MEOツールおすすめ比較14選｜5,000円以下のツールを中心に機能別で紹介

MEOツールの役割は、Googleマップを利用しているユーザーの来店促進や、Googleビジネスプロフィール（GBP）の運用工数を削減することです。導入することで、Googleマップからの集客を効率的におこなうことができます。

MEOツールの主な機能には、「口コミの促進」「投稿・口コミ返信の自動化」「Googleマップの順位計測」「SNSとの投稿連携」「複数店舗の一括管理」など、MEOに関する業務の効率化に関する機能があります。

また、一部のMEOツールはGoogleマップ上の競合店舗の分析や自店舗のパフォーマンスを細かく分析できるため、ローカルマーケティングをおこなう際に活用もできます。そのため、ローカルビジネスや店舗ビジネスをおこなっている多くの企業がMEOツールを導入しています。

MEOツールの機能は、主に以下の5つです。

1. 複数店舗の情報を一元管理する機能
2. パフォーマンス分析と順位計測機能
3. 投稿や口コミを管理・自動化する機能
4. 第三者からの改善を防止する機能
5. 各種媒体の情報を一括管理できる機能

それぞれの機能について詳しく解説します。

MEOツールに実装されている機能の1つ目は、複数店舗の情報を一元管理する機能です。

Googleビジネスプロフィールは、店舗ごとにログインして情報を編集したり投稿・口コミ返信をおこなう必要があるため店舗数を多く抱えている企業の場合は作業に大幅な時間がかかります。

MEOツールを導入すれば、「WEBサイトのURL」「営業日・休業日の設定」「営業時間」「投稿」「口コミの管理」「商品・サービス」など多くの項目を一括で変更できるため、作業時間の短縮が可能になります。

複数店舗に一括で投稿ができるため、常に全店舗で最新情報を発信できます。また、口コミの返信漏れを未然に防ぐこともできます。MEOツールを活用すればこれらの作業にかかっていた時間と人的コストを大幅に削減できます。

MEOツールに実装されている機能の2つ目は、Googleビジネスプロフィールよりも詳細なパフォーマンス分析機能とGoogleマップの順位計測機能です。

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス機能では最大3ヵ月間の分析ですが、MEOツールを利用することで最大18ヵ月の分析や、複数店舗の比較分析・口コミの分析などが可能になります。

MEOツールによっては、レポートとしてPDFで出力もできるため社内で効果検証をおこなう際に、より分かりやすくデータを分析できます。

また、Googleマップ上で自社のビジネスプロフィールが関連するキーワードで何位に表示されているのかを計測できます。

MEOツールを使って施策の成果や検索順位の推移を確認できれば、MEO対策をおこなう上で重要な効果検証や次の打ち手を考えるヒントを得ることができます。

MEOツールに実装されている機能の3つ目は、投稿と口コミ返信の自動化機能や口コミの一括管理機能です。

Googleマップからの来店数を増やすためには、定期的な投稿による情報発信が重要ですが、店舗数が多くなればなるほど、投稿や口コミ返信にかかる作業時間は増えていきます。

MEOツールを利用すれば、予め設定した投稿文の予約投稿や、生成AIを使って投稿文を自動作成、Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールの投稿に自動で反映、といった投稿作業にかかる時間を大幅に短縮できます。

また、口コミ返信文の自動作成や自動返信機能を活用することで、口コミの返信漏れを防ぐことができます。MEOツールによっては口コミ獲得を促進する機能があるものもあります。

MEOツールに実装されている機能の4つ目は、Googleビジネスプロフィールの情報を第三者によって改ざんされることを防ぐ機能です。

Googleビジネスプロフィールの情報は第三者の申請によって修正できるため、営業時間や住所など来店する際に重要な店舗情報を、間違った内容で修正されたり、悪戯で改ざんされることがあります。

MEOツールには情報の改ざん防止機能があるため、第三者から店舗情報がおこなわれた場合でも予め設定した店舗情報に自動で戻すことができます。

特に、管理している店舗数が多い企業や頻繁に何者かによって店舗情報の改ざんが発生している企業にはオススメの機能です。

MEOツールに実装されている機能の5つ目は、インターネット上にある各種媒体に掲載されている店舗情報を、一括で編集・更新できる機能です。

ユーザーは、Googleマップに限らず来店する上で様々な媒体の情報を参考にします。MEOツールを利用すれば、「Googleマップ」だけではなく「appleマップ」「Yahoo!マップ」など、その他の地図アプリの情報を一括で更新できます。

