SEO対策におすすめ!Google Chrome拡張機能12選
WEBサイトやブログを運営する上でSEOは大事ですが、作業に手間や時間がかかり、想像以上に苦労されている方も多いのではないでしょうか。Google Chromeには、SEO対策において作業効率をアップできる便利な拡張機能が多く揃っています。今回は、SEO対策に使えるおすすめのGoogle Chrome拡張機能12選を紹介します。
SEO対策に使えるGoogle Chromeの拡張機能12選【比較表】
ツール名 | 利用料金 | サービス提供元 | 登録ログイン | 日本語版 | 日本語検索 |
Lighthouse | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
MozBar | 無料 | 海外 | ○ | - | ○ |
SEO META in 1 CLICK | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
Extract People also search phrases in Google | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
META SEO inspector | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
NoFollow | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
Alt & Meta viewer | 無料 | 国内 | - | ○ | ○ |
Google Analytics オプトアウト アドオン (by Google) | 無料 | 海外 | - | ○ | ○ |
はてなブックマーク | 無料 | 国内 | - | ○ | ○ |
かんたん文字数カウント | 無料 | 国内 | - | ○ | ○ |
Open SEO Stats | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
Checkbot: SEO, Web Speed & Security Tester | 無料 | 海外 | - | - | ○ |
Lighthouse
Lighthouse(ライトハウス)は、2018年にGoogleの公式SEOチェックツールに追加されたWEBサイトの品質向上に役立つ拡張機能です。
この拡張機能は、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドの内容に基づきページのパフォーマンスやアクセシビリティなどを測定したり、モバイルフレンドリーテスト、ページタイトルやディスクリプション、アンカーテキストなどの確認できたりと、ページに対するSEOチェックがスコア形式で表示されます。
WEBサイトのパフォーマンスを測定するツールが多く、何を使えばいいか悩んだときには、手っ取り早くSEOチェックができるこの拡張機能を導入すれば、簡単にWEBサイトの解析やSEO分析ができるようになります。
デフォルトは英語表記になっていますが、日本語に翻訳して表示させることも可能です。
ツール名 | Lighthouse(ライトハウス) |
サービス提供元 | 海外サービス:Google Developers 日本語版:なし(日本語に翻訳可能) |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・サイトのパフォーマンスを確認できる ・アクセシビリティの状況を確認できる ・プログレッシブウェブアプリ(PWA)対応状況を確認できる ・SEOの対策状況がスコアリングされて表示される |
使用回数制限 | なし |
MozBar
MozBar(モズバー)は、アメリカの有名SEO会社Mozが提供しているGoogle Chrome拡張機能です。
この拡張機能を導入すると、表示されているWEBサイトのオーソリティ(権威性・ドメインパワー)やドメイン全体の外部リンク数などを確認できます。
例えば、ページの権威性はPA、ドメインの権威性はDAと表示され、数値が高いほど権威性が高いことを表します。さらに【Link Analysis】という項目をクリックするとOpen Site Explorerにジャンプし、さらに詳しいデータの分析が可能です。
MozBarはメモリを消耗しやすいので、使用しない場合はMozBarのアイコンをクリックして有効の状態から無効の状態に切り替えておきましょう。
ツール名 | MozBar(モズバー) |
サービス提供元 | 海外サービス:Moz 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:必要 ログイン:必要 |
主要機能 | ・ページの権威性を確認できる ・ドメインの権威性を確認できる ・ドメイン全体の外部リンク数を確認できる ・Open Site Explorerに移動して詳しいデータを確認できる |
使用回数制限 | なし |
SEO META in 1 CLICK
SEO META in 1 CLICKは、表示中のページで設定されているtitle(タイトル)やmeta description(メタディレクション)、Canonical(カノニカル)といったmeta情報を確認できるGoogle Chromeの拡張機能です。
Chromeにインストールするとアドレスバーにアイコンが表示されるので、meta情報を確認したいページを開いたらそのアイコンをクリックします。すると、そのページの見出しタグや画像、リンク数など、SEO対策をする上で重要とされている要素をすぐに確認できます。
さらに、【Social】の項目をチェックすると、FacebookやTwitterなどのSNS関連の設定がきちんと行われているかを確認できます。OGP設定や画像の設定に漏れがあった場合は、早期発見につながるので便利です。
