| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント名 | プライベートブランドのドッグウェアを扱うE社様 |
| ショップ名 | ドッグウェア自社ECサイト |
| 業種 | 物販・小売 |
| 事業内容 | ドッグウェア・犬服のプライベートブランド商品の販売 |
| 利用サービス | ECサイト向けSEO・Webサイト改善 |
プライベートブランドのドッグウェアや犬用アクセサリーを販売する、自社ECサイトのSEO・サイト改善事例です。
E社様は、SNS、自社アプリ、展示会などを活用し、新規顧客の獲得から既存顧客への再アプローチまで積極的に取り組んでいました。
一方で、自社ECサイトの売上は目標の5〜7割程度で推移しており、集客施策を増やしても売上の伸びが鈍化している状態でした。
サイトを分析したところ、SEOで狙うキーワードが十分に整理されていないだけでなく、カテゴリーページの不足、古いデザイン、商品説明の少なさなど、購入率を下げる複数の課題が見つかりました。
そこで、検索需要に合わせたカテゴリー設計、商品数の拡充、トップページと商品ページの改修、着用写真の活用まで含め、集客と購入率を同時に改善する施策をご提案しました。
成果
| 指標 | 施策前 | 施策後 |
|---|---|---|
| 自然検索からのアクセス数 | ― | 約4.6倍 |
| SEO経由の売上 | ― | 約6.2倍 |
| ECサイト全体のCVR | ― | 約1.7倍 |
| 平均顧客単価 | ― | 約1.4倍 |
| 検索流入のあるカテゴリーページ数 | 2ページ | 18ページ |
| 商品ページの平均離脱率 | 約68% | 約43% |
| 新規顧客の購入数 | ― | 約3.5倍 |
| 目標売上に対する達成率 | 5〜7割程度 | 9割以上 |
施策後は、犬種、サイズ、季節、用途などを組み合わせた検索キーワードからの流入が増加し、自然検索経由の売上が大きく改善しました。
新たに設置したカテゴリーページが検索結果に表示されるようになったことで、トップページからの流入だけに依存せず、複数の入口からユーザーを獲得できるようになりました。
また、商品ページに対応サイズ、着用イメージ、適した犬種、素材などの情報を追加したことで、購入前の不安が減り、CVRや顧客単価の改善にもつながりました。
支援前の課題
E社様は、SNSや展示会を通じて一定の集客に成功していましたが、自社ECサイト単体では売上を伸ばしきれていませんでした。
SEOだけではなく、サイト設計、商品情報、デザイン、商品ラインナップなど、購入までの導線全体を見直す必要がありました。
商材の特性に合ったキーワードで対策できていなかった
サイト内では「ドッグウェア」などの大きなキーワードが中心となっており、実際に商品を探しているユーザーが検索する細かなニーズに対応できていませんでした。
例えば、犬種、サイズ、季節、用途、素材、デザインなどによって検索ニーズは異なります。
「小型犬向け」「冬用」など、購入条件に近いキーワードで対策できていなかったため、購買意欲の高いユーザーを十分に獲得できていませんでした。
カテゴリーページが少なかった
既存のカテゴリーは「ドッグウェア」と「周辺アクセサリー」の2つに限られていました。
キーワード選定で需要があることがわかったミドルキーワードに対応するページがなく、検索ニーズごとに適切なページを表示できない状態でした。
サイトデザインが古く、ブランドの魅力が伝わりにくかった
トップページのデザインが古く、SNSや展示会で表現しているブランドイメージと、自社ECサイトの印象に差がありました。
ページを訪れたユーザーに対して、どのようなブランドなのか、どのような犬や飼い主に向けた商品なのかが一目で伝わりにくく、離脱率が高い状態でした。
また、人気商品や季節商品への導線も弱く、トップページから商品を探しにくい構造になっていました。
商品ページの情報が不足していた
商品ページでは、商品名や価格、簡単な説明だけが掲載されており、購入前に確認したい情報が不足していました。
特にドッグウェアでは、サイズ感、犬種との相性、着せやすさ、伸縮性、素材、洗濯方法などが購入判断に大きく影響します。
しかし、上記に関する情報が十分に掲載されていなかったため、ユーザーが自分の犬に合うか判断できず、購入を見送る可能性が高くなっていました。
また、写真も1枚から2枚程度と少なく、商品のイメージ自体がユーザーに伝わらない状態でした。
提案・実施内容
流入数の多いトップページは、ブランドの世界観や商品の特長が短時間で伝わるようにデザインを見直しました。
また、カテゴリページは人気商品、犬種別、季節別、新商品などの導線を整理し、初めて訪れたユーザーでも目的の商品へ進みやすい構成で作り直しました。
商品ページについては、サイズ表、適した犬種、商品の素材、伸縮性、着せ方、洗濯方法などを共通のテンプレートに沿って掲載できるようにしました。
また、購入者から提供いただいた着用写真を掲載し、犬種や体格ごとの着用イメージを確認できるようにしました。商品説明だけでは伝わりにくいサイズ感を視覚的に示すことで、購入前の不安を減らしました。
「小型犬の体型に合わせて自社開発した犬服」という強みを軸にSEOを設計
E社様の最大の強みは、仕入れ商品を販売するのではなく、小型犬の体型や動きに合わせて、自社で企画・開発したドッグウェアを販売している点です。