また、MEOツールによっては地図アプリに限らず、有名ポータルサイト内の店舗情報やカーナビアプリ内の店舗情報も一括で更新できる機能が実装されています。

色々な媒体に掲載されている有名店や、全国展開している企業にはオススメの機能です。

1店舗月額5,000円で利用できるオススメのMEOツールは、以下になります。

1. MEOアナリティクス
2. Gyro-n
3. マップ職人
4. MEOチェキ

各社基本的な機能が揃っている上、月額が比較的安いのが特徴です。

【説明】

「MEOアナリティクス」は、累計3,000社以上にSEO/MEOを提供している、オルグロー株式会社が開発したMEOツールです。SEO対策・MEO対策をおこなっている会社の為、特に分析や作業工数の削減機能に力を入れています。

複数店舗の管理機能には、エリアや店舗の特徴に合わせてグルーピングできる機能や、口コミ返信や投稿をおこなう際に本部の承認が必要になる承認機能が付いています。また、分析機能は店舗毎のランキング表示やGoogleビジネスプロフィールのパフォーマンスで表示されないコンバージョン率の計算や、口コミの分析などが含まれておりPDFでレポートの出力も可能です。

更に、Instagramとの投稿連携機能、写真の一括投稿機能、AIを使った口コミ返信の自動化機能、Yahoo!プレイスとの連携機能・Yahoo!プレイスの順位計測機能など様々な機能があります。サポート面でも、専任の担当者が電話、メール、ZOOM等で回数制限なく、サポートをおこないます。コストも安いため、様々な機能を使いながら多くの店舗を管理したい企業にオススメのMEOツールです。

尚、OEMでのツール提供もおこなっているため、自社のMEOツールとして販売したい企業にもオススメです。

【説明】

株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供するMEOツール「Gyro-n」は、Googleマップの検索順位計測から店舗情報の管理・自動投稿機能・レポート機能など、Googleビジネスプロフィールを運用する上で必要な基本的な機能が揃っているツールです。

Gyro-nの特徴は、順位計測機能が充実している点です。順位計測をおこなう地点をピンポイントで指定できたり、順位を取得する時間帯を朝・昼・夜の3つの時間帯に分けて計測できます。

Googleマップは検索される時間帯によって検索順位が異なるため、正確な検索結果を分析するためには、Gyro-nツールの計測方法のようにユーザーが検索する時間帯の順位を分析する必要があります。

また、英語や中国語などの多言語検索の順位取得にも対応しているため、インバウンド需要の測定をした店舗にもオススメです。

更に自店舗の順位計測だけではなく、競合店やキーワードごとの検索順位もチェックできるため、競合との比較分析をおこなう事ができます。

順位計測を細かくおこないたい企業にオススメのMEOツールです。

【説明】

株式会社フリースクエアが提供するMEOツール「マップ職人」は、複数店舗あるGoogleビジネスプロフィールの管理工数を削減できるツールです。複数店舗の管理はもちろん、クチコミ管理、店舗情報の適切化アドバイス、SNS連携など、30以上の機能が実装されています。

多店舗展開している企業に向けたツールのため、口コミ返信や投稿をおこなう際に店舗の担当者が申請をおこない、本部が承認したらGoogleマップに反映される承認機能や、系列店や提供サービス内容でグルーピングして管理する機能があります。

また、口コミの管理機能にも力を入れており、口コミのネガポジ判定や未返信の口コミに対して一括で返信する機能、全店舗の口コミデータ管理などをおこなうことができます。

更に、クチコミを効率よく獲得するための機能として、口コミ依頼をおこなうためのQRコード発行機能やSMSを使って口コミ促進をおこなう機能があります。

1店舗2,200円～利用が可能ですが、店舗数が多くなると割引が適用され月額費用が安くなります。

マップ職人は、複数店舗を管理しているオーナーにオススメのMEOツールです。

【説明】

株式会社トライハッチが運営するMEOツール「MEOチェキ」は、国内の大手企業から個人店舗50,000店舗に導入されているツールです。

MEOチェキは生成AIを活用した機能開発に力を入れており、口コミ返信文の作成・投稿文の作成・口コミ依頼をした際にユーザーがAIを使って口コミを作成できる機能などがあります。

