Above the fold(アバブ・ザ・フォールド)とは?意味・重要性を解説

SEOでよく用いられる用語の中から、今回は「Above the fold」に関して解説します。
Above the foldの意味は?
「Above the fold(アバブ ザ フォールド)」は、WEBサイトのページが表示されたときにスクロールすることなく閲覧できる領域のことを指します。
ちなみに日本では一般的にファーストビューとも呼ばれます。その一方、スクロールすることで見えるようになる領域のことを「Below the fold(ビロウ ザ フォールド)」といいます。
Above the foldの重要性について
WEBサイトのページが有益であるかどうかを判断する数秒の間に、ユーザーが求める情報をAbove the fold内に表示させることが非常に重要です。
Above the foldに表示させる情報は最も重要なコンテンツや興味がそそられるような視覚を刺激するインパクトのある画像などを配置して、ユーザーが直感的にそのページの内容を理解できるように工夫します。
サイトを訪問したユーザーに見てもらいたい画像や読んでもらいたいコンテンツをAbove the fold(ファーストビュー)に表示することでサイトの離脱率を抑え、ページをスクロールする、または他のページへ誘導するといった大きな効果を得ることができます。

Above the foldの左上が特に重要な領域
「Golden Triangle(ゴールデン・トライアングル)」と呼ばれる領域は、Above the foldの中でも特に重要な箇所であり、ページ左上にある黄金の三角地帯を指します。この部分は人がページを開いたときに真っ先に目に入る位置であり、最も視線が集まる箇所だとされています。
そのため、Above the foldの領域の中で必ず視認されるエリアで最も注目してもらいたいことや情報をこの部分に配置するとより効果的です。
SEO観点からも重要なAbove the fold
ユーザーの興味付けを行うためにもAbove the foldに記述される内容はとても重要になりますが、それと同時に重要なポイントとされているのがSEO観点から見たAbove the foldです。
Googleにより2012年に発表されたページレイアウトアルゴリズムは、Above the fold内に関係のない広告を多く含むページには評価を下げるアルゴリズムが採用されていると言われています。
このことからも、ユーザーが求める有益なコンテンツを記述することはユーザビリティを改善させるためにも有効であると同時に、SEOの観点からみても非常に重要なことであることが分かります。
まとめ
ユーザーの興味付けを行うためにもAbove the foldに記述される内容はとても重要になりますが、それと同時に重要なポイントとされているのがSEO観点から見たAbove the foldです。
Googleにより2012年に発表されたページレイアウトアルゴリズムは、Above the fold内に関係のない広告を多く含むページには評価を下げるアルゴリズムが採用されていると言われています。
このことからも、ユーザーが求める有益なコンテンツを記述することはユーザビリティを改善させるためにも有効であると同時に、SEOの観点からみても非常に重要なことであることが分かります。

ぜひ、読んで欲しい記事
-
SEO対策E-E-A-Tとは?Googleの評価基準を元にSEOでの対策方法を徹底解説2025/08/12
2025/08/12
-
SEO対策テクニカルSEOとは?施策方法や必要なケースについて解説2025/08/12
2025/08/12
-
SEO対策クエリファンアウト(Query Fan-out)とは?仕組みをGoogleの特許を元に解説2025/07/29
2025/07/29
-
SEO対策LLMO診断・無料でできるチェックリスト40項目【2025最新版】2025/07/22
2025/07/22
-
SEO対策「検出-インデックス未登録」の意味とは?表示される原因と解決策を解説2025/07/18
2025/07/18
-
SEO対策llms.txtとは?書き方やLLMOでの効果について解説2025/07/04
2025/07/04