| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント名 | ハワイアンジュエリー G社様 |
| サイト種別 | ハワイアンジュエリー・アクセサリー販売の自社ECサイト |
| 業種 | 物販・小売 |
| 事業内容 | オリジナルジュエリーの企画・制作・販売 |
| 主な課題 | 自社ECサイトの商品数と検索流入が伸びず、ビッグキーワードでも競合サイトを上回れなかった |
| 支援内容 | SEO戦略設計、商品登録支援、カテゴリ設計、商品ページ改善、サイト統合、内部対策、外部対策 |
G社様は、オリジナルのハワイアンジュエリーを企画・制作・販売する企業です。
リング、ペンダント、ピアス、バングル、ペアアイテム、ブライダルジュエリーなど幅広い商品を扱い、素材、モチーフ、カラー、ストーン、価格帯など、さまざまな条件から商品を選べる点が特徴です。現在のECサイトでも、リングやペンダントなどの商品種別だけでなく、ゴールド・シルバーなどの素材、ホヌやプルメリアなどのモチーフ、誕生石、価格帯など、多様なカテゴリが用意されています。
また、国内に自社工房を持ち、専門の職人による制作や修理に対応していることもG社様の強みです。ECサイトで購入した商品についても、実店舗と同様にメンテナンスを受けられる体制が整っています。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大型ECモールにも出店しており、モール内では多くの商品販売実績を積み重ねていました。
一方、自社ECサイトでは、モールで販売している商品の一部しか掲載できておらず、商品数やカテゴリの網羅性に差がある状態でした。
そこで当社では、G社様がモール運営で蓄積してきた検索ニーズや販売データを活かしながら、SEO対策をご提案致しました。
成果
| 指標 | 施策前 | 施策後 |
|---|---|---|
| 「ハワイアンジュエリー」の検索順位 | 18位 | 1位 |
| 上位表示した関連キーワード数 | 42キーワード | 500キーワード以上 |
メインキーワードである「ハワイアンジュエリー」で、検索順位1位を獲得しました。
また、商品種別だけでなく、素材、カラー、モチーフ、価格帯、利用目的など、ユーザーの商品選びに合わせてカテゴリを整備した結果、上位表示する関連キーワードは500以上まで増加しました。
「ハワイアンジュエリー」のようなビッグキーワードだけに依存せず、「ハワイアンジュエリー リング」「ピンクゴールド ハワイアンジュエリー」「3万円以下 ハワイアンジュエリー」など、具体的な条件を含む検索からも幅広く流入を獲得できるようになっています。
商品数の拡充とカテゴリ設計を行ったことで、カテゴリページ全体の検索露出を高めることができました。
支援前の課題
G社様は、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大型ECモールへ出店し、モール内では一定の売上を獲得していました。
一方、販売手数料や広告費が発生するモールと比べ、利益率の高い自社ECサイトでは、売上が伸びていませんでした。
「ハワイアンジュエリー」のようなビッグキーワードで上位表示を目指していましたが、競合性が高く何を改善すれば良いのか分からない状態でした。
自社ECサイトはモールの店舗に比べて商品数が少ない状態になっており、自社ECサイトへ登録できていない商品が多くありました。
そのため、商品ラインアップの豊富さが自社サイト上では十分に伝わらず、ハワイアンジュエリーの専門ECサイトとしてはサイト規模で競合に劣っている状態でした。
また、商品数が少ないため、カテゴリ設計もリングやネックレスといった商品種別が中心で、ユーザーが実際に商品を探す際に使う「素材」「色」「モチーフ」「価格帯」などの条件を十分にカバーできていませんでした。
さらに、実店舗を紹介するサイトとECサイトが別ドメインで運営されていたため、実店舗、自社工房、職人、修理対応といったG社様の実在性や専門性が、ユーザーや検索エンジンに伝わりづらいことも課題でした。
提案・実施内容
1.モールの商品資産を自社ECサイトへ移し、専門店としての網羅性を強化
最初に、楽天市場やYahoo!ショッピングで販売している商品と、自社ECサイトに掲載されている商品を照合し自社ECサイトに掲載されていない商品を洗い出しました。
次に検索需要、販売実績、利益率、在庫状況をもとに優先順位を付け、主要商品から順番に自社ECサイトへ登録しました。
また、商品を登録する際にには、商品ページに素材、サイズ、モチーフ、彫り、ストーン、制作方法、納期、修理対応など、購入前に必要となる情報を入れられように
商品ページのテンプレートを修正しました。
商品数と情報量を増やしたことで、メインキーワードだけでなく、個別の商品条件を含む検索にも対応できるようにしました。
2.モールで蓄積した検索・販売データをもとにカテゴリを再設計
G社様は、長年のモール運営を通じて、ユーザーがどのような条件で商品を探し、どのような商品を購入しているかというデータを蓄積していました。
そこで、モール内の検索キーワード、モール内のサジェストキーワード、ユーザーの声などを集め、自社ECサイトのカテゴリ設計へ反映しました。
