| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント名 | 司会者コンサルティング O社様 |
| 事業内容 | 司会者・MC派遣、MCスクールの運営 |
| 主な顧客 | イベント会社、一般企業、式場、主催者 |
| 主な課題 | 過去の失敗からSEO会社を信頼できず、Web集客を諦めかけていた |
| 支援内容 | SEO戦略設計、サービスページ改善、内部対策、外部対策、派遣実績コンテンツの活用 |
O社様は、イベントや式典、セミナー、展示会などへの司会者・MC派遣と、司会者を育成するスクールを運営しています。
全国の司会者とネットワークを構築しており、企業の社内イベント、株主総会、PRイベント、講演会、展示会、結婚式など、催事の目的や雰囲気に合わせて人材を手配できることが強みです。
Webサイトには派遣事例が継続的に公開され、企業イベントや商品発表会、地域行事、国際的なレセプションなど、幅広い実績が蓄積されていました。
これまでの集客は紹介や口コミが中心でしたが、事業を安定して拡大するため、自社サイトから法人の問い合わせを獲得できる状態を目指してSEO支援を開始しました。
成果
| 指標 | 施策前 | 施策後 |
|---|---|---|
| 「司会者 派遣」の検索順位 | 28位 | 3位 |
| 「イベント 司会 派遣」の検索順位 | 34位 | 2位 |
| 「セミナー 司会 派遣」の検索順位 | 19位 | 4位 |
| 法人向けキーワードの10位以内表示数 | 9キーワード | 64キーワード |
| 月間自然検索流入数 | 約1,100件 | 約3,400件 |
| 法人からの月間問い合わせ数 | 4件 | 15件 |
「司会者 派遣」は28位から3位、「イベント 司会 派遣」は34位から2位まで上昇しました。
また、株主総会、表彰式、セミナー、展示会、商品発表会など、法人が具体的な用途を含めて検索するキーワードでも上位表示が増加。法人向けキーワードの10位以内表示数は、9キーワードから64キーワードへ伸びました。
紹介や口コミだけに依存せず、Webサイトから継続的に案件を獲得できるようになりました。
支援前の課題
O社様は、司会者派遣やMCスクールを運営していましたが、新規案件の多くを既存顧客からの紹介や口コミに頼っていました。
紹介は成約につながりやすい一方、発生する時期や件数をコントロールできません。事業を安定して成長させるためには、自社サイトから継続的に問い合わせを獲得する必要がありました。
過去にもSEO会社へ依頼した経験がありましたが、実施内容がほとんど開示されず、何に費用を支払っているのか分からないまま契約が終了していました。成果が出なかった理由も説明されなかったため、SEOそのものへの不信感が残っていました。
また、個人からの小規模な依頼より、企業イベントや式典、展示会など、継続取引につながる法人案件を増やしたいというご希望がありました。
しかし、サイト内では「司会者を派遣できる」という説明が中心で、イベント会社や企業の担当者が依頼先を選ぶ際に確認したい、対応可能なイベント、司会者の選定方法、準備の進め方、料金、過去の派遣実績などが十分に整理されていませんでした。
提案・実施内容
1.各サービスページを強化
まず、イベント司会、結婚式司会、セミナー司会、展示会ナレーターなど、サービスごとのページ内容を見直しました。
それぞれのページに、対応できるイベントの種類、司会者の選定方法、依頼から当日までの流れ、料金の考え方、よくある質問などを追加しています。
法人担当者が「自社のイベントにも対応できるか」「何を準備すればよいか」を判断しやすいように、用途ごとに必要な情報を整理しました。
2.司会を担当したイベントレポートを公開
実際に司会を担当したイベントについて、イベントレポートを継続的に公開しました。
単なる実績一覧ではなく、イベントの種類、開催目的、当日の進行、司会者に求められた役割、対応時に意識した点などを紹介しています。
その結果、依頼を検討している企業担当者が、自社と近いイベントでの対応実績を確認できるようになりました。
また、各イベントレポートから関連するサービスページへ内部リンクを設置し、実績とサービス内容を結びつけています。
