ランクインまでの流れ
お客様側でも過去に契約した複数のSEO会社から購入したスパムリンクが残っていること、スパムリンクが原因で検索エンジンから低評価を受けランキングが上がらないことを認識していました。
被リンクの設置をおこなったSEO会社に被リンク削除の依頼をしようとしたが、SEO会社が存在していないため、自分でリンクの否認作業を行ったが順位は改善されなかったそうです。正しく「リンク否認」「再審査リクエスト」ができているかどうか分からないので、否認を含めて順位改善をして欲しいとご依頼がありました。
Googleサーチコンソールから確認したところ、「手動による対策」に通知はありませんでしたが、SEO会社が貼ったと思われるリンクが確認できました。(Googleサーチコンソール上からはリンク否認が成功していたかどうかは不明)
▼ スパムリンクの判断はGoogleのガイドラインに記載のある以下に照らし合わせて判断し否認申請をおこないました。
その上で削除した方が良いと思ったリンクは以下のようなサイトです。
【SEO 会社が貼ったと思われる外部リンク例】
リンクの否認作業を行い様子を数週間見ましたが順位変動はありませんでした。
※おそらく過去リンク否認を行ったものが成功していたと考えられます。
サイト自体に大きな問題はなく、インデックス数、コンテンツの量、コンテンツの独自性、表示速度、htmlタグなどは競合サイトよりも勝っている状態でしたが、内部リンクの設定に改善点があったため「パンくずリストの設置」「フッターにカテゴリーごとのリンクを設置」を実行したところ
20日後に順位が動き、33位まで順位が上昇しました。
内部リンクの改善後、それ以上の順位変動が無かったため、外部リンクの否認をしたことでリンクの評価が0になっていると仮説を立て、再度外部対策を取り組む必要があるとお客様に説明をしました。過去に失敗をしているので外部対策はやらない方針といわれましたが、分析データをもとに説明をおこない外部対策が必要だとご理解いただき施策をおこなうことになりました。
約3ヵ月かけて外部対策をおこなった結果、外部対策開始後
30日目には19位、60日目には12位、74日目に8位にランクインすることができました。
今後の施策について
順位は5位前後で安定しているため、今後は外部リンクを増やさずに各メーカーの製品ページのコンテンツの強化、TOPぺージのリニューアルをおこないWebサイトの評価を高めて順位を維持していく予定です。