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SEO提案事例

買取店のSEOコンサルティング事例│サイトリニューアル後に下落した検索順位を回復

SEO

項目 内容
クライアント名 買取業者 N社様
サイト名 買取サービスの自社サイト
業種 買取・リユース
事業内容 金・貴金属、時計、ブランド品、ジュエリーなどの買取
サイトの課題 リニューアル・ドメイン変更後の検索順位下落
利用サービス SEOコンサルティング、サイト移転調査、リダイレクト改善、内部対策、サービスページ再構築

N社様は、金・貴金属、時計、ブランドバッグ、ジュエリーなどの店頭買取を行う地域密着型の買取店です。

同じ商圏には、大手買取チェーンや同一FCの店舗を含め、多数の競合店が存在していました。そのため、店舗名だけでなく、「地域名+金買取」「地域名+時計買取」など、売却したい品目と地域を組み合わせた検索から来店を獲得することが重要でした。

しかし、サイトリニューアルとドメイン変更を行った直後から、これまで流入を獲得していた主要キーワードの順位が大きく下落しました。

調査したところ、旧サイトの全ページが、新ドメイン内に設置された「移転のお知らせページ」へ301リダイレクトされ、さらにそのページからメタリフレッシュで新サイトのトップページへ転送される複雑な仕様になっていました。

加えて、旧サイトでは金、時計、ブランド品など、買取品目ごとにページが用意されていた一方、リニューアル後は複数の品目が1ページへまとめられていました。

そこで、旧サイトと新サイトのURL対応を整理し、適切なページへ直接301リダイレクトを再設定。あわせて、検索需要の大きい買取品目ごとに専用ページを再構築し、リニューアル前に獲得していた検索評価と流入の回復をおこないました。

成果

指標 リニューアル後 改善後
地域名+買取 18位 4位
地域名+金買取 34位 3位
地域名+時計買取 41位 5位
地域名+ブランド品買取 29位 4位
10位以内の買取関連キーワード数 6キーワード 38キーワード
月間自然検索流入数 約450件 約1,600件
月間査定・来店問い合わせ数 7件 19件

リダイレクト設定と買取品目別ページを見直した結果、下落していた主要キーワードの順位が回復しました。

「地域名+金買取」は34位から3位、「地域名+時計買取」は41位から5位まで上昇。10位以内に表示される買取関連キーワード数も、6キーワードから38キーワードへ増加しました。

月間の自然検索流入数は約450件から約1,600件まで回復し、査定や来店に関する問い合わせも月7件から19件へ増加しました。

リニューアル前の状態へ戻すだけでなく、買取品目ごとにページの役割を明確にしたことで、複数の品目キーワードから安定して流入を獲得できるサイトへ改善しました。

支援前の課題

N社様では、サイトリニューアルと同時にドメインを変更した後、それまで上位表示されていた買取関連キーワードの順位が大きく下落しました。

当初は、ドメイン変更による一時的な変動とも考えられてたみたいですが、一定期間が経過しても順位が戻らず、自然検索からのアクセスや査定問い合わせも減少していました。

ご相談頂き弊社が調査を開始、旧サイトから新サイトへの転送状況を調査したところ、旧サイトの全ページが、新ドメイン内に設置された「移転のお知らせページ」へ301リダイレクトされれ、
更にお知らせページからメタリフレッシュによって、新サイトのトップページへ転送される構成になっていました。

つまり、旧サイトにあった金買取、時計買取、ブランド品買取などのページの評価が、すべて同じお知らせページへ集約されていたことになります。

この仕様では、旧ページと新ページの対応関係を検索エンジンが正しく理解しにくく、各ページが持っていた評価やキーワードとの関連性を引き継げない可能性があり、
実際に店舗名で検索してみると、1位にトップページではなくお知らせページが表示されていました。 

また、リニューアル前は買取品目ごとに専用ページが存在していましたが、新サイトでは金、時計、ブランド品などの情報が1ページにまとめられていました。

提案・実施内容

1.旧サイトと新サイトのURL対応を洗い出し、移転処理を再設計

最初に、旧サイトと新サイトのURLを一覧化し、それぞれのページ内容と検索順位を確認しました。

旧サイトの全ページを一律にお知らせページへ転送するのではなく、旧サイトの金買取ページは新サイトの金買取ページ、時計買取ページは時計買取ページというように、内容が一致するページ同士を対応させました。