3.司会やイベント運営に関する豆知識コンテンツを作成
サービスを探しているユーザーだけでなく、イベント準備の段階で情報を集めている担当者との接点を広げるため、司会やイベント運営に関する豆知識コンテンツを作成しました。
司会者への依頼時期、台本の準備方法、イベント進行の注意点、司会者の選び方など、初めて手配する担当者が疑問に感じやすいテーマを中心にしています。
豆知識を読んだユーザーが、具体的な依頼を検討できるよう、関連するサービスページやイベントレポートへの導線も整えました。
成果につながった理由
成果につながった理由は、「検索順位を上げる作業」としてSEOをおこなうのではなく「法人担当者が社内で依頼を決めるための情報を整える」と定義して取り組んだことです。
法人が司会者を手配する場合、サイトを見た担当者一人の判断だけで発注が決まるとは限りません。料金、対応実績、司会者の経験、準備の流れなどを社内で共有し、上司や主催者の承認を得る必要があります。
そこで、検索キーワードを含めるだけでなく、担当者が検討材料として使えるサービスページや派遣実績を増やしました。
法人顧客の検索行動だけでなく、問い合わせ後の社内検討まで考えてサイトを改善したことが、法人案件の増加につながっています。
導入経緯
イベントなどの司会者の派遣業や養成をおこなっていましたが、効果的な集客方法が口コミしかなかったため、Web集客を検討していました。
サービスの価格帯を考慮し、個人ではなく法人顧客を取り込みたいというご希望でしたので、法人の顧客獲得ためのキーワードのご相談を重ねました。
ただ、過去にSEO会社に対策を依頼して失敗した経験があったため、「どんな対策内容をするのか」を理解してから導入したいというご要望がありました。
内部対策から外部対策までお見せできるものは可能な限り開示し、何度もやり取りする中で社長様、Web担当者様ともにご納得いただき、ご契約となりました。
様々なWeb広告関連の業者から提案がきていたようですが、料金面や営業マンの印象、提案内容など、オルグローが最も良心的だと感じていただけたようです。
お客様インタビュー
――最初に、オルグローへ相談したきっかけを教えてください。
O社様:以前からWeb集客には興味があったのですが、過去にSEO会社へ依頼して、結局何をしているのか分からないまま終わった経験がありました。
それ以来、営業電話が来ても、ほとんど話を聞かずに断っていたんです。
最初は「SEO会社はちょっと信用していなくて」と、かなり正直に伝えました。
清水:最初の打ち合わせは、提案というより質問会に近かったですね。
施策内容、費用、成果が出なかった場合の考え方まで、かなり細かく質問をいただきました。
曖昧なまま進めると過去と同じ不安が残ると思ったので、説明できる内容は契約前でもできる限りお伝えしました。
――契約を決めた理由は何でしたか?
O社様:こちらが少し意地悪な質問をしても、清水さんがごまかさなかったことです。
「それは必ず成果が出るんですか」と聞いたときも、「必ずとは言えません。ただ、現在のサイトではここが不足しているため、この順番で改善する必要があります」と説明してくれました。
何でもできますと言われるより、できることと断定できないことを分けて話してくれた方が、かえって信頼できました。
――施策を始める際、社内で印象的な出来事はありましたか?
O社様:清水さんから「過去に司会を担当したイベントの資料はありませんか」と聞かれたことです。
社内には、写真や進行表、当日のメモが入ったファイルが大量に保管されていました。ただ、私たちは完全に業務記録だと思っていたので、Webサイトに使えるとは考えていませんでした。
打ち合わせのときに、そのファイルを何冊か机に出したら、清水さんが急に楽しそうになって(笑)。
清水:「これは全部、コンテンツになります」とお伝えしました。
O社様には豊富な実績がありましたが、サイト上では、その経験がほとんど見えない状態でした。
イベント名を並べるだけでなく、どのような場面で司会者が必要とされ、当日はどんな対応をしたのかまで整理すれば、同じようなイベントを計画する企業にとって参考になると考えました。
――イベントレポートの公開には抵抗はありませんでしたか?
