SEO対策 SEO対策における複合キーワードの順番と検索結果の変化について

SEOを実施するキーワードが複合キーワードであった場合、気になるのが「2語以上のキーワードでは、キーワードの順番まで考慮する必要があるのか?」ということです。 今回は、キーワードの順番の違いでSEO効果がどのように変わるのかを解説します。
キーワードの順番の違いは検索結果に影響する?
2語以上のキーワードで組み合わせたものを複合キーワードと言います。
以下では、実際に「レストラン 東京」というキーワードの並びを入れ替えて検証してみました。

※上記画像は2020年5月15日現在
キーワードの順番の違いによる検索結果の例
「レストラン 東京」約 252,000,000 件 (0.65 秒)
「東京 レストラン」約 275,000,000 件 (0.74 秒)
※2018年9月5日現在
検索結果の画面では、どちらも1位から5位までは同じページが表示されましたが、それ以降は若干の順位の入れ替えが起こっていました。
【結果】検索エンジンは異なる検索クエリとして処理している
複数キーワードの順番を入れ替えた例をみると、検索エンジンはキーワードの順番の違いを「異なる検索クエリ」として処理していることがわかります。尚、この結果は複数キーワードが2語に限らず、3語以上でも同じです。
SEOでは順番の違いによる対策は必要?
検索エンジンが異なる検索クエリとして処理する場合は、「SEOにおいても順番の違いそれぞれで対策を行う必要があるのか?」と疑問が起こりますが、これに対する答えは「NO」です。
キーワードの順番の違いによって異なる対策をする必要はありません。その理由は、検索結果の例から見ても分かる通り、キーワードの順番を入れ替えて検索しても順位の差が大きく変わることは滅多にないからです。「東京 レストラン」でSEOを実施すれば、「レストラン 東京」のようにキーワードの順番を入れ替えた場合であっても検索エンジンにヒットしてSEO対策を行ったことになります。
検索エンジンはキーワードの順位の違いを検索クエリの違いと処理しますが、だからと言ってそれぞれの組み合わせに対して対策をする必要はありません。キーワードの選定を行う場合に順序をどうしたらいいかと悩みますが、その場合は月間検索数を参考に採用するのも一つの方法です。
以上、「SEO対策における複合キーワードの順番と検索結果の変化」についての解説でした。