ブラウザとは|意味と種類・シェア率について解説
「そもそもブラウザとは何か、どのような役割があるのか」「それぞれのブラウザにはどのような特徴・違いがあるのか」「規定ブラウザの変更方法は?」など、疑問に感じているのではないでしょうか?この記事では、ブラウザの概要から役割、種類、日本と世界のシェア率、選び方や変更する方法について、初心者にも分かりやすく解説します。
ブラウザとは?
「ブラウザ」とは、インターネット上のニュースやブログなど様々なWEBサイトを閲覧するためのソフトウェアのことです。WEBブラウザ、インターネットブラウザと呼ばれることもあります。
ブラウザは、ほとんどのパソコンやスマートフォン、タブレットに標準で搭載されており、WEBサイトを閲覧する際自動的に稼働します。
また、使用する端末に対応しているブラウザであれば、標準ブラウザを別のブラウザに変更して使用することも可能です。
ブラウザとアプリの違い
そもそも「アプリ」とは、アプリケーションソフトウェアを略したものであり、特定の機能を利用する場合に、パソコンやモバイル端末へインストールして使います。
一方、「ブラウザ」はインターネットを介してWEBサイトを閲覧するためのソフトウェアの1種です。そのため、ブラウザとアプリの違いは、特定の機能に特化しているソフトウェアかどうかと言えるでしょう。
ただし、「アプリ」と聞くとスマホアプリを、「ブラウザ」と聞くとパソコンで使うソフトをイメージする方が多く、パソコン上で稼働するソフトウェアを「アプリ」と表現するケースも増加しており、「アプリ」の定義はあいまいになっています。
また、パソコン上で稼働する「ブラウザ」とスマートフォンやタブレットで稼働する「ブラウザ」は、対応するOSが異なるだけで基本の機能は同じですが、ブラウザによって対応しているOSが異なるため、使用する端末によっては使えないブラウザもあります。
例えば、Google ChromeはiOS端末とAndroid端末のどちらでも使用できますが、SafariはAndroid端末で使用することができません。
標準ブラウザについて
標準ブラウザとは、前述したようにほとんどのパソコンやスマートフォン、タブレットに最初から搭載されているブラウザのことです。ブラウザを端末にインストールしなくても、すぐに使用できる状態になっています。
また、端末ごとに標準ブラウザは異なります。
【パソコンやスマホ、タブレットに標準搭載されているブラウザの種類】
Windowsパソコン | ・Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ) ・Microsoft Internet Explorer(マイクロソフト インターネットエクスプローラー) |
Macパソコン | Safari(サファリ) |
iOS端末 (iPhone・iPad) | Safari(サファリ) |
Android端末 | ・Google Chrome(グーグル クローム) ・メーカー提供ブラウザ |
ブラウザの役割
ブラウザの役割は、ユーザーが利用している端末にWEBページを表示させ、ブラウザ上でおこなった操作の結果を出力することです。また、ブラウザを利用することで、ユーザーは様々なサービスが利用できるようになります。
具体的な役割を解説します。
WEBページを表示させ閲覧できるようにする
ブラウザの役割の1つ目は、ユーザーが使用している端末にWEBページを表示させ閲覧ができるようにすることです。
WEBページはHTMLやCSS、JavaScriptなどのコンピュータ言語で書かれています。プログラミングに詳しい人であれば内容を理解できるかもしれませんが、一般ユーザーはこれらを読んでも、何が書かれているかを把握することは難しいでしょう。
プログラミング言語で記載された情報をブラウザを通すことで、本部のテキストや見出し、画像、動画などのソースコードを読み取りWEBページとして表示させます。結果、誰でもWEBページの情報が見られるようになるのです。
このように、ブラウザを使うことでWEBサイトの閲覧ができるようになるほか、WEBページの利用に関する動作を快適にする役割を担っているのがブラウザです。
ブラウザ上で様々なサービスが利用できる
ブラウザの役割2つ目は、ユーザーがブラウザ上で様々なサービスの利用ができるよう担うことです。
2000年代当初は、WEBページを表示させることがメインの役割であったブラウザですが、現在では、YouTubeなどの動画サービスやゲーム、地図検索など様々なサービスの入口としての役割が中心となっています。
アプリであれば、自身の端末に様々なアプリをインストールしていく必要があり、端末の容量の消費にも繋がります。反面、ブラウザを利用すればインストールをしなくても各サービスが使えるためメリットと言えるでしょう。
また、ゲームや動画配信の視聴など趣味での活用以外にも、社内でのマニュアル管理や、勤怠管理システム、ドキュメントの共有など、日々の業務で活用することも可能です。
このように、様々なサービスの土台としての役割があります。