生成AIを活用することで、Googleビジネスプロフィールの運用にかかる時間や労力を削減できます。
※ AI機能は要見積もりと記載されているため、通常の機能とは別料金が発生する可能性があります。

また、一般的なMEOツールと同様に順位計測・効果測定・複数店舗管理・改ざん防止機能も備わっています。

MEOチェキはユーザーの声を元に管理画面の全面リニューアルが実施され、操作性の優れたUI/UXに改善されています。生成AIによる補助機能にプラスしてユーザビリティの優れたデザインのため、初心者や初めてMEOツールを使う店舗オーナーにオススメのMEOツールです。

尚、複数店舗を管理している場合は、複数店舗オーナー向けの「MEOチェキfor複数店舗」というサービスがあります。

複数店舗の一元管理や、複数媒体の店舗情報を一元管理する機能が充実しているMEOツールは以下になります。

1. ライクル
2. Janus
3. Canly
4. ローカルミエルカ
5. 一元さん
6. 検索ドーン

【説明】

SO Technologies株式会社が運営するMEOツール「ライクル」は、多店舗運営に特化したGoogleビジネスプロフィール管理ツールです。店舗数が多くて作業や管理に時間がかかっているという企業本部にとって、効率化を図ることができる機能が充実しています。

面倒なアカウント登録から依頼でき、各店舗の情報更新や一括投稿もエクセルに入力してメール一本で完結できます。

また、専任の担当者が各店舗スタッフに研修やワークショップを開催してくれたり、本部と各店舗スタッフが連携できるよう体制作りまでサポートしてくれるため、ITリテラシーのない担当者でも安心です。

Excelを使った運用になるため、特別な操作などは必要なく、ツール操作に不安があるオーナーにはオススメのMEOツールです。

【説明】

株式会社プロモストが提供するMEOツール「Janus」は、累計約30,000店舗に導入されているツールです。

クチコミの自動返信、投稿の一括管理、写真の一括投稿、収集した顧客データのグラフ化など、Googleビジネスプロフィールの運用に関する効率化機能が一通り揃っているツールです。

ひとつのアカウントで複数の店舗を管理、さらにグループ分けも可能です。エリアごとや業種ごとに分類したい場合にも便利に利用できます。口コミの自動返信と一括管理機能では、口コミの返信文をあらかじめ用意しておき、口コミの評価のレベルに合わせて、内容を自動かつランダムに返信できます。

また写真をアップロードするためにかかっていた時間を、Janusの一括アップロード機能を使うことで90％の時間が短縮できます。

【説明】

株式会社カンリーが運営するMEOツール「Canly」は、国内外で52,000店舗以上に導入されているツールです。

主に、Googleビジネスプロフィールの店舗情報の管理や、口コミ管理、パフォーマンスデータの分析ができるため、店舗情報の運用工数を削減したい、集客効果も向上させたいといった悩みを解決します。

複数店舗の管理にも対応しているため、グルーピング機能や、一括投稿機能、口コミへの一括返信といった機能も充実しています。

また、オプション「カンリーホームページ」を利用することで、ホームぺージ内に店舗の詳細ページや店舗検索をおこなうための一覧ページや地図ページを作成できます。

「カンリーホームページ」で作成した店舗ページは、Googleビジネスプロフィールの情報と連携できたり、店舗情報を構造化データでマークアップされています。

一般的なMEOツールの機能に加えて、ホームページ内の店舗ページも一緒に管理してほしいオーナーにオススメのツールです。

【説明】

株式会社FaberCompanyが運営するMEOツール「ローカルミエルカ」は、地図アプリに掲載されている店舗情報を一元管理したり、Googleマップの順位計測をおこなうことができるツールです。

店舗情報を一元管理できる地図アプリは、「Googleマップ」「Yahoo!マップ」「appleマップ」「bingマップ」の4つで、その他にもFacebookやInstagramといったSNSとの連携が可能です。

例えば、Instagramやホームページで運用しているブログの投稿を、Googleビジネスプロフィールと連携して投稿できます。

また、順位計測機能には、自店舗の順位計測だけではなく競合店舗の順位計測もできるため、狙っているキーワードの検索結果全体を分析をしながらMEOを進めることができます。

更に、お客様に口コミを書いてもらうためのアンケートを作成し管理する機能があり、検索キーワードが含まれた口コミのサンプルを用意しておくことで、効率的にキーワードを獲得でき上位表示が狙える効果もあります。

