【アップデート解析】ドアウェイページ・アップデート徹底解析
特定のページに誘導するために設けられ、ユーザー体験を損ねるドアウェイページ対策のために「ドアウェイページ・アップデート」実施されたことが発表されました。今回は、ドアウェイページ・アップデートって何?といった方向けに、「ドアウェイページ・アップデート」の特徴やSEOへの影響について解説します。
ドアウェイページ・アップデート<2015年3月実施>
2015年3月にGoogleから、ドアウェイページ(誘導ページ)に関する品質ガイドラインが更新されたとの発表がありました。このアップデートを「ドアウェイページ・アップデート(Doorway Page Update)」と呼びます。
ドアウェイページ・アップデートのネーミング由来
「ドアウェイページ」を対象に実施されたアップデートであることから、ドアウェイページ・アップデートと呼ばれています。
ドアウェイページ・アップデートの特徴
ドアウェイページ・アップデートの実施以降、WEBサイトを訪問したユーザーを特定のページへ誘導するために作られたドアウェイページは、Googleの品質に関するガイドラインに背く違反行為であるとされました。
▼ ドアウェイページの主な手法は以下の通りです。
- ドメイン名やページを複数持ち、キーワードを入れ替えただけのページ
- サイト内のメインコンテンツや関連性の高いページにユーザーを誘導するために自動生成されたページ
- オリジナルコンテンツが含まれず、既にあるページに類似するページ
- 島のように孤立して存在しているような、WEBサイト内の他のページに移動するのが困難なページ
このようなドアウェイページは、ユーザーが同じ内容のサイトやページに誘導されてしまい、利便性を大きく損ねる原因となります。そこで実施されたのが、ドアウェイページについて定義した「ドアウェイページ・アップデート」です。
ドアウェイページ・アップデートによるSEOへの影響
ドアウェイページ・アップデート以降、Googleの検索エンジンにドアウェイページであると認識された場合、ドアウェイページを持ったWEBサイトの検索順位は落ちるなどマイナスの影響を受けてしまいます。
そのため、自サイト内にドアウェイページと疑われそうなページがある場合は、早急に対策を実施する必要があります。
ドアウェイページ・アップデート対処方法
ドアウェイページと見なされそうなページがWEBサイト内にある場合は、早急に「ページを削除」、そして「有益な情報を提供するページ」に作り替えるようにしましょう。
▼ 以下は、ドアウェイページ・アップデート対策にて意識したいポイントです。
- ユーザーにとって有益でオリジナル性の高いコンテンツを作る
- コンテンツのタイトルとSEOキーワードを一致させる
- WEBサイト内の関連性のあるページ同士をリンクでつなげる
- Googleのガイドラインに沿ったWEBサイトを構築する
Googleの検索エンジンにドアウェイページと認識されれば、検索順位へマイナスな影響を及ぼす恐れがあります。とはいえ、地域ごとに複数のWEBサイトを持っていたとしても、それぞれがオリジナルの内容で良質なコンテンツであればアップデートによる影響はそれほど心配いりません。
まとめ
ドアウェイページ・アップデート以降も、これまでと同じように意識すべきこと、それは「Googleの方針に沿ったWEBサイトを運営する」、「検索ユーザーにとって有益で価値のあるオリジナルのコンテンツを提供する」ということです。
この基本に忠実にWEBサイト運営を続けていれば、ドアウェイページ・アップデートはもちろん、今後実施されるアップデートにも慌てることなく柔軟に対応することができるはずです。
以上、「ドアウェイページ・アップデート」についての解説でした。
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