Googleビジネスプロフィールのカテゴリ一覧

Googleビジネスプロフィールにご自身の提供しているサービスやビジネスにマッチした「カテゴリ」を設定することで、Googleマップ検索結果のランキングが上昇する効果もあり、サービスを探しているユーザーに店舗やサービスを見てもらいやすくなります。

サービスにマッチしたカテゴリの設定は集客につながるため、まだ適切なカテゴリ設定をしていない方はぜひこの機会にしてみてください。カテゴリの設定方法は以下の手順で行えます。

【カテゴリ設定方法】

▼STEP1.　Googleビジネスプロフィールにログインして、アカウントページを開きます。

▼STEP2.　左側のサイドメニューから「情報」をクリックします。

▼STEP3.　屋号の下にカテゴリの欄があるので、横にある鉛筆マークを押します。

▼STEP4.　カテゴリの画面が出てきたら、「メインカテゴリ」と「追加カテゴリ」が出てきます。

▼STEP5.　メインカテゴリの欄をクリックし文字を入力すると、カテゴリ一覧からサービスやビジネスに近いものが出てきます。

▼STEP6.　出てきたものから、サービスにマッチしたカテゴリを選び、「適用」ボタンを押すと、設定が完了します。複数のカテゴリを設定したい場合は、追加のカテゴリの「別のカテゴリを追加」から、メインカテゴリと同じ方法で新たなカテゴリを設定できます。

カテゴリを設定するときは、特に以下のポイントに気をつけて設定すると、ユーザーの来店やサービス利用につながります。

・事業内容にマッチしたカテゴリの設定

・カテゴリを追加する

・該当するカテゴリが無い場合の設定方法

メインカテゴリは事業内容にマッチした具体的なカテゴリを設定しましょう。

例えばインプラント専門医院の場合、「歯科医院」だけで登録してしまうと、一般的な歯医者さんだと検索したユーザーが勘違いする可能性があります。

この場合はカテゴリの選択候補から「インプラント歯科医」を選択する必要があります。

カテゴリは細分化されていて、細かいカテゴリを設定でき、飲食店は「焼き鳥店」「串焼き店」「たこ焼き屋」「お好み焼き屋」「もんじゃ焼き屋」まで設定できます。

事業に専門性がある場合は、「軽食店」ではなく事業にマッチするカテゴリを選択する方がユーザーにとって分かりやすいだけでなく、検索順位上も有利になります。

【例：インプラント専門医院の場合】

「歯科医院」×　「インプラント歯科医」〇

【例：たこ焼き屋の場合】

「軽食店」×　「たこ焼き屋」〇

複数のサービスや事業を行っている場合は追加カテゴリを設定し、カテゴリを複数設定してください。

例えば、本屋とデリカテッセンが併設されているスーパーを経営している場合は、メインカテゴリを「スーパー」にして、追加カテゴリを「書店」「デリカテッセン」にします。スーパーだけしか設定していないと、書店があるかどうかが検索ユーザーに伝わりにくいです。

複数カテゴリを設定することにより、ユーザーが検索した際に何のお店なのか、他にお店があるかなどの情報がわかりやすくなります。

【例：書店とデリカテッセンが併設しているスーパーを運営している場合】

メインカテゴリ：「スーパー」
追加カテゴリ：「書店」「デリカテッセン」

また、アパレルのセレクトショップの中に別の会社が運営しているカフェがある場合は、自身の事業のカテゴリのみをメインカテゴリに設定します。

追加のカテゴリで「カフェ・喫茶」を設定するのではと考える方もいらっしゃいますが、別の会社が運営している事業のリスティングは分けるべきとGoogleが推奨しています。

その場合は、カフェの運営者が「カフェ・喫茶」をメインのカテゴリとするビジネスプロフィールを作成しないといけません。

【例：アパレルショップ内に別の事業者が運営するカフェがある場合】

アパレルショップのカテゴリ：「衣料品店」
カフェのカテゴリ：新たに「カフェ・喫茶」をメインのカテゴリに設定したビジネスプロフィールを作成

自身の事業に合うカテゴリがない場合はどうすればよいのでしょうか。
該当するカテゴリがない場合は、既存のカテゴリの中から1番近いカテゴリを選びます。

新たにカテゴリを作れないため、今ある中から選ぶしかありません。近いカテゴリがなくて悩んだときは、同業他社が設定しているカテゴリを見てみるといいでしょう。

2022年7月現在、4035件のカテゴリを選択できます。カテゴリが豊富なため、該当するカテゴリがない場合はほとんどありません。

選択するカテゴリによってはビジネスプロフィールに追加される特殊な機能が利用できる場合があります。

・ホテル：アメニティ情報、ホテルの評価が表示

・飲食店：メニューの表示、プロフィールにオンライン注文のURLを追加することができる

・健康ビジネス：予約ボタン、サービスメニューを更新することができる。

このようにビジネスプロフィールは業種によって個別の機能が追加されます。

今後、ユーザーの利便性を高めるために業種ごとに用意された機能は増えていくと考えられるため、定期的にビジネスプロフィールマネージャを確認して追加機能が無いか確認するようにしてください。

【カテゴリ一覧】

Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定と設定時のポイント、注意点についてご紹介しました。

カテゴリ設定に気を配るユーザーはあまりいらっしゃらないですが、カテゴリの設定をするだけで、Googleマップ閲覧時のアイコンとGoogleビジネスプロフィールの表示が変わります。

表示が変わるため、カテゴリ設定をし、自身でもカテゴリ設定時と未設定時のどちらがわかりやすいか確認してみるといいでしょう。

カテゴリを設定すると、ユーザーに見つけてもらいやすくなり集客につながりやすいです。サービスにマッチしたカテゴリを設定することで、そのサービスを探しているユーザーにページを見てもらえる可能性があります。

店舗やサービスを検索しているユーザーはリピーターにもなりやすいため、カテゴリの設定がまだの方はこの機会に設定してみてください。