地図アプリを中心に、露出を高めたい店舗オーナーにオススメのMEOツールです。

【説明】

株式会社ウィルビーが運営するMEOツール「一元さん」は、複数店舗のGoogleビジネスプロフィールを一元管理できるツールです。複数店舗の情報を一括で管理したり、複数店舗のパフォーマンスデータを視覚化して管理・分析をおこなうことができます。

また、複数の店舗を一括管理する機能だけではなく、投稿を自動化する機能や口コミの自動返信など、MEO対策に必要な機能は一通り揃っています。

運用実績も1,500店舗以上あり、平均集客増加率2.5倍という実績もあるツールです。運用時間が約90％削減されたという事例もあり、集客効果と時間削減が期待できます。

【説明】

ケイビーカンパニー株式会社が運営するMEOツール「検索ドーン」は、150以上のアプリに店舗情報を公開できるツールです。

検索ドーンではYextと連携しているのか国内150以上の検索エンジン、マップアプリ、検索サイト、SNSに店舗情報を配信できる機能が備わっているため、MEOの評価項目の1つである「視認性」を高めることができます。

多くのWEBサイト上に自社の店舗情報が掲載されることでサイテーション効果が高まり、検索順位に良い影響を与える可能性があります。

その他には、口コミの管理やパフォーマンス分析といった、利用される事が多い基本的な機能も実装されています。

また、オプション機能の「SNSドーン」を利用するとGoogleマップだけでなく、SNSやLINE上で店舗キャンペーンのお知らせもできます。

そのため、MEOとSNS集客どちらも一緒におこないため店舗オーナーにオススメのMEOツールです。

MEOツールの中で、口コミの管理機能や分析機能に特化したツールは以下の4つです。

1. Yext
2. Voice
3. HOSHITORN
4. 口コミコム

それぞれ詳しく解説します。

【説明】

株式会社Yextが提供するMEOツールは、アメリカのフォーチュン誌が毎年発表する「フォーチュン500」企業の半数近くがYextを利用しているツールです。

口コミ機能に特化しており、Google Maps・Facebook・TripAdvisor・Trustpilot・Yelpといった、多くの口コミ投稿をされているプラットフォームを一元管理できます。

そのため、インターネット上にある口コミを確認して全ての口コミに返信をおこなったり、集まった口コミの内容を元にサービスの改善ができます。

また、1つ1つの口コミの文章からお店に対してネガティブな感情なのか、ポジティブな感情なのか判定してくれる機能が付いていたり、ベンチマークしている競合他社の口コミ獲得状況を確認する機能があります。

口コミ機能以外にも、サイテーション獲得サービスや、店舗管理ツールなどを提供しています。

【説明】

株式会社プロモストが提供するMEOツール「 Voice」は、Googleビジネスプロフィールの口コミ管理に特化したツールです。管理画面にお客様の電話番号を入力するだけで、口コミ投稿ページをSMSで送ることができるため、来店したユーザーに対して口コミの促進をおこなうことができます。

また、口コミの一括管理機能があるため、投稿された口コミに対して一括で返信したり見逃すことなく口コミの返信をおこなうことができます。

そのため、これから口コミを集めたい店舗オーナーや複数店舗の口コミだけを管理したいツールを探しているオーナーにオススメのMEOツールです。

尚、クチコミ以外にも、MEO順位チェック、インサイト連携などの機能があります。

【説明】

株式会社エフェクチュアルが提供している「HOSHITORN」は、運営する特許出願済のMEOツールで主に口コミ管理に力を入れています。他社と異なる点は、LINE公式アカウントと連携しているためLINEで友だちになっているユーザーに一括で口コミ依頼を送信できることです。

送信後は、開封率やクリック率なども計測できるため、口コミ促進の文章を変更するなどして口コミ獲得率を高めることができます。

また、口コミのモニタリング機能も充実しており、日々投稿された口コミレポートをメールで送信したり、口コミの平均点やネガティブポジティブ判定をスコアリングして管理画面に表示させることができます。

口コミの評価や件数などは前月比を確認できるため、課題が解決できているか、どれくらい成長できたかなど分析にも役立ちます。

HOSHITORNは、戦略的に口コミを増やしていきたいオーナーにオススメのMEOツールです。

【説明】

株式会社movが運営する「口コミコム」は、Googleマップ等の地図アプリやグルメサイトなどの口コミや情報を一括管理できるMEOツールです。

管理できる媒体は、「地図アプリ」「グルメサイト」「カーナビアプリ」「チラシアプリ」「口コミサイト」となっており、インターネット上にある各媒体の口コミを拾い上げ、平均点や件数、店舗の課題などを細かく分析できます。