ブラウザの便利な機能
ブラウザは、WEBページの閲覧表示や様々なサービスの入口としての役割がありますが、他にも便利な機能が備わっています。
- WEBページの拡大・縮小
- WEBをシェア
- WEBページのブックマーク
- ブラウジングの高速化
- 情報の保存
- アドレスバーへの直接入力・戻るボタン・更新ボタン
ブラウザには利用する際に、快適にブラウジングするための様々な機能が備わっています。
主なブラウザの種類
▼ 世界的に利用されている主なブラウザの種類は、以下の6つです。
ブラウザ名 | 提供元 |
Google Chrome(グーグルクローム) | |
Safari(サファリ) | apple |
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ) | Microsoft |
Mozilla Firefox(モジラ ファイアフォックス) | Mozilla Corporation |
Internet Explorer(インターネットエクスプローラー) | Microsoft |
Opera(オペラ) | オペラ・ソフトウェア |
それぞれの特徴や速度、同期、セキュリティ面、カスタマイズ性を解説します。
Google Chrome(グーグルクローム)
Google Chromeは、Googleが開発、提供している無料のブラウザです。日本国内だけでなく、世界のデスクトップブラウザシェア率でも1位を獲得しています。
Google Chromeの特徴は、シンプルな画面デザインで操作に不慣れな場合でも直観的に利用することができることです。また、Googleアカウントでログインすると、Googleが提供しているメールサービスや、スプレッドシートなど様々なサービスとの連動が可能になります。
自宅のパソコン以外の端末から、Googleアカウントでアクセスすればブックマークなどで同期したページの閲覧ができるのも魅力です。
パソコンでの利用だけでなく多くのAndroid端末にも標準ブラウザとして搭載されており、便利な拡張機能も豊富なため、拡張機能を追加しながらユーザー好みにカスタマイズできるのもメリットです。
セキュリティに関しては、自動でアップデートが行われるため最新状態にしておくことでウィルスの感染リスクを下げられると言えるでしょう。
また、パスワード管理機能がついており、次回ログイン時の自動入力ができるところも便利です。「安全なパスワードを自動生成」を利用すれば生成後に自動的にGoogleアカウントにパスワードが保存されます。
Safari(サファリ)
Safariは、Apple(アップル)によって開発・提供されているブラウザです。
デフォルトの検索エンジンには、Googleが使われています。
iPhoneやiPad、MacなどApple製品に標準搭載されており、日本国内ではiPhoneユーザーの増加に伴いSafariがモバイルシェア率1位となっています。一方で、android端末やWindowsパソコンでの利用はできません。
Safariの特徴は、様々な拡張機能が使えるほか、シンプルで文字の表示がきれいで見やすく、バッテリー持ちが良い点が挙げられます。
iOSプラットフォーム向けに作られているためApple製品との相性が良く、iPhoneなどiOS端末を使用しているユーザーにとって動作性がよくスムーズに操作ができると言えます。また、MacOSに標準搭載されたSafariは、高速ブラウジングに対応しています。
さらにSafariには、トラッカーへの情報提供を抑え込む機能が搭載されておりプライバシー保護面も安心です。プライバシーレポートでは、「どのようなトラッカーが情報を取得しようとしたのか?」や、「どのようなWEBサイトがトラッカーへ情報提供をしようとしたのか?」を確認することができます。
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
Microsoft Edgeは、マイクロソフトが開発、提供するブラウザです。デフォルトの検索エンジンには、GoogleではなくマイクロソフトのBing(ビング)が採用されています。
IE(Internet Explorer)の後継ブラウザとして、Windows10から標準搭載になりました。
IEではWEBページの表示に時間がかかっていましたが、Microsoft Edgeが提供されてからは以前よりも早くWEBページの表示ができるように改善されています。使用感はGoogle Chromeに近いという意見もあります。
Microsoft Edgeの特徴は、「Bing」のAIチャット機能が標準機能として組み込まれていることです。機能内容としては、「チャット」「作成」「分析情報」が備わっており、「チャット」はAIとチャットが出来る機能で、Bingで提供されているチャット機能をベースに生成されています。
「作成」では、キーワードを元にAIに文章の自然作成ができる機能で、「分析情報」ではWEBサイトの信頼性やアクセス数、関連記事などの確認ができます。