旧ページに対応する新ページが存在しない場合は、検索実績や事業上の重要度を確認したうえで、新たにページを作るか、関連性の高いページへ統合するかを判断しています。
また、移転のお知らせページを経由する転送とメタリフレッシュは廃止し、旧URLから新URLへ直接301リダイレクトする構成へ変更しました。

上記対応を行うことでドメインの移転だけでなく、旧サイトの各ページが新サイトのどこへ移ったのかをURL単位で検索エンジンへ伝えました。

2.検索需要のある買取品目別ページを再構築

次に、リニューアル時に1ページへ集約されていた買取情報を、検索需要と事業上の優先度に応じて分け直しました。

金・貴金属、時計、ブランドバッグ、ジュエリーなど、来店や査定につながりやすい主要品目について専用ページを作成しています。
各ページには、買取対象となる商品やブランド、査定時に確認するポイント、買取価格に影響する要素、査定の流れ、必要な持ち物などを掲載しました。

また、同じ品目でも、「壊れた時計」「金歯」「片方だけのピアス」「古いブランドバッグ」など、ユーザーが売却できるか迷いやすい商品があります。
こうした具体的な疑問にも回答することで、単に品目名を掲載しただけのページではなく、査定前の不安を解消できる内容へ改善しました。

また、過去の買取実績を充実させ、実際に依頼したらいくらいの値段で買取してもらえるのかイメージできるようにしています。

3.移転後のクロール・インデックス状況を継続的に確認

リダイレクトを修正した後は、Search Consoleや順位計測ツールを使い、旧URLと新URLの状態を継続的に確認しました。

旧URLが検索結果に残っていないか、新しい品目別ページが正しくインデックスされているか、リダイレクトチェーンや404エラーが発生していないかをURL単位でチェックしています。

あわせて、トップページ、買取品目一覧、各品目ページ、店舗情報の内部リンクを整理し、重要なページへ検索エンジンが到達しやすい構造へ変更しました。

移転設定を一度修正して終わりにせず、検索順位とインデックスの変化を見ながら、評価が戻りにくいページを個別に調整しました。

成果につながった理由

今回の成果につながった最大の理由は、順位下落を「リニューアル後によくある一時的な変動」として扱わず、旧サイトから新サイトへの移転過程をURL単位で追ったことです。

表面上は新しいサイトへ切り替わっていましたが、実際には旧ページごとの評価が新サイトの対応ページへ引き継がれていませんでした。さらに、旧サイトで流入を生んでいた買取品目別ページも失われていたため、順位が下がる原因が複数重なっていました。

そこで、一般的なSEO施策を追加するのではなく、まず「どの評価が、どの時点で失われたのか」を整理しました。
旧サイトの検索実績やページ構成を確認しながら、優先して復元すべきページを判断できたことで、闇雲にページを増やすことなく、回復に必要な箇所へ集中することができました。

また、N社様には金・時計・ブランド品などの査定実績が蓄積されており、各品目ページへ具体的な情報を反映できる土台がありました。一般的な説明だけでなく、実際に持ち込まれる商品や査定時の確認点まで掲載できたことで、検索順位の回復後も、査定を検討するユーザーにとって判断しやすいページになりました。

導入経緯

N社様からご相談いただいたきっかけは、サイトリニューアル後に検索順位と自然検索からの問い合わせが大きく減少したことでした。

新しいサイトはデザインや操作性が改善されていたため、社内でも当初は時間が経てば順位が戻ると考えていましたが、しばらく経っても主要キーワードが回復せず、制作会社からも明確な原因が示されていない状況でした。

そこで当社では、新サイトの内容だけを確認するのではなく、旧サイトのURL、リダイレクト先、リニューアル前後のページ構成、順位が下落したキーワードまで含めて調査しました。

その結果、旧サイトの各ページが個別の新ページへ移転されず、一度すべて移転告知ページへ集約された後、トップページへ転送されていることが判明しました。さらに、旧サイトで検索流入を獲得していた買取品目別ページが、新サイトでは一つのページへまとめられていました。