また、競合サイトの口コミ分析機能もあるため、自社と比較して何が課題なのか分析してサービス品質の改善やMEOの分析をおこなうことも可能です。

更に、訪日外国人が投稿した口コミの分析もできるため、インバウンド需要の多い飲食店や宿泊施設などのオーナーにオススメのMEOツールです。

完全無料で利用できるMEOツールは、以下になります。

1. Googleマップ無料MEOチェッカー
2. Yahoo!マップ検索順位チェッカー
3.  I Search From

全て、検索順位の取得に特化したMEOツールとなっているため、費用をかけずにGoogleマップ内の検索順位を取得したい店舗オーナーにオススメです。

【説明】

Googleマップ無料MEOチェッカーは、弊社が無料で提供しているMEO順位チェックツールです。

誰でも無料で簡単に利用できるため、有料のMEO順位ツールを導入する前にお試し間隔で利用できます。ブラウザ上で利用できるため、気軽に使ってみてください。

【説明】

Yahoo!マップ検索順位チェッカーは、Yahoo!マップ内の検索順位を完全無料で取得できるMEOツールです。

また、Yahoo!マップ内はまだ競合性が低く、比較的簡単に上位表示させることができるので、是非順位計測をおこないながらMEOに取組んでみてください。

Yahoo!プレイスは、Googleマップにはない機能が多くあり、利用者もそれなりにいるため近年注目されている地図アプリの1つです。

【説明】

I Search Fromは、Joris van Mensによって作成された無料の順位計測ツールです。

英語である事と選択項目が多いため、直観的には操作するのが難しく検索順位も見づらいため日本人向きではありませんが、海外の検索順位を取得する場合は重宝するツールです。

複数のMEOツールを紹介しましたが、ツールによって特徴や機能が違うため自社にマッチしたツールを選ばないと導入後に効果を発揮できません。

導入後に失敗しないように、MEOツールの選び方を紹介します。

1. 解決したい課題に合わせて選ぶ
2. 予算から選ぶ
3. サポート体制で選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

一口にMEOツールと言っても、ツールによって強みや特徴が異なるため、自社が解決したい課題にマッチしたツールを選ぶのがポイントです。

MEOツールは大きく分けると、「順位計測」「口コミや投稿などビジネスプロフィールの最適化」「複数店舗の一元管理」に分かれます。

最近ではInstagramなどSNSとの連動機能や、口コミへの返信をAIがおこなうなど各社新機能が追加されてきていますが、業種や各店舗によっては必要ない機能もあるので、店舗運営の課題解決に必要な機能は何なのか把握しておきましょう。

各ツール同じような機能に見えても、必要な機能に特化したMEOツールを選ぶと詳細な設定ができたり、自社にとって役立つ機能が多いことがあります。

MEOツールを選ぶ場合は、予算内で利用できるかどうかも重要です。

MEOツールは1店舗であれば月額数千円で利用できるツールが多いですが、店舗数が100店舗以上になると毎月数万円〜数十万円の費用が発生します。

そのため、今後店舗数を増やしていく予定がある場合は、将来的に店舗が増えた場合MEOツールにかかる費用がどの程度になるのかを計算した上で選びましょう。

また、MEOツールの提供会社によっては、機能ごとにオプションで別料金が発生することがあるため、現在は利用する予定がなくても今後オプション機能を利用する可能性がある場合は、オプション価格を含めて予算内に収まるか考えて選びましょう。

MEOツールは日常的に利用する事になるため、操作方法や効果的な利用方法についてどのようなサポートが受けられるのかも重要です。

Googleビジネスプロフィールの使い方が分からない場合やオーナー認証の方法が分からない場合に、電話やメールで気軽に質問や相談ができるかどうかを必ず契約前に確認しておき、担当者と二人三脚で運用をおこなう事ができる会社を選びましょう。

MEOやGoogleビジネスプロフィールの運用スキルだけではなく、Yahoo!プレイスやLINE公式アカウントなど店舗集客全般のサポートがあれば理想的です。

MEOツールを導入する際は、複数のツールを比較すると思いますが、利用できる機能に加えて以下の3つのポイントでも比較しましょう。

1. 機能が定期的にアップデートされているか
2. MEOツールの会社にMEOやGoogleビジネスプロフィールの知見があるか
3. GBP以外のプラットフォームと連携しているか

