるケースはほとんどありません。
検索結果やdiscoverに表示される画像を指定することはできますか?
検索結果やDiscoverに表示される画像は完全に指定することはできませんが、次の方法で優先してほしい画像をGoogleに伝えることは可能です。
・chema.org の primaryImageOfPage や image プロパティを指定する
・og:image メタタグを設定する
上記設定をおこなうことで、Googleが画像を選ぶ際の参考情報として扱われるため、指定した画像が表示される可能性が高くなります。
まとめ
今回は、画像SEOついて解説しました。
画像SEOを実施することで、画像検索やGoogle Discoverからの流入増加やページの評価を高めることができます。また、自然検索結果に画像が表示されることで、自ページのクリック率が改善する可能性があるため、通常のSEOと合わせて取り組むべき施策です。
画像SEOを最適化する際は以下の施策に取り組むと効果的です。
オリジナルの画像を使用する
alt属性を設定する
HTML画像要素(<img>)を使用する
最適な画像サイズにする
高画質の画像を用意する
画像のファイル名は画像の内容を表すものにする
画像にキャプションを設定する
この記事で解説した具体的な施策方法や効果計測の方法を参考に、ぜひ画像SEOに取り組んでみてください。
なお、弊社では画像SEOも含めたSEOサービスを提供しています。社内にリソースやノウハウがない場合はぜひご相談くださいませ。

ぜひ、読んで欲しい記事
-
SEO対策画像SEOとは?最適化のポイントと効果計測の方法を解説2026/03/132026/03/13
-
SEO対策歯科医院のSEO対策ガイド|歯医者のキーワード選定と対策方法を解説2026/03/132026/03/13
-
SEO対策.htaccessとは?初心者向けに設定方法(書き方・設置場所)を解説2026/03/122026/03/12
-
SEO対策PageSpeed Insightsの見方(使い方)│警告の意味と改善方法を解説2026/03/102026/03/10
-
SEO対策Googleインデックスとは?インデックス登録されない原因と対処方法を解説2026/03/062026/03/06
-
SEO対策セマンティック検索とは?Google SEOで重要な意味理解の仕組みを解説2026/03/052026/03/05