具体的には、リングやペンダントなどの「商品種別」、ゴールド、シルバー、プラチナなどの「素材別」イエローゴールドやピンクゴールドなどの「カラー別」ホヌ、プルメリア、フィッシュフックなどの「モチーフ別」でカテゴリを設計し直しました。さらに、第2弾では「1万円以下」「3万円以下」「5万円以下」などの価格帯別カテゴリや、誕生石、ペアアイテム、プレゼント、ブライダルといった目的別のカテゴリも追加しています。
ユーザーの検索ニーズに合わせてサイト内のカテゴリ設計をおこなったことで、ハワイアンジュエリーを探している多くのユーザーの検索意図に応えられる
サイトになりました。
3.ECサイト独自の商品情報を作成
モールと自社ECサイトに同じ商品を掲載する場合、そのまま同じ商品紹介文を使用すると、モールの商品ページと内容が重複していまいます。
そこで、自社ECサイトでは、モールの商品説明をそのまま転用せず、独自の商品紹介文を用意しました。
ハワイアンモチーフに込められた意味、職人による彫りの特徴、素材ごとの印象、コーディネート、贈り物として選ばれる理由など、自社ECサイトだからこそ伝えられる情報を追加しています。
また、自社サイトに投稿された商品レビューを掲載するシステムを導入し商品ページごとに独自コンテンツが自動的に増える仕様にしました。
4. 実店舗サイトをECサイトへ統合し、ブランドの実在性と安心感を強化
別サイトとして運営されていた実店舗紹介サイトを、自社ECサイトへ統合しました。
それまでのECサイトは商品販売が中心で、実店舗の存在や、自社工房でジュエリーを制作していることが十分に伝わっておらず、ユーザーから見ると、オンライン販売のみを行うショップなのか、実際に店舗や制作体制を持つブランドなのか判断しにくい状態でした
そこで、元々別のサイト内にあった実店舗の所在地や営業時間、アクセス方法、店内写真、スタッフ情報などが紹介された店舗ページと、購入後のメンテナンス体制に関するページなどをECサイト内へ移行しました。
企業情報、店舗情報、工房、商品、アフターサービスに関する情報がサイト内に記載されたことで、ユーザーはもとより検索エンジンに対しても、ブランドの実在性や専門性が伝わりやすくなりました。
成果につながった理由
成果につながった理由は、G社様がすでに持っていた商品データを自社ECサイトへアップロードし、カテゴリ設計をおこなったことです。
G社様には、モール内で実際に商品を販売してきた経験がありました。そのため、ユーザーがどのような言葉で商品を探し、どの価格帯や素材、モチーフを選ぶのかを、一般的なキーワード調査だけではなく、実際の販売行動から判断できました。
その知見をカテゴリ設計へ反映したことで、検索ボリュームだけを基準に作られた分類ではなく、ユーザーが本当に商品を選ぶ際の条件に合ったサイト構造を作ることができました。
また、商品数を増やす施策とカテゴリページの整備を同時に進めたことも重要です。
カテゴリだけを増やしても、掲載商品が少なければユーザーにとって選択肢の乏しいページになります。反対に、商品数だけを増やしても、適切に分類されていなければ検索エンジンやユーザーが商品を見つけられません。
商品登録、カテゴリ設計、独自の商品説明、実店舗情報の統合を連動させたことで、ECサイト全体として専門性と網羅性を高められたことが、ビッグキーワードとロングテールキーワードの双方で成果につながりました。
成果につながった理由
成果につながった理由は、G社様がモール運営で蓄積してきた販売実績を、自社ECサイトの改善に活かせたことです。
一般的なキーワード調査だけでなく、実際に売れている商品、選ばれやすい素材や価格帯、ユーザーが比較する条件をもとに優先順位を決められたため、
検索需要と購買行動の両方に合ったサイトを構築できました。
また、社内で商品登録やサイト更新を進められる体制があり、改善案を継続的に反映できたことも大きな要因です。
G社様が持つ販売データと商品知識、社内の実行力をSEO戦略へ結びつけられたことが、ビッグキーワードでの1位獲得と、500以上の関連キーワードでの上位表示につながりました。
導入経緯
G社様からご相談いただいたきっかけは、以前からオルグローへSEO対策をご依頼いただいていた企業の代表者様からのご紹介でした。
G社様がSEO会社を探していることを相談したところ、「SEOをやるなら、オルグローにお願いした方がいい」と勧めていただいたことがきっかけです。
これまで複数のSEO会社へ依頼しても、思うような成果が続かなかったことから、実際に支援を受けている企業からの紹介は大きな安心材料になったとのことです。
紹介者様から当社の対応や支援内容について事前に聞いていたこともあり、信頼してご相談いただき、そのままご契約に至りました。
お客様インタビュー
――オルグローへ相談したきっかけを教えてください。
G社様:きっかけは、以前からオルグローさんにSEOをお願いしている会社の代表からの紹介です。
SEO会社を探していると相談したところ、「それならオルグローでやった方がいい」と、かなり強く勧めてもらいました。
それまで複数のSEO会社へ依頼しても成果が安定しなかったので、実際に支援を受けている方からの紹介は安心感がありましたね。
――当時、自社ECサイトにはどのような課題がありましたか?