それぞれ詳しく紹介します。

MEOツールを導入する際は、定期的に機能のアップデートや機能追加されているかを比較しましょう。

MEOツールはGoogle Business Profile APIを使って情報を取得しているため、プラットフォーム側の仕様変更によって機能が一時的に利用できなくなる事があります。

これ自体は仕方のない事ですが、プログラムの修正中はツールが利用できないため、リソースが不足している会社が提供するMEOツールを利用していると機能が使えるようになるまで時間がかかります。

機能追加やアップデートが多い場合は、サービス提供会社の開発体制に十分なリソースがある可能性が高いです。会社の規模や会社概要から、エンジニアの人数なども比較しておきましょう。

MEOツールを導入する際は、ツールを提供している会社自体にMEOやGoogleビジネスプロフィールについてどのくらいの知見があるかを比較しましょう。

知見が高ければ、より効果的な運用方法を実現するための機能追加やアップデート・集客を増やすための効果的なサポートが期待できるため、自社にとってプラスになる事が多いでしょう。

知見があるかどうかは、

など、複数の項目で比較してください。

MEOツールを導入する際は、Googleビジネスプロフィール以外のプラットフォームと連携ができるかを比較しましょう。

地図アプリを利用するユーザーの中には、Yahoo!マップやAppleマップを利用しているユーザーもいるため、マップ検索をおこなっている全てのユーザーにアプローチするには、Googleマップ以外の地図アプリでも自店舗の魅力を発信する必要があります。

ただし、地図アプリごとに管理画面が異なり手間がかかるため、異なるプラットフォームの情報を一元管理できる機能がMEOツールに備わっているかどうかが重要です。

各種地図アプリの連携や、Instagram・X・Facebook・TikTokなどSNSと投稿連携できるかどうかなども含めて比較しましょう。

弊社はMEOツールを提供している会社のため、毎月10社以上MEOツールのお乗り換えのご相談を頂きます。

実際に頂いた相談の中から、MEOツール導入での失敗例を3つご紹介します。

MEOツールの失敗例の1つ目は、利用している機能に対して割高なMEOツールを選んでしまったことです。

実際に、ツールの乗り換えを検討している店舗オーナーの方と話をすると、

というお声をよく聞きます。

沢山機能があるツールは魅力的に見えますが、その分月額費用が高くなります。そのため、実際に業務で利用する機能が何かを事前にしっかりと決めた上でMEOツールの選定をおこなう事が大切です。無駄な費用を払うことがなくなります。

MEOツールの失敗例の2つ目は、導入したMEOツールに不具合が多く説明の通りに機能しないことです。

MEOツールは、Googleの仕様変更や機能の追加などの影響を受けて不具合やエラーが発生することがあります。これ自体は仕方のない部分はありますが、問題なのは不具合が発生した際に対応する速度です。いつまで経っても、不具合が解消されなければコストだけが発生しツールを入れた意味がなくなってしまいます。

実際にMEOツールを利用してみないと分からない部分はありますが、このようなツールを選ばないためには契約前にエンジニアの数や開発体制、インターネット上の口コミや評判を確認しておくことが大切です。

MEOツールの失敗例の3つ目は、MEOツールを導入すればGoogleマップ内の検索順位が上がると勘違いしてしまったことです。

実際、MEOアナリティクスに関するお問合せの中にも「MEOツールを入れた順位はどのくらい上がりますか？」と質問を頂くことがよくありますが、結論MEOツールを導入したからといってMEOの順位が上がる訳ではありません。

MEOツールを導入することで、投稿の自動化や口コミ返信が簡単にできるようになりますが、Googleマップの検索順位はそれだけで決定するわけでなく、様々な要素によって決定されます。

MEOツールはあくまで、「日々の運用を楽にするツール」「MEOに関する作業を補助するツール」です。そのため、Googleマップ内での検索順位を上昇させたい場合はMEO対策に取り組む必要があります。

MEOツールは会社によって機能や特徴・価格が異なります。そのため自社の課題や目的にマッチするツールを選ぶことが大切です。

また、MEOツールは日々の業務フローに組み込まれるため一度導入すると後から別のツールに変更するのが大変です。そのため、機能だけではなく操作性や開発体制、今後の追加機能などもしっかりと確認した上で導入するようにしましょう。