セキュリティに関しては、フィッシングやマルチ攻撃をブロックし、ブラウジング中の安全性を保つほか、パスワードモニター機能やパスワードジェネレーター機能などが備わっています。
Mozilla Firefox(モジラ ファイアフォックス)
Mozilla Firefoxは、Mozilla Foundationが開発・提供する、狐のマークが特徴的なブラウザで、一般的にはファイアーフォックスと呼ばれています。Safariなどと異なり、デフォルト搭載ではないため利用するには設定が必要です。
特徴としては、パソコン以外にも様々な端末と同期できることや、アドオンと呼ばれる拡張機能が豊富なため、好みに合わせて拡張を追加することで快適なブラウジングができるようになります。
ホーム画面のタブやツールバーなどのデザインのカスタマイズ性も高く、背景に様々な素材が用意されているほか、初期設定としてスクリーンショット機能がついているのも魅力です。
また、閲覧履歴を残さない為の、プライベートブラウジング機能が搭載されており安全なブラウジングができると言えるでしょう。最新バージョンでは、「強化型トラッキング防止」機能が既定設定されているため、トラッカーへの情報提供をブロックします。
Quantumと呼ばれるバージョンではコンピューターメモリの使用量が大幅に削減され、WEBページの読み込みの高速化や安定性が向上されており、ベンチマークテストでもGoogle Chromeに勝るとも劣らないパフォーマンスを見せています。
Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
Internet Explorerは、マイクロソフトが開発・提供する、Window8.1以前のパソコンに標準搭載されていたブラウザです。
サポートが2022年6月15日に終了しており、新たにダウンロードして使用することはできず、Windows10以降ではMicrosoft Edgeがデフォルトでインストールされているため、現在はほとんど使用されていません。
Internet Explorerでしか閲覧できないWEBページについては、Microsoft Edgeの「Internet Explorer モード」で閲覧できます。
Opera(オペラ)
Operaは、Opera Software ASA(オペラ・ソフトウェア)が開発、提供するブラウザです。1つのウィンドウ内でタブを切り替えて複数のページを閲覧できる機能をいち早く導入したブラウザでもあります。対応OSは、Windows、macOS、Linuxです。
また、独自のAIツール「Aria」を無料で導入しています。
Google Chromeと同様の、Chroniumというコードで構築されておりGoogle Chromeと似た使い勝手という声もあります。
その他、スクリーンショット機能を備えており画面やページの一部を、簡単にキャプチャすることが可能です。ニュースサイトの記事の収集ができるニュースリーダー機能、ビデオポップアウト機能、広告ブロック機能などが搭載されているのも特徴です。
インターフェースのカスタマイズや広告ブロック、VPN、スピードダイヤル、マウスジャスチャーなどさまざまな機能が利用でき、コンパクトなプログラムコードによってスペックの低いパソコンでも快適に使えるという特徴があります。
ブラウザのシェア率
日本と世界における2023年5月時点のブラウザのシェア率を、デスクトップとモバイルに分けてご紹介します。表を見て分かる通り、Google Chromeがトップを占めています。
【シェア率が1位のブラウザ名とシェア率】
ブラウザ | シェア率 | |
日本 全プラットフォーム | Google chrome | 50.7% |
日本 デスクトップ | Google chrome | 62.72% |
日本 モバイル | Safari | 61.84% |
世界 全プラットフォーム | Google chrome | 62.87% |
世界 デスクトップ | Google chrome | 65.88% |
世界 モバイル | Google chrome | 60.82% |
日本でのシェア
▼ 日本でのシェア率を紹介します。
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Safari
- Mozilla Firefox
上記4つがデスクトップブラウザ全体の約98%を占めており、中でも「Google Chrome」がシェア率62.72%となり、最も利用されているブラウザです。
【日本における2023年5月時点のデスクトップブラウザのシェア率】
ブラウザ | シェア率 |
Chrome | 62.72% |
Edge | 20.67% |
Safari | 9.93% |
Firefox | 4.73% |
IE | 0.65% |
Opera | 0.57% |
360 Safe Browser | 0.19% |
Coc Coc | 0.12% |
Sleipnir | 0.1% |