調査結果は、単に「移転設定に問題がある」と説明するのではなく、旧ページと新ページの対応関係や、順位下落とのつながりが分かる形で共有しました。あわせて、全面的にサイトを作り直すのではなく、現在のデザインやシステムを活かしながら、移転処理とページ構成を修正する復旧方針をご提示しました。

順位が下がった原因と、どの順番で直せば回復が見込めるのかが明確だったことから、提案内容に納得いただき、ご契約に至りました。

導入経緯

N社様は、サイトリニューアル後に検索順位が下落したものの、原因が分からず、どのような対策を進めるべきか判断できない状況でした。

当社では、順位下落を一時的な変動として片付けるのではなく、リニューアル前後の状況を整理したうえで、考えられる原因と検索順位への影響を理論的にご説明しました。

また、単に改善案を提示するだけでなく、なぜその対応が必要なのか、どの順番で進めるべきなのかまで分かりやすく共有しました。

これまで曖昧だった順位下落の理由を整理できたことや、施策の根拠に納得いただけたことが、ご契約の決め手となりました。

お客様インタビュー

――サイトリニューアル後、どのような変化がありましたか?

N社様:見た目はかなり良くなったので、最初はリニューアルして良かったと思っていました。

ただ、しばらくすると、それまで検索結果に出ていたキーワードの順位が落ちていることに気付きました。Webサイトからの査定相談も減っていたので、「これは本当に一時的なものなのかな」と不安になりましたね。

――当時、順位下落の原因についてはどのように考えていましたか?

N社様:正直、よく分かっていませんでした。

ドメインを変えたので多少は下がるだろうと思っていましたし、制作会社からも移転自体は終わっていると聞いていました。そのため、最初は時間が経てば元に戻るものだと考えていました。

ただ、数カ月経っても戻らなかったので、待っているだけで大丈夫なのか疑問を持つようになりました。

――オルグローからの説明を受けたときの印象はいかがでしたか?

N社様:一番印象に残っているのは、「リニューアルしたから下がった」という曖昧な説明ではなかったことです。

竹田さんから、検索エンジンが旧サイトと新サイトをどのように認識している可能性があるのか、なぜ以前の評価がうまく引き継がれていないと考えられるのかを、順序立てて説明してもらいました。
専門的な話ではあるのですが、「だからこの順位になっている可能性が高いんですね」と自分でも理解できました。

竹田:ご相談をいただいた時点では、新サイトの見た目や使いやすさに大きな問題があるようには見えませんでした。

ただ、複数のキーワードが同じタイミングで下落していたので、個別ページの内容というより、サイト移転の方法やページ構成に原因があるのではないかと考えました。
そこで、現在のサイトだけでなく、旧サイトがどのような構成だったのかも含めて確認しました。

――契約の決め手はどこでしたか?

N社様:原因を理論的に説明してもらえたことが大きかったです。
他社にも相談しましたが、「コンテンツを増やしましょう」「被リンクが必要です」といった一般的な話が中心でした。

竹田さんからは、現在の順位下落に対して、まず何を確認し、どこから直すべきかという順番まで説明してもらいました。原因と対処方法がつながっていたので、納得してお願いできました。
また、もう一度サイト全体を作り直す提案ではなかったことも安心材料でした。せっかくリニューアルしたばかりだったので、今あるサイトを活かせるのはありがたかったですね。

――実際に施策を進める中で、印象に残っていることはありますか?

N社様:一度に全部を直すのではなく、「まずここを直して、検索エンジンの反応を見ましょう」という進め方だったことです。

SEOは修正すればすぐ結果が出ると思っていたのですが、竹田さんから、検索エンジンが新しい状態を認識するまで時間がかかることも説明してもらいました。
順位がすぐに戻らない時期もありましたが、現在どのページが認識されていて、どのキーワードが動き始めているのかを共有してもらえたので、不安は少なかったです。

竹田:サイト移転後の対応は、設定を修正して終わりではありません。

旧URLと新URLが正しく対応しているか、新しいページがインデックスされているか、順位が戻り始めているかを継続的に確認する必要があります。

そのため、修正後もURL単位で状況を追いながら、反応が弱いページについては追加の見直しを行いました。

――買取品目別のページを作り直したことについて、どのように感じましたか?

