ソーシャルブックマークとは
WEBサイト運営やSEOでよく用いられる単語の中から、今回は「ソーシャルブックマーク」の意味やメリット、SEOとの関連性について解説します。
ソーシャルブックマークの意味は?
「ソーシャルブックマーク」とは、気に入ったWEBサイトのページをブックマークとしてオンライン上に保存できるだけでなく、不特定多数のユーザーと共有できるインターネット上のサービスです。
オンライン上のサーバーに情報を保管できるため、インターネットに接続できるデバイスがあればいつでもアクセスが可能です。代表的なソーシャルブックマークに、はてなブックマーク、Pocket、Flogなどがあります。
ソーシャルブックマークのメリットは?
複数のデバイスでブックマークを共有できる
ソーシャルブックマークを使用する一番のメリットは、複数のデバイスでブックマークを共有できるということです。
一般的なブックマークはWEBブラウザ上に保存されることから、使用するパソコンを変更したり、ブラウザを変更したりすれば保存した情報を閲覧することができません。
一方、ソーシャルブックマークであればオンライン上にブックマークを保存するため、パソコンを変更してもインターネットに接続できる状態であれば、どのようなデバイスでもブックマークを閲覧できます。
他のユーザーとブックマークを共有できる
ソーシャルブックマークを使用して保存した情報は、他のユーザーと共有できるといったメリットがあります。保存したブックマークを共有するかどうかは、ユーザー自身で決めて設定できます。
共有された他のユーザーのブックマークの傾向をみると、趣味や興味のある分野が似ているケースが多いですし、そこから有益な情報が含まれたWEBサイトを知るきっかけにもなります。
ソーシャルブックマークとSEOの関係性
ソーシャルブックマークは、SEOの観点からも有効であると注目されています。
外部リンクが増える
SEO対策としてもソーシャルブックマークが注目される理由、それは検索エンジンのアルゴリズムにおける評価基準のひとつとされる、外部リンクという要素に関係しているためです。
検索エンジンは、優良なWEBサイトや、価値が高いとされるWEBサイトから貼られている外部リンクの数が多いほど、同じく優良なWEBサイトであると評価される傾向にあります。ソーシャルブックマークを使用するとリンクが貼られた状態になることから、自然と外部リンクの数を増やすことができます。
外部リンクとしての活用時の注意点
ソーシャルブックマークを使用することで外部リンクを増やせると考えられていますが、闇雲に外部リンクを増やせば良いということではありません。
ソーシャルブックマークサービスを提供する大手企業では、いつでも外部リンクを貼ったり、情報を拡散したりするためにブックマークのボタンが設置されています。そのため、リンク先のWBEサイトに評価を与えないために、そしてスパム対策のために、リンクにnofollowが設定されているのが基本です。
このようなnofollowが設定されているソーシャルブックマークサービスの場合は、外部リンクが増えてもSEOに直接的な効果を与えることはありません。増やす際は、nofollowではないソーシャルブックマークを選択するようにします。
まとめ
ソーシャルブックマークを使い外部リンクが増えれば、それだけ露出が増え、トラフィック数や閲覧数を伸ばしやすくなるため、間接的ではありますがSEOの効果を獲得できる可能性があります。
以上、「ソーシャルブックマーク」の意味やメリット、SEOとの関連性についての解説でした。
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