Mozilla | 0.07% |
QQ Browser | 0.05% |
Whale Browser | 0.05% |
Edge Legacy | 0.04% |
Sogou Explorer | 0.04% |
Yandex Browser | 0.02% |
Maxthon | 0.02% |
Waterfox | 0.01% |
Other | 0.02% |
一方、モバイルブラウザではSafariが61.84%、Google Chromeが32.1%となっています。
日本ではiPhoneのシェア率が高いため、このような結果になっていると言えるでしょう。
【日本における2023年5月時点のスマホ・タブレットブラウザのシェア率】
ブラウザ | シェア率 |
Safari | 61.84% |
Chrome | 32.1% |
Samsung Internet | 2.29% |
Android | 1.33% |
Firefox | 0.82% |
UC Browser | 0.59% |
Opera | 0.32% |
Edge | 0.26% |
Coc Coc | 0.15% |
Whale Browser | 0.1% |
QQ Browser | 0.06% |
Puffin | 0.04% |
Unknown | 0.03% |
Yandex Browser | 0.03% |
Sony PSP Vita | 0.01% |
Edge Legacy | 0.01% |
Other | 0.02% |
世界でのシェア
▼ 世界全体でシェア率が高いデスクトップブラウザは以下5つです。
- Google chrome
- Microsoft Edge
- Safari
- Mozilla Firefox
- Opera
日本と同様にシェア率1位(65.88%)のGoogle Chromeが最も利用されています。
モバイルブラウザでもGoogle Chromeがシェア率1位(60.82%)となっており、日本のモバイルブラウザのシェア率とは大きな違いがあります。
【世界における2023年5月時点のデスクトップブラウザのシェア率】
ブラウザ | シェア率 |
Chrome | 65.88% |
Safari | 12.85% |
Edge | 9.94% |
Firefox | 5.3% |
Opera | 4.04% |
IE | 0.45% |
360 Safe Browser | 0.45% |
Yandex Browser | 0.3% |
Coc Coc | 0.19% |
QQ Browser | 0.17% |
Mozilla | 0.14% |
Sogou Explorer | 0.06% |
Whale Browser | 0.06% |
Edge Legacy | 0.06% |
Chromium | 0.03% |
UC Browser | 0.02% |
Maxthon | 0.01% |
Other | 0.05% |
【世界における2023年5月時点のスマホ・タブレットブラウザのシェア率】
ブラウザ | シェア率 |
Chrome | 60.82% |
Safari | 27.99% |
Samsung Internet | 4.78% |
Opera | 1.75% |
UC Browser | 1.48% |
Android | 1.21% |
Firefox | 0.52% |
QQ Browser | 0.23% |
Coc Coc | 0.22% |
KaiOS | 0.19% |
Yandex Browser | 0.19% |
Edge | 0.19% |
Whale Browser | 0.16% |
Puffin | 0.12% |
Instabridge | 0.08% |
Unknown | 0.02% |
Edge Legacy | 0.01% |
Other | 0.04% |
ブラウザを選ぶ際のポイント
標準設定されているブラウザを変更したい場合は、どのような点を確認して選べば良いのでしょうか。選ぶ際のポイント4つを解説します。
- 動作の速度
- セキュリティ面
- 同期が可能か
- カスタマイズ性
動作の速度
ブラウザを選ぶ際には、ページを表示する速度(処理速度)を確認しましょう。
ブラウザは種類によって動作の速度が異なります。動作速度が早ければ、クリックしたページが即時に表示されるほか、操作する際の反映スピードも早く、動画などの視聴時にも動きがスムーズなため快適にWEBサイトの閲覧ができると言えます。
ただし、ページが表示される速度は、ブラウザの性能だけでなくWEBページに設置された画像や動画などのデータ量も影響します。
ベンチマークの数値に差があったとしても、日常的なブラウジングであれば体感できるほどの速度の違いを感じられない場合もあります。
セキュリティ面
ブラウザを選ぶ際の2つ目のポイントは、セキュリティ面に問題がないかを確認しましょう。