ツール名 | SEO META in 1 CLICK (エスイーオー メタ イン ワン クリック) |
サービス提供元 | 海外サービス:SEO META DATA in 1 CLICK 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・meta情報を確認できる ・SNS関連の設定状況を確認できる |
使用回数制限 | なし |
Extract People also search phrases in Google
Extract People also search phrases in Googleは、サジェストキーワードを一覧形式で表示させられるChrome拡張機能です。
拡張機能をインストールしてからキーワード検索をすると、検索結果画面の右側にサジェストキーワードの一覧が表示されます。表示されたサジェストキーワードの一覧をドラッグ&コピーして、Exactに貼り付けられるのでキーワード選定にかかる時間を短縮できます。
ツール名 | Extract People also search phrases in Google (エクストラクト ピープル オールソー サーチ フレーゼズ イン グーグル) |
サービス提供元 | 海外サービス:jakdelatseo.cz 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・掛け合わせパターンが自動で作成される ・キャンペーンや広告の構成を作成できる ・マッチタイプを選択して掛け合わせパターンを絞り込める ・調査結果をコピーできる |
使用回数制限 | なし |
META SEO inspector
META SEO inspectorは、タイトルやディスクリプションなどのmeta情報をはじめ、OGPの設定やalt属性漏れなどを確認できるChrome拡張機能です。
Chromeに追加すると専用アイコンが表示されます。調べたいページを表示させて、アイコンをクリックするとそのページに関するmeta情報やOGP設定状況などの詳細が表示されます。
また、HTMLコーディングをしている場合、h1タグの使いすぎや画像にalt属性がないなど、何らかの問題が発生しているときは警告(WARNING)が表示されるようになっています。
ツール名 | META SEO inspector (メタ エスイーオー インスペクター) |
サービス提供元 | 海外サービス:omiod.com 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・meta情報を確認できる ・OGPの設定やalt属性漏れなどを確認できる ・問題点が警告として表示される |
使用回数制限 | なし |
NoFollow
NoFollowは、表示しているページのリンクの中からnofollow属性が付いたものを確認できるChrome拡張機能です。
特定のリンクを検索エンジンに辿らせない、あるいはリンク先にページ評価が受け渡ることを無効化するために設置する属性のことをnofollow属性といいます。
この拡張機能をChromeに追加すると、そのページ内でnofollow属性が付いているリンクが赤い点線枠で囲われて表示されるので、どのリンクがnofollow設定されているのかを一目で確認できます。
ツール名 | NoFollow |
サービス提供元 | 海外サービス:IgorWare 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・nofollow属性が付いたリンクを確認できる ・nofollow対象のリンクは赤い点線枠で囲われる |
使用回数制限 | なし |
Alt & Meta viewer
Alt & Meta viewerは、ページ内の設置されている画像のalt属性や画像のサイズ、meta情報を確認できるChrome拡張機能です。
この拡張機能をChromeに追加すれば、わざわざソースを表示させなくても、alt属性やmeta情報を確認できて非常に便利です。
例えば、Chromeに追加したあとに表示されるアイコンをクリックすると、「画像のAlt表示」「Title Meta表示」という項目が表示されます。「画像のAlt表示」をクリックするとツールチップが表示され、alt属性のmeta情報や画像のサイズを確認できます。
また、「Title Meta表示」をクリックするとtitleタグやmetaタグの詳細が表示され、viewportやOGP設定、Twitterカードなどの情報も確認できるので非常に便利です。
ツール名 | Alt & Meta viewer (オルト アンド メタ ビューアー) |
サービス提供元 | 国内サービス:googflogs.app 日本語版:あり |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・画像のalt属性を確認できる ・画像のサイズを確認できる ・meta情報を確認できる ・viewport/OGP設定/Twitterカードなどの情報を確認できる |
使用回数制限 | なし |
Google Analytics オプトアウト アドオン (by Google)
Google Analytics オプトアウト アドオン (by Google)は、Googleアナリティクスに情報が送信されないようにするChrome拡張機能です。
自社サイトにGoogleアナリティクスを導入している時に、自分がアクセスした分まで1ユーザーとカウントされてしまい、正確なWEBサイト解析ができなくなってしまいます。
そういった時にGoogle Analytics オプトアウト アドオンをChromeに追加すれば、自分のアカウントからアクセスしたデータが無効化され、Googleアナリティクスが情報を取り込まないように設定できます。
ツール名 | Google Analytics オプトアウト アドオン (by Google) |