そこで、「ドッグウェア」「犬服」といった大きなキーワードだけを狙うのではなく、「小型犬 服」「着せやすい 犬服」「動きやすい 犬服」「犬種別 犬服」など、E社様の商品特性と相性の良いキーワードを優先しました。
さらに、犬種、サイズ、季節、用途ごとにカテゴリーページを新設し、ただの商品一覧ではなく、「どの犬種に合うのか」「どのような体型の犬に向いているのか」「なぜ着せやすいのか」まで説明するページへ改善しました。
検索需要に合わせるだけでなく、E社様だからこそ提供できる価値を各ページに反映したことで、価格競争に巻き込まれにくいSEO設計を行いました。
商品ページで「なぜこの犬服が選ばれるのか」を具体化
商品ページでは、デザインの紹介だけでなく、小型犬の体型を考慮したパターン、動きやすさ、着脱のしやすさ、素材の特徴など、E社様の商品開発のこだわりが伝わる構成へ改修しました。
また、モデル犬の犬種、体重、胴回り、着丈、着用サイズを掲載し、購入者が自分の犬に合うサイズを判断しやすくしました。
さらに、実際の購入者から着用写真を集め、犬種や体格の異なる着用事例をサイト内に掲載しました。
その結果商品画像だけでは分かりにくかったサイズ感や着用時のシルエットを具体的に確認できるようになりました。
「かわいい犬服」ではなく、「自分の犬に合うことを確認して購入できる犬服」として見せることで、初回購入時の不安を減らし、CVRの改善につなげることが出来たと思います。
検索ニーズと顧客の声を商品開発に反映
E社様は自社で商品を企画できるため、ユーザーの声を商品開発に反映できることも大きな強みでした。
様々なデータから、犬種、サイズ、季節、機能ごとの需要を分析し、ユーザーが探しているにもかかわらず、商品ラインナップが不足している領域を整理しました。
加えて、SNSや展示会、購入者から寄せられた「着せやすい服がほしい」「丈が短い商品がほしい」「特定の犬種に合うサイズがほしい」といった声も集約し、新商品の企画や既存商品の改善に活用しました。
新しい商品についてSNSを使って積極的に発信してもらったことで、指名検索が増えたり、他媒体での紹介も増えていき、自然と外部対策が出来ている状態になりました。E社様のように、自社で企画から販売まで行えるブランドだからこそ実現できた施策です。
成果につながった理由
成果につながった理由は、SEOだけでなく、E社様の商品開発力や顧客との距離の近さをサイト改善に活かせたことです。
検索データをもとに商品構成を見直し、購入者の声や着用写真も反映したことで、アクセスを増やすだけでなく、商品の魅力や選びやすさまで高めることができました。
また、E社様・制作会社・オルグローが役割を分担し、商品追加とサイト改修を並行して進めたことで、施策を止めずに実行できたことも成果につながりました。
導入経緯
根拠のある提案と、細やかな方策に深く納得いただきました]
自社アプリ、SNS、展示会などで、新規集客から既存顧客へのアプローチまでの運用を自社でおこなっていました。
効果は堅調に出ていたものの、目標売上に対しての5~7割程度の売上推移で伸びが鈍化していました。
売上をさらに上げる手段として、ヒューマンリソースの負担が小さいインターネット経由での売上UPを検討していらっしゃいましたが、過去にSEO対策で効果が見られなかったご経験もあり、当初は選択肢から外れていました。
一方で、自社サイトは検索ボリュームの大きいキーワードでテコ入れをすれば、短期間で効果が出そうな状況でしたので、オルグローよりSEOのご提案をしました。
ご提案のおおまかな流れとして、SEMにおけるドッグウェアのネット市場を調査し、自社サイトのSEO要件の評価をおこない、競合状況をふまえたうえで施策方針を示しました。
ドッグウェアのネット市場は、「自分で作るタイプ」と「購買目的」の2パターンに分かれ、「購買目的」もさらに「メーカーの製品」と「オーダーメイドなどのPB商品」の2パターンに大別できましたので、お客様の目的に沿ったキーワードを調査しました。
また、扱ってる商材の特長や競合状況などからサイトの細かい部分の改修方法について具体的にアドバイスをおこないました。
1つ1つきちんとご説明することでご安心くださり、協力体制を築き上げながら施策していく方向性でご契約となりました。
ホワイトリンクのSEOコンサルティングについて
ホワイトリンクは、改善提案だけでなく、実装まで一貫して対応できるSEOコンサルティングサービスです。
ECサイト・データベース型サイト・地域集客型サイトなど、サイト構造や集客モデルに合わせた専門的なSEOを提供しています。また、SEOに加えてLLMOにも対応し、検索エンジンと生成AIの両方を見据えた支援が可能です。
社内にSEO施策を実装できる体制がない企業や、ECサイト・ポータルサイト・地域集客型サイトなど、専門性の高いSEO支援を必要とする企業に選ばれています。
| 実績・体制 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| SEO取引社数 | 4,700社以上 |
14年間の累計 ※2026年6月時点 |
| 平均継続期間 | 20か月以上 | ※2023年以降の契約を対象 |
| 契約更新率 | 88% | ※2026年6月時点 |
| キーワード上位表示率 | 83% | 主要対策キーワードのGoogle検索10位以内率 |
| 社内エンジニア数 | 84名 |
グループ会社を含む ※2026年6月時点 |
| LLMO支援社数 | 67社 | ※2026年6月時点 |