O社様:最初はありました。
取引先の名前をどこまで出してよいか分かりませんし、イベントの内容を公開することで迷惑をかけないか心配でした。
そこで、企業名を出さずにイベントの種類や司会者の役割を紹介する形から始めました。
最初に公開したのは、表彰式の司会レポートだったのですが、その後、本当に表彰式の司会者を探していた企業から問い合わせが来たんです。
社内では「本当にレポートを見て問い合わせが来るんだ」と、少しざわつきましたね。
――各サービスページは、どのように改善しましたか?
O社様:以前は、イベント司会もセミナー司会も、内容が似たページになっていました。
清水さんから「依頼する側が困っていることは、イベントごとに違います」と言われ、必要な情報を分けていきました。
たとえば、表彰式なら受賞者名の読み間違いを防ぐ準備、展示会なら時間管理や呼び込み、セミナーなら登壇者との連携などです。
社内では当たり前に行っていたことですが、外部の方には、それが依頼先を選ぶ判断材料になるのだと気付きました。
清水:O社様にとって日常的な対応でも、初めて司会者を依頼する担当者には分からないことが多くあります。
サービスページには、対応内容だけでなく、事前準備や当日までの流れも掲載しました。
――豆知識コンテンツについては、どのような反応がありましたか?
O社様:最初は「司会者を探している人が、そんな記事を読むのかな」と思っていました。
ただ、実際に問い合わせでよく聞かれる質問を記事にしたところ、打ち合わせ前に読んでくださる方が増えました。
「司会台本は誰が作るのか」「何日前に依頼すればいいのか」といった質問への回答を掲載したことで、問い合わせ後の説明も楽になりました。
途中から、Web集客用のコンテンツというより、営業資料や社内マニュアルとしても使えるようになりましたね。
――清水とのやりとりで、特に印象に残っていることはありますか?
O社様:記事のテーマを決める打ち合わせで、清水さんが「最近、お客様から変わった質問はありませんでしたか」と毎回聞いてくることです。
あるとき、「司会者は食事を用意した方がいいですか、と聞かれました」と何げなく話したら、「それ、記事にしましょう」と言われました。
そんな細かい話までコンテンツになるのかと驚きましたが、実際には依頼前に気になる人が多かったようで、よく読まれる記事になりました。
清水:専門家にとって当たり前のことほど、初めて依頼する方には知りたい情報だったりします。
きれいなテーマを無理に作るより、実際のやりとりから疑問を拾うことを意識していました。
――施策後、どのような変化がありましたか?
O社様:紹介だけでなく、Webサイトから法人の問い合わせが入るようになりました。
特に、「自社と似たイベントのレポートを見て相談しました」と言っていただけることが増えました。
以前は、問い合わせが来てから実績を説明していましたが、今はサイトを見た段階である程度理解していただけています。
そのため、最初の打ち合わせも以前より具体的になりました。
ホワイトリンクのSEOコンサルティングについて
ホワイトリンクは、改善提案だけでなく、実装まで一貫して対応できるSEOコンサルティングサービスです。
ECサイト・データベース型サイト・地域集客型サイトなど、サイト構造や集客モデルに合わせた専門的なSEOを提供しています。また、SEOに加えてLLMOにも対応し、検索エンジンと生成AIの両方を見据えた支援が可能です。
社内にSEO施策を実装できる体制がない企業や、ECサイト・ポータルサイト・地域集客型サイトなど、専門性の高いSEO支援を必要とする企業に選ばれています。
| 実績・体制 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| SEO取引社数 | 4,700社以上 |
14年間の累計 ※2026年6月時点 |
| 平均継続期間 | 20か月以上 | ※2023年以降の契約を対象 |
| 契約更新率 | 88% | ※2026年6月時点 |
| キーワード上位表示率 | 83% | 主要対策キーワードのGoogle検索10位以内率 |
| 社内エンジニア数 | 84名 |
グループ会社を含む ※2026年6月時点 |
| LLMO支援社数 | 67社 | ※2026年6月時点 |