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結婚指輪のLLMOコンサルティング事例│第三者評価の分析から言及率を改善

項目 内容
クライアント名 結婚指輪・婚約指輪専門店 B社様
業種 ブライダルジュエリー
事業内容 結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド制作
主な強み オーダーメイドの自由度の高さ、お客様の声・制作実績の豊富さ
主な課題 オーダーメイドに対応していることは伝わるものの、何をどこまで自由に選べるのか、自社を選ぶ理由が十分に整理されていなかった
支援内容 AI言及・参照元調査、第三者レビュー分析、自社サイトの訴求整理、オーダー項目別ページ制作、実績情報の統一

B社様は、東京都内で結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドを手がけるジュエリーショップです。

LLMO対策では、

「結婚指輪 オーダー 東京 」
「結婚指輪 オーダーメイド 東京」

など、オーダーメイドの結婚指輪を比較・検討しているユーザーの質問で候補として紹介されることを目標にしました。
現状でもWebからのお問い合わせも多く集客に困っているわけではありませんでしたが、AI対策について競合よりも先手を打っておきたいという考えがありお問い合わせをいただきました。

成果

指標 施策前 施策後
対象プロンプト全体の言及率 8.4% 32.1%
「東京×オーダーメイド」関連の言及率 11.2% 36.8%
「自由度・こだわり」関連の言及率 6.8% 34.5%
AI回答内で上位3店舗に紹介された割合 4.9% 17.6%

対象プロンプト全体の言及率は8.4%から32.1%まで改善しました。特に「東京×オーダーメイド」や「自由度・こだわり」に関するプロンプトで、B社様が候補として紹介される割合が大きく伸びました。

また、来店時のヒアリングでも「AIにおすすめされたことでお店を知った」というお客様が以前より増え、AI検索が新しい認知経路の一つとして機能し始めています。

支援前の課題

B社様は、すでに結婚指輪のオーダーメイド店として多くの制作実績があり、お客様からのレビューも豊富でした。

また、結婚指輪の口コミ・比較サイトにも多数掲載されており、第三者からの評価自体は十分に蓄積されていました。

一方で、AI検索で「東京でオーダーメイドの結婚指輪を作れるおすすめのお店」と質問すると、競合店舗が優先して紹介され、B社様が毎回候補に入る状態ではありませんでした。

そこで、自社サイトと第三者媒体の双方を比較したところ、自社サイトでは「オーダーメイドで制作できます」ということは伝わっていましたが、

「素材はどこまで選べるのか」
「リング幅は変更できるのか」
「表面の質感は選べるのか」
「石の種類や配置は変えられるのか」
「刻印はどこまで対応できるのか」

といった、実際に店舗を比較するユーザーが知りたい具体的な情報が一つのページにまとまっていて、詳細には書かれていませんでした。
また、制作実績についても公式サイトと口コミサイトや比較サイトの情報がバラバラの状態でした。

そこで、AIから見ても、「オーダーメイドできる店」という事実は分かっても、他店と比較してなぜB社様をおすすめできるのかを説明する材料が不足していたと考えました。

提案・実施内容

1.第三者レビューから「実際に評価されている強み」を分析

最初に、自社側で設定している強みだけではなく、第三者からどのように評価されているかを調査しました。

そこで、結婚指輪の口コミ・比較サイトに投稿されているレビューを洗い出しリスト化、それをAIを使って分析し、
お客様はどのような部分を評価してくれるのか把握しました。

その結果、「自由度が高い」「細かくカスタマイズできる」「自分たちらしい指輪が作れる」といった評価が多いことが分かりました。

元々B社様のサイトでは「デザイン性」を強みにしていましたが、分析結果をうけて「オーダーメイドの自由度が高い」ことを強みにしました。
自社が一方的に作ったキャッチコピーではなく、実際のお客様が評価している強みを自社の訴求にも反映したことがポイントです。

2.「なぜオーダーメイド店としておすすめなのか」を自社サイトに追加

自社サイトでは、「オーダーメイドできます」という説明だけで終わらせず、何をどこまで選べるのかを具体的にしました。

「オーダーメイド店です」という事実だけではなく、おすすめする理由までAIが説明できる情報を増やすのが目的です。

たとえば、素材、リング幅、形状、表面の質感、宝石、刻印、着け心地
など、それぞれの項目について選択肢や相談できる範囲を整理し、
公式サイトでも形・幅・素材・質感・宝石・刻印・着け心地まで相談できる「自由度が高いオーダーメイド指輪が作れる」ことを打ち出しました。

