課題
費用対効果のバランスが難しいリスティング運用の手間が課題
クライアントはインハウスでHP制作やリスティング広告の運用などWEBマーケティングに関する施策全般を行っていました。
広告予算に対しての受注額はプラスになっていましたが、以下の課題がありました。
課題① 目標にしているCPAをクリアするための運用に手間がかかる
課題② 時期によって出稿するキーワードを変更する必要があるため手間がかかる
課題③ 競合が増えたことでワンクリックの単価が上がり費用対効果が悪くなっている
課題④ 品質スコアが低いためワンクリック単価が高い状態
課題⑤ 社内にSEOの知識がある担当者はいないため、自然検索からの流入は0に近い状態
上記の課題からこのまま、社内で広告運用を続けていても売り上げを大幅に上げていくのは難しいと
クライアント自身が感じているタイミングで弊社からSEOの提案を行いました。
ご提案
定額のSEOに切り替える事で人的運用コストを引き下げる提案
月間のリスティング広告費用が約10万円だったので、SEOに切り替えることでコストを抑えて問合せ数を増やすことが出来ないか
シミュレーションをおこなった上で以下を提案しました。
提案① Google広告でコンバージョンに繋がっているキーワードでSEO対策を行う
提案② コンバージョンに繋がりやすい講演内容に関するキーワードでの対策
提案③ 実績ページを講演内容ごとにURLを分けて作成しロングテールキーワードでヒットさせる
提案④ CVRを高めるために、各ページの上部にCTAボタンの設置
提案④ 実績ページには講演実績だけで依頼者からの声が無かったためお客様の声の設置
提案⑤ 出張に関するページのコンテンツを充実させる
提案⑥ URLがSSL化されていなかったためSSL化とURLの正規化
導入経緯
ビジネスモデルの深堀りからターゲットを明確に
SEOを行う上で、リスティングを上回るコストパフォーマンスを生み出すことが最大の与件でした。その与件を満たすために、顧客のビジネスモデルを深く聞き、ビジネスの展望についての話を拝聴しました。その過程で「収益性や事業発展に繋がりそうな顧客層の取り込みを行いたい」という目的が浮き彫りになりました。
目的を果たすためのキーワード提案を行う上で、Google Adwordsのデータや競合サイトのターゲットキーワードなどのデータを活用し、きちんとビジネスが発展するためにキーワードを選定し、それに対応する対策ページの決定をし、導入に至りました。
SEO導入当初は問合せ数は大きく増えませんでしたが、お客様の声や講演実績を増やしてったことで問合せ数が増加し
現在はリスティング広告を出稿して時に比べて同じかそれ以上の月があります。
また、広告運用にかかる時間が無くなった事でホームページの制作に時間を掛けれるようになったため
今後はリニューアルを行い更にCV数・CVRの改善をおこなう予定です。