G社様:楽天市場やYahoo!ショッピングでは多くの商品を販売していましたが、自社ECサイトには一部しか掲載できていませんでした。
モールの運営を優先していたので、自社サイトの商品登録やカテゴリ整理が後回しになっていたんです。
竹田さんからは、SEO以前に「本来持っている商品の豊富さが、自社サイトでは見えていない」と指摘されました。
竹田:G社様には、すでに商品も販売実績もありました。
新しくコンテンツを大量に作るより、まずモールにある商品資産を自社ECサイトで活かす方が、成果につながる可能性が高いと考えました。
――施策を進める中で、社内ではどのような苦労がありましたか?
G社様:一番大変だったのは、商品登録です。
商品数が多いので、画像やサイズ、素材などを登録するだけでもかなりの作業量でした。さらに、モールの商品説明をそのまま使わず、自社サイト用の文章を作る必要もありました。
通常業務をしながら進めるため、最初はなかなか予定どおりに進みませんでしたね。
竹田さんから「全部を一度に登録する必要はないので、売れている商品や検索需要のあるカテゴリから進めましょう」と優先順位を付けてもらい、少しずつ進められるようになりました。
――カテゴリ設計についても、社内で意見が分かれたそうですね。
G社様:はい。
社内では商品種別で分けるのが分かりやすいという意見が多かったのですが、モールのお客様は素材や色、価格帯から探していることも多かったんです。
たとえば「ピンクゴールドから選ぶ」「3万円以下から選ぶ」といったカテゴリを増やすと、ページ数が多くなりすぎるのではという心配もありました。
竹田さんに、検索需要だけではなく、実際の販売データや商品数も見ながら作るカテゴリを決めてもらいました。
――竹田とのやりとりで印象に残っていることはありますか?
G社様:こちらが作りたいページをそのまま肯定するのではなく、「そのカテゴリには商品が何点入りますか」「ユーザーは本当にその条件で探していますか」と確認されることです。
最初は少し細かいなと思いました(笑)。
ただ、商品が数点しかないカテゴリを増やしても、お客様にとって選びやすいページにはならないと説明され、納得しました。
竹田:カテゴリは多ければ良いわけではありません。
検索需要があっても商品数が少なければ、ページとして十分な価値を出しにくいため、販売データと在庫状況も含めて判断しました。
――成果が見えたときは、どのように感じましたか?
G社様:「ハワイアンジュエリー」で1位になったときは、社内でもかなり盛り上がりました。
ただ、個人的には関連キーワードで上位表示するページが500以上に増えたことの方が驚きました。
以前はメインキーワードだけを追っていましたが、素材やモチーフ、価格帯など、さまざまな探し方から商品を見てもらえるようになったんだと実感しました。
――実店舗サイトを統合したことについてはいかがでしたか?
G社様:最初は、実店舗サイトとECサイトは別でも問題ないと思っていました。
ただ、ハワイアンジュエリーは安い買い物ではありません。実店舗や工房があり、購入後も修理や相談ができることは、お客様にとって大きな安心材料だと分かりました。
ECサイトに店舗や工房の情報をまとめたことで、単に商品を販売するサイトではなく、ブランド全体を見せられるようになったと思います。
――今回の取り組みを通して、SEOへの考え方は変わりましたか?
G社様:以前は、SEO会社が何か特別な施策をして順位を上げてくれるものだと思っていました。
でも実際には、自社が持っている商品や販売データを整理して、地道にサイトへ反映する作業が重要でした。
SEO会社に任せきりではなく、自分たちも動かなければ大きな成果は出ない。そのことを今回の取り組みで実感しました。
ホワイトリンクのSEOコンサルティング
ホワイトリンクは、改善提案だけでなく、実装まで一貫して対応できるSEOコンサルティングサービスです。
ECサイト・データベース型サイト・地域集客型サイトなど、サイト構造や集客モデルに合わせた専門的なSEOを提供しています。また、SEOに加えてLLMOにも対応し、検索エンジンと生成AIの両方を見据えた支援が可能です。
社内にSEO施策を実装できる体制がない企業や、ECサイト・ポータルサイト・地域集客型サイトなど、専門性の高いSEO支援を必要とする企業に選ばれています。
| 実績・体制 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| SEO取引社数 | 4,700社以上 |
14年間の累計 ※2026年6月時点 |
| 平均継続期間 | 20か月以上 | ※2023年以降の契約を対象 |
| 契約更新率 | 88% | ※2026年6月時点 |
| キーワード上位表示率 | 83% | 主要対策キーワードのGoogle検索10位以内率 |
| 社内エンジニア数 | 84名 |
グループ会社を含む ※2026年6月時点 |
| LLMO支援社数 | 67社 | ※2026年6月時点 |