3.オーダーメイド時に決める項目ごとにページを分割

以前は、オーダーメイドについての情報を一つのページ内にまとめて掲載していました。
そこで、ユーザーが指輪を作る際に検討する項目ごとに情報を整理し、それぞれ独立したページを制作しました。

たとえば、

「結婚指輪の素材」
「結婚指輪の幅」
「表面加工・質感」
「宝石・石留め」
「刻印」
「形状・デザイン」

といった形です。

「東京でマット加工ができる結婚指輪店」「幅を細かく選べるオーダーメイド結婚指輪」といった、より具体的な質問にも対応できるように改善しました。

4.制作実績などの数値を第三者媒体間で統一

媒体を調査すると、制作実績数や店舗情報など、一部の数字が媒体によって異なっているケースがありました。

そこで、現在公開できる正確な数値を整理し、自社サイトや主要な第三者媒体でできる限り統一しました。

AIが複数の情報源を確認した際にも、

「どの程度の制作実績があるのかを具体的な数字で記載」
「お客様の声の数」
「指輪を作る際に選択できる項目数」

について矛盾が生じにくい状態を意識して統一しました。

5.制作実績ページの情報を詳細化

B社様では多数の制作実績を掲載していましたが、以前は完成した指輪の写真や簡単な説明が中心で、ユーザーやAIが「どのようなオーダーで作られた指輪なのか」を把握しにくい状態でした。

そこで各制作実績に、「素材」「リング幅・大きさ」「形状」
などの情報を追加しました。

制作実績を見れば、どのような素材や仕様を組み合わせて作られた結婚指輪なのかがすぐに分かる状態に整理しています。

ユーザーが自分の希望に近い制作例を探しやすくなるだけでなく、

「細身のオーダーメイド結婚指輪」
「マット加工ができる結婚指輪」
「ゴールドのオーダーメイド結婚指輪」

など、より具体的な条件でAIが店舗を探す際にも、B社様の制作実績を根拠として利用できる情報を増やしました。

「オーダーメイドの自由度が高い」と自社で説明するだけではなく、実際にさまざまな素材・幅・加工・デザインで制作している実績を見せることで、その強みを裏付けられるようにしました。

成果につながった理由

東京にはオーダーメイドの結婚指輪を扱う店舗が複数あるため、「オーダーメイドできます」だけでは店舗同士の違いがほとんど分かりません。

そこで「ユーザーがオーダーメイドに何を求めている?」を考えて

何をどこまでオーダーできるのかの情報を具体化し、さらにその強みが実際のお客様の評価とも一致している状態を作りました。

自社サイトでは自由度の高さを詳しく説明し、第三者媒体では実際のお客様が同じ特徴を評価している。

この両方が揃うことで、AIが「結婚指輪を作れる店舗」と認識するだけでなく「オーダーメイドの自由度を重視する人におすすめできる店舗」として選ぶための根拠が増えました。

すでにお客様から評価されていた強みを発見し、その理由を自社サイトでも具体的に説明できる状態にしたことが、AI言及の改善につながった事例です。

ご契約前に分析している段階では、全国展開している企業には勝てないかもと考えていたため、
お客様には正直に「競合が強いためビッグキーワードではおすすめされないかもしれません」と伝えていましたが、
戦略がうまくはまり、狙っていた文脈でも言及率が高くなり安心しました。

お客様インタビュー

――最初から「オーダーメイドの自由度」を強みにしようと決まっていたのでしょうか?
B社様:いえ、そこはかなり迷いました。
弊社には、デザイン、接客、価格、制作実績、アフターサービスなど、いくつか強みがあります。
どれも大切なので、逆に「結局どれを一番前に出すべきなのか」がなかなか決まりませんでした。
社内で話しても、それぞれ重視するポイントが違っていて、方向性を一つに絞るのが難しかったですね。

――そこから、どのように強みを決めていったのですか?
B社様:オルグローさんから「オーダーメイドを検討しているお客様が本当に評価しているものは、口コミの中にあるのではないですか」と言われたのがきっかけです。
自社で考えると、どうしても自分たちが言いたい強みになってしまいます。
そこで、Ringraphなど第三者媒体の口コミをかなり細かく見てもらいました。
すると、「自由度が高い」「細かいところまで相談できる」「自分たちらしい指輪が作れる」といった内容が何度も出てきたんです。
そこで初めて、「お客様から見たときの一番の強みは、オーダーメイドの自由度なんだ」と腹落ちしました。

――第三者の口コミを分析したことは、社内でも納得感がありましたか?
B社様:かなりありました。
自社の会議だけで「これが強みです」と決めるより、実際に購入したお客様がどう評価しているかを見た方が説得力があります。
特に、複数の口コミで同じような内容が出ていたので、たまたま一人がそう感じただけではないことも分かりました。