N社様:最初は、金や時計、ブランド品の情報を一つのページにまとめた方が、お客様にとって見やすいと思っていました。

ただ、竹田さんから「お客様は買取店を探しているだけではなく、自分が売りたい品目を買い取ってくれる店を探しています」と説明されて、確かにその通りだと思いました。

実際に店舗でも、「この時計は売れますか」「切れたネックレスでも大丈夫ですか」といった品目ごとの相談が多くあります。
そうした実際のお客様の質問をページに反映できたことで、以前よりも店舗の接客に近いサイトになったと感じています。

――対策後、どのような成果が出ていますか?

N社様:一番分かりやすかったのは、下がっていたキーワードが徐々に戻ってきたことです。特に、金や時計、ブランド品など、品目と地域を組み合わせたキーワードで上位に表示されるようになり、Webサイトを見て来店される方も増えました。

以前は「ホームページを見ました」という方が減っていたのですが、最近は「時計のページを見た」「金の買取について調べて来た」と言われることが増えています。
単にアクセス数が戻ったというより、売りたい品目が決まっている方からの相談が増えた印象です。

竹田:検索順位が戻ったことも成果ですが、品目別ページから実際の査定相談につながるようになった点が大きいと思います。

今回の目的は、以前の順位へ戻すことだけではありませんでした。リニューアル前よりも、ユーザーが自分の売りたい商品について判断しやすい状態を作ることを意識しました。

――サポートやコミュニケーションについてはいかがでしたか?

N社様:分からないことを聞いたときに、その場で適当に答えず、確認してから回答してくれる点が信頼できました。

SEOは専門的なので、こちらからすると何が正しいのか判断しづらいです。竹田さんは、確実に言えることと、まだ経過を見る必要があることを分けて説明してくれました。

「絶対に戻ります」と言われるよりも、現在の状況と可能性を正直に話してもらえる方が安心できましたね。

また、こちらがサイトを少し修正した際にも、「この変更をされましたか」と連絡をもらうことがありました。普段からサイトを見てもらえていることが伝わり、任せきりにされていない感覚がありました。

竹田:SEOでは、データを確認しないと断定できないことも多くあります。

ご質問をいただいた際に、すぐ答えた方が喜ばれる場合もありますが、曖昧な回答をしてしまうと、その後の判断を誤らせる可能性があります。そのため、必要な場合は一度持ち帰り、確認したうえで回答するようにしていました。

――今回の取り組みを通じて、Webサイトに対する考え方は変わりましたか?

N社様:変わりました。

以前は、サイトをリニューアルすれば基本的には良くなると思っていました。ただ、見た目が良くなることと、検索エンジンから評価されることは別だと分かりました。
また、公開したら終わりではなく、その後の順位や問い合わせを確認しながら、少しずつ改善する必要があることも学びました。

今後はデザインを変える場合でも、SEOへの影響を事前に確認したうえで進めたいと思っています。

――今後、サイトで取り組みたいことを教えてください。

N社様:今後は、買取実績をもっと増やしていきたいです。

店舗には、古い時計や壊れたアクセサリー、使用感のあるブランドバッグなど、さまざまな商品が持ち込まれます。ただ、それが買い取れると知らずに処分している方も多いと思います。

実際の査定事例を紹介しながら、「このような状態でも相談できる」と伝えられるサイトにしたいですね。

また、同じ地域に買取店が多いので、価格だけでなく、相談しやすさや対応の丁寧さも伝えていきたいと考えています。

ホワイトリンクのSEOコンサルティングについて

ホワイトリンクは、改善提案だけでなく、実装まで一貫して対応できるSEOコンサルティングサービスです。

ECサイト・データベース型サイト・地域集客型サイトなど、サイト構造や集客モデルに合わせた専門的なSEOを提供しています。また、SEOに加えてLLMOにも対応し、検索エンジンと生成AIの両方を見据えた支援が可能です。

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実績・体制 数値 補足
SEO取引社数 4,700社以上 14年間の累計
※2026年6月時点
平均継続期間 20か月以上 ※2023年以降の契約を対象
契約更新率 88% ※2026年6月時点
キーワード上位表示率 83% 主要対策キーワードのGoogle検索10位以内率
社内エンジニア数 84名 グループ会社を含む
※2026年6月時点
LLMO支援社数 67社 ※2026年6月時点