ページレイアウトアルゴリズムとは?意味と対応方法を解説
WEBマーケティングやSEOと深い関係にある用語の中から、今回は「ページレイアウトアルゴリズム」の意味や作成する上でのポイントについて解説します。
ページレイアウトアルゴリズムの意味は?
「ページレイアウトアルゴリズム」とは、ファーストビューに広告ばかりがあって、ユーザーが目的とするコンテンツを見つけるのが困難なWEBサイトの評価を下げるアルゴリズムのことを指します。
ファーストビューとは、WEBサイトを訪れたユーザーが一番はじめに目にする領域のことを言います。
このファーストビューにユーザーの目的とは関係のない広告が多数掲載されていると、ユーザビリティの高いWEBサイトとは言えません。さらに、ユーザーの利便性よりもWEBサイトの収入や利益を重視されたレイアウトで構成された「商用目的」のWEBページをGoogleは高く評価しません。
なので、このような過剰な広告を掲載するWEBページへの評価を決めるアルゴリズムが「ページレイアウトアルゴリズム」です。
ユーザーの利便性を低下させる広告とは?
ページレイアウトアルゴリズムは、ファーストビューに広告を入れてはいけない、ということではありません。
ここでいう「ユーザーの利便性を低下させ、評価を下げるような広告の表示の仕方」とは「過剰な広告を掲載するWEBサイト」のことを言い、ユーザーが本来見るべきメインコンテンツが過剰な広告によって見づらかったり、スクロールをしないと辿り着かないようなページのことを指します。
ページレイアウトアルゴリズムへの対応方法
2012年1月19日にGoogleから導入が発表されて以降、全3回にわたりページレイアウトアルゴリズムは更新されてきました。それだけ重要なアルゴリズムなのでWEBページのレイアウトを作成する際はページレイアウトアルゴリズムを意識することが大切です。
ユーザーにとって有益なコンテンツをファーストビューに配置しよう!
大前提として、「ユーザーにとって有益なコンテンツをファーストビューに配置する」ことはとても重要です。
WEBサイトを訪れたユーザーが求める情報をファーストビューに掲載することは、ユーザービリティの観点はもちろん、ユーザー体験が向上することで検索エンジンの評価も高くなる等、SEOの観点から非常に効果的とされています。
異なるデバイスごとに適切なレイアウト設計をしよう!
WEBサイトを運営する上で注意したいのが、ユーザーによりWEBページを閲覧する環境が異なるということです。パソコンから閲覧するユーザーもいれば、スマートフォンやタブレットからWEBページを閲覧するユーザーもいます。
スマートフォンを使ったユーザーからはWEBページのレイアウトが大きく崩れて見えてしまうことがあります。それによってファーストビューの大部分を広告で埋め尽くされている可能性もあります。
このような状況を回避するためにも、ユーザーによって異なるデバイス環境を考慮した上で「適切なレイアウト設計」を行う必要があります。
まとめ
Googleからページレイアウトアルゴリズムの導入が発表されて以降、WEBページのファーストビューに過剰な広告を掲載するWEBサイトへの評価は下がり、検索結果の上位表示が難しくなります。
そのため、WEBサイトにおけるページレイアウトを作成する上では、ページレイアウトアルゴリズムを意識しながら、ユーザーはもちろん、検索エンジンにもコンテンツの内容や意図を理解されやすいレイアウト設計が必要です。
以上、「ページレイアウトアルゴリズム」の意味や作成する上でのポイントについての解説でした。
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