――プチリニューアルのタイミングだったことも、施策を進めやすかったのでしょうか?
B社様:たまたまですが、そこは一石二鳥でタイミングが良かったです。
もともとサイトを少し見直す予定だったので、その中でページ構成やコンテンツも一緒に変えることができました。
もしリニューアル後に「やっぱりこのページを分けましょう」「この情報を追加しましょう」となっていたら、二度手間になっていたと思います。
今回はデザインを整えるタイミングで、オーダーメイドの情報設計まで一緒にできたので効率が良かったです。

――具体的に、サイトはどのように変わりましたか?
B社様:以前はオーダーメイドについて、基本的に一つのページの中でまとめて説明していました。
それを、素材、リング幅、形状、表面加工、宝石、刻印など、実際に指輪を作るときに決める項目ごとに分けてもらいました。
「何をどこまで選べるのか」がかなり分かりやすくなりましたね。
以前はオーダーメイドできますということは伝わっていても「どこまで自由にできるのか」までは伝えきれていなかったと思います。

――制作実績ページもかなり見直したそうですね。
B社様:はい。
制作実績自体は以前からたくさん掲載していたのですが、写真を見ても「この指輪は何の素材なのか」「幅はどれくらいなのか」「どんな加工をしているのか」が分かりづらい状態でした。
そこで、素材、リング幅、形状、質感、宝石、刻印などの情報を追加してもらいました。
今は制作実績を見るだけで、「これはこういう条件で作った指輪なんだ」とかなり分かりやすくなっています。
お客様からも、自分の希望に近い事例を見つけやすくなったと思います。

――その施策はLLMOにも関係しているのでしょうか?
竹田:かなり関係しています。
「自由度が高いです」と書くだけでは、あくまで自社の主張です。
一方で、制作実績を見れば、実際に素材や幅、加工、石の配置などを細かく変えて制作していることが分かる。
つまり、強みを説明するページと、その強みを裏付ける実績ページがセットになった状態です。
AIにとっても、「この店舗は自由度が高い」と判断する根拠が増えますし、ユーザーにとっても判断しやすくなります。

――第三者媒体の情報についても調整したのでしょうか?
B社様:はい。
比較してみると、制作実績数などの数字が媒体によって少しずつ違っていることがありました。
昔の数字がそのまま残っていたり、更新されていない媒体もありました。
そこで、現在の情報を整理して、主要な媒体ではできるだけ数字を揃えました。
こういう細かいところは、普段なかなか全部確認しないので、良い機会になりました。

――施策後、お客様の反応に変化はありましたか?
B社様:来店時に「AIでおすすめされて知りました」と言われることが増えました。
以前は検索や口コミサイトを見て来店される方が中心でしたが、最近はAIでいくつか候補を出して、その中から弊社を調べて来店される方もいます。
まだ大きな割合ではないですが、新しい認知経路として確実に増えている感覚はあります。

――今後、オルグローに期待することはありますか?

B社様:AI検索はまだ変化が早いので、今後も「何をすれば言及されやすくなるのか」を継続して検証してほしいです。
また、検索やAIの環境が変わったときに、「今までのやり方を続けるべきか」「新しく何を変えるべきか」を早めに教えてもらえると助かります。

AI検索で選ばれる状態をつくるLLMOコンサルティング

オルグローでは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIや、GoogleのAIによる概要に自社やサービスを正しく理解してもらい、
比較・検討の場面で「おすすめ」として言及・紹介される状態を目指すLLMOコンサルティングを提供しています。

特徴
・14年間・4,700社以上のSEO支援実績を活かしたLLMO
・独自ツールを活用し、AI検索での言及率・言及シェア率・参照元を調査
・競合との差分を分析し、優先施策とロードマップを設計
・サービスページ改善、コンテンツ制作、外部施策まで対応
・第三者メディア・口コミサイトでの評価強化も支援
・改善提案だけでなく、必要に応じて実装まで対応
・施策後もAI回答での言及状況や回答内容を継続的にモニタリング

対象企業
中小企業~エンタープライズ企業

得意なサイト・サービス
・BtoBサービス・SaaS
・EC・D2C・オンラインサービス
・店舗集客型サイト
医療・クリニック・士業・金融などのYMYL領域

費用
・3ヶ月契約:月額40万円
・6ヶ月契約:月額30万円
※初期費用:無料

AI検索での言及状況や競合との差を把握したい方は、LLMOコンサルティングの詳細はこちらをご覧ください。