サービス提供元 | 海外サービス:ga-extension-publishers 日本語版:あり |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・Googleアナリティクスに情報を送信しないよう設定できる ・自分のアカウントからアクセスしたデータを無効化できる ・一回設定すればIPアドレスが変更になっても無効化が続く |
使用回数制限 | なし |
はてなブックマーク
はてなブックマークは、ページのはてブ数やコメントをChrome上で見えるようにするChrome拡張機能です。
拡張機能をインストールするとツールバーにアイコンが表示されて、それをクリックすることではてブ数(ブックマーク数)やコメントなどをすぐに確認できる便利な機能です。
はてなブックマークは、そのページがどのくらい注目を集めているか知れるだけでなく、Google検索エンジンのアルゴリズムに含まれているとされる外部リンクや権威性、信頼性といった指標になっている可能性があるので、SEOの観点からも重要視されています。
ツール名 | はてなブックマーク |
サービス提供元 | 国内サービス:株式会社はてな 日本語版:あり |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・はてなブックマークにおけるブックマーク数を確認できる ・ページに対するコメントを確認できる |
使用回数制限 | なし |
かんたん文字数カウント
かんたん文字数カウントは、その名の通りテキストの文字数を数えるときに使うChrome拡張機能です。
別タブを開かなくてもその場ですぐに文字数をカウントできるので、作業効率を格段にアップさせることができます。
文字数が検索順位に直接的な影響はないとされています。ただ、SEOを意識してGoogleに評価されすいコンテンツを作成しようと思ったら必然的に文字数は増えていき上位表示されやすい傾向にあります。
闇雲に文字数を増やすだけではあまり意味がないので、対策キーワード上位表示されている競合サイトの文字数を、このかんたん文字数カウントという拡張機能を使ってチェックし、その文字数を目安にユーザーにとって有益な中身の濃いコンテンツを作ることを意識することが大切です。
ツール名 | かんたん文字数カウント |
サービス提供元 | 国内サービス:ハイパス株式会社 日本語版サイト:あり |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・テキストの文字数を数えることができる ・プランによって制限が異なる |
使用回数制限 | なし |
Open SEO Stats
Open SEO Statsは、WEBサイトを分析するためのChrome拡張機能です。
海外製ではありますが、インデックス数や外部リンク数、トラフィックランク、タイトルタグやディスクリプションタグなどのmeta情報、ページスピードなど、WEBサイトのあらゆる指標を調べることができます。
これらすべての機能を完全無料で利用でき、はじめての方にも使いやすく分かりやすくなっているので、自社サイトの分析だけでなく、競合サイトのページ分析にも重宝しそうです。
ツール名 | Open SEO Stats(オープン エスイーオー ステータス) |
サービス提供元 | 海外サービス:ChromeFans 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・インデックス数を表示できる ・外部リンク数を確認できる ・トラフィックランクを確認できる ・タイトルタグやディスクリプションタグなどを調査できる ・WEBサイトの表示スピードを確認できる |
使用回数制限 | なし |
Checkbot: SEO, Web Speed & Security Tester
Checkbot: SEO, Web Speed & Security Testerは、指定したサイトのSEOや読み込みスピード、セキュリティを簡単にチェックできるChrome拡張機能です。
使い方はとても簡単で、まずは拡張機能をインストールした上でページを開きます。次に専用のアイコンをクリックして別タブを開き、「Start」ボタンをクリックします。すると、クローリングが始まって検索が完了すると検証結果のサマリーが表示されます。
SEOの検索結果を確認すると、現時点での改善点が提示されます。エラーが生じている部分は数値が赤色で表示されるので、詳細を確認してエラーを修正しましょう。SEOの項目と同様に、読み込みスピードやセキュリティの項目でもエラー箇所を確認できます。
それぞれの項目を確認する作業は非常に手間がかかるので、こういった拡張機能を使ってエラーの確認や修正作業にかかる負担を減らしていきましょう。
ツール名 | Checkbot: SEO, Web Speed & Security Tester (チェックボット エスイーオー ウェブ スピード アンド セキュリティ テスター) |
サービス提供元 | 海外サービス:Checkbot 日本語版:なし |
利用価格 | 無料 |
登録・ログイン要否 | 登録:不要 ログイン:不要 |
主要機能 | ・指定したサイトのSEOの検証ができる ・WEBサイトの読み込みスピードを確認できる ・セキュリティの状態を確認できる ・WEBサイト内のエラーを確認できる |
使用回数制限 | なし |
まとめ
今回紹介したSEO対策に役立つChrome拡張機能12選は、どれもSEO対策の手間を省き、作業効率を劇的にアップさせられる便利なものばかりで、使い方が簡単なのでSEO初心者の方でもすぐに作業を始められるのも大きな魅力です。
「SEO対策といっても何から手をつけたら良いのか分からない」といった方には特にこのような便利なChrome拡張機能の導入をおすすめします。
以上、SEO対策に使えるおすすめのGoogle Chrome拡張機能12選についての解説でした。
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