セキュリティ面に問題があるブラウザを使用すると、個人情報が漏えいするなどのトラブルに巻き込まれる恐れがありますが、この記事でご紹介したようなシェア率が高いブラウザのセキュリティ面には大きな差がないため、そこまで重視する必要はないかもしれません。
ただし、既知の脆弱性に対処するには、最新版へのアップデートにしておくことが重要です。最近のブラウザでは、自動アップデート機能が備わっているため気にする必要はありませんが、設定自体を解除しないようにしましょう。
各ブラウザごとにセキュリティに対する細かい内容は異なるため、自身に必要なセキュリティに対応しているかを比較することもおすすめです。
同期が可能か
スマートフォンとパソコンの同期が可能かも、選ぶ際のポイントになります。同期が可能なブラウザであれば、パソコンやスマートフォン、タブレットなど複数の端末間で、閲覧履歴やブックマークなどの情報を共有することができます。
例えば、Google Chromeの同期をしておくことで、仕事で使用しているパソコン上でブックマークしたページを自宅でスマホを使い簡単に開くことが可能となります。また、ブラウザに「ID・パスワード」を保存することで、認証が必要なサイトではどの端末からでも簡単に認証ができるようになります。
これらの動作は、一度同期設定をしてしまえば自動的に同期を行うため、データの修正があった場合にも、毎回手動で操作をせずに反映されます。
カスタマイズ性
ブラウザを選ぶ際には、カスタマイズ性にも注目しましょう。
ブラウザのカスタマイズ性とは、背景の変更やWEBページのショートカットの追加設定、ツールバーのカスタマイズなど、自分好みのスタイルに変更ができるかの性能になります。また、拡張機能が利用できるブラウザであれば、ブラウジングと平行して利便性の高いサービスを利用することも可能です。
カスタマイズ性が高いブラウザを利用することで、よく使うWEBサイトへスムーズにアクセスできるほか、視覚的にも操作がしやすくなり作業の効率アップにも繋がるでしょう。
既定ブラウザの変更方法
前述したようにパソコンやスマートフォン、タブレットには特定のブラウザが最初から搭載されていますが、別のブラウザを規定ブラウザ(デフォルトブラウザ)として設定することも可能です。
Windows10/Windows11とMacで既定ブラウザを変更する手順を解説します。
Windows10・Windows11の場合
【Windows10で既定ブラウザを変更する手順】
- 画面左下のWindowsマークをクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「アプリ」をクリックする
- 「既定のアプリ」をクリックする
- 「Webブラウザー」をクリックする
- 「アプリを選ぶ」から設定したいブラウザを選択する
【Windows11で既定ブラウザを変更する手順】
- スタートメニューをクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「アプリ」をクリックする
- 「既定のアプリ」をクリックする
- 「アプリケーションの既定値を設定する」から設定したいブラウザ名をクリックする
- 「規定値に設定」をクリックする
- 「Google Chromeを既定ブラウザにする」の横に表示されてる 「既定値に設定」 をクリックする
- ウィンドウを閉じる
Macの場合
▼ Macで既定ブラウザを変更する手順を紹介します。
- Google Chromeを開く
- 画面右上の「その他」アイコン をクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「既定のブラウザ」の「デフォルトに設定」 をクリックする
ブラウザに関するよくある質問
ブラウザに関するよくある質問と回答をご紹介します。
複数のブラウザを併用することはできますか?
利用する端末にブラウザが対応している場合は、複数のブラウザを併用することが可能です。ただし、ブラウザによって対応するOSが異なるため、併用できないブラウザもあります。例えば、android端末ではGoogle ChromeとSafariを併用することはできません。
スマホのブラウザとは何ですか?
スマホのブラウザとは、スマートフォンでWEBページが閲覧できるアプリのことです。
タブブラウザとは何ですか?
タブブラウザとは、タブを用いることで、1つのウィンドウ内で複数のWEBページを切り替えて表示することができるブラウザです。
まとめ
今回は、ブラウザの概要から役割、種類や機能、日本・世界のシェア率、選び方、変更する方法について解説しました。
こだわりがない場合は、多くのWEBサービスが対応しており、端末を問わず利用できるGoogle Chromeがおすすめです。またブラウザは併用ができるため、用途に合わせて使い分けることもできます。
ほとんどのブラウザは無料で利用できるため、実際に使用してみて使い勝手が良いブラウザを選択するのも良いでしょう。
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