課題
モール内集客力の低下と自社サイトの強化
ECモールで運用しているショップと、自社で所有・運営しているECショップのそれぞれに課題をお持ちでした。
・楽天モールで出店しているショップは売上が落ち込んでおり、検索対策を検討していらっしゃいましたが、自分たちでは適切な手法がわからず、また、検索対策の業者選定についても依頼先の良し悪しの判断をすることができずにいました。
・自社所有のECは利益率が高いことで「とりあえず運用」はしていましたが、注文数が極端に少なく、新規の集客方法について悩んでいらっしゃいました。
ご提案
流入数の多いメインキーワードに対して検索対策の施策を継続することをご提案しました
競合商品は継続的な検索対策の施策がされているようでしたので、その施策の差分が検索表示数に影響していると感じました。
そこで、楽天ショップの売上が落ちた原因は継続的な検索対策の施策が行えていない為だとご指摘させていただきました。
外部のリソースを使うことにより、継続的な施策を実施出来る旨をお伝えし、また、自社内で行える対策方法についても助言させていただきました。
導入経緯
サイト分析の的確さによる信頼関係の構築とお客様が持つ非可視サービスへの不安の解消
商談当初は楽天モール内での検索対策をご提案しておりました。
ご担当者様からは楽天ショップの売上が落ち込んでおり、最も売れていた時期の3分の1ほどの売上であることをご説明いただき、商品ページのコンバージョン率などもお伺いしたのですが、コンバージョン自体には問題がなかったので、原因が新規客の減少であることは明白でした。
当時は他社で楽天内検索対策を依頼されていたのですが、効果が思うように出ていなかったため、納得できる対策方法・信頼できる業者を模索していらっしゃいました。
他社でされている施策内容を確認し、楽天モール内の検索対策のトレンドに合っていないことを推測しました。ご担当者様へは、楽天の検索アルゴリズムのトレンドに合わせて商品ページの最適化作業を継続していかなくてはならないことをご説明し、主要な項目の調整に関して弊社が行う方針でお話をさせていただき、継続的に発生する作業についてはどのような内容かをご説明差し上げた上で、ご協力いただく部分についてもご理解いただきました。
そのことでご担当者様からは信頼をいただけたようです。
自社ECサイトにおいては売上がほとんどなかったため、早急な改善を望まれていたのですが、ご要望がビッグキーワードにかたより、ロングテールワードの対策はほとんど考えていらっしゃいませんでした。そこで、弊社からキーワードを選定し、ロングテールワードの効果的な使い方をご提案させていただきました。
ご提案自体は前向きに検討頂いていたものの、過去のSEO会社への漠然とした不信感をお持ちでしたので、ご契約までに様々なサイトデータについてのご説明を差し上げ、検索対策のトレンドについて適宜情報提供させていただきました。
分析の的確さによって信頼関係を構築し、弊社の会社規模・組織体制・インフラ・サポート体制など、具体的な情報をお伝えした事によって非可視サービスへのご不安を